【ベルリン観光】幻想的なステンドグラスのカイザー・ヴィルヘルム記念教会、当時の華やかさを残すシャルロッテンブルク宮殿へ

西ベルリンの中心地となっているのが動物園駅(ツォー駅)周辺に広がるショッピングストリート「クーダム」。ぷくおはツォー駅近くの、戦争の記憶を今に伝える教会「カイザー・ヴィルヘルム記念教会」と、ベルリン市内にある宮殿「シャルロッテンブルク宮殿」に行ってきました。

カイザー・ヴィルヘルム記念教会

こちらの教会はヴィルヘルム1世によるドイツ統一を記念して1895年に建てられた教会。ですが、今となっては第二次世界大戦で破壊されたままの姿を保存している教会として有名。

ツォー駅を降りると道の向こうに早くもヴィルヘルム記念教会が見えてきます。尖塔の上部が崩れ落ちたままで異様な雰囲気を醸し出しています。

近づくと、手前には無機質な建物と、仰々しいバリケードが待ち構えています。こちらのバリケードは、2016年のクリスマスの時期にここで開かれていたクリスマスマーケットに大型トラックが突っ込むテロが発生したことによるもの。この事件で容疑者含めて死者12名、負傷者56名もの死傷者が発生。今もなお献花は続いていて、トラックが止まったあたりを示す線も引かれていました。

元々はかなり大きい教会だったそうですが、今となっては鐘楼部分を残すのみ…   写真左側の建築中の建物の中に、落ちてしまった鐘を収める計画だそうです。

昔は大きなステンドグラスが埋め込まれていたであろう空間がぽっかりと空いたまま。

そんな旧鐘楼の建物の中はこんな感じ。天井は修復された跡が残りますが、その上の空間は見えないため、こんな教会もあるかなと行った感じ。中から見るより外から見る方が迫力があります。

こちらの教会のもう一つの目玉は何と言っても、先ほど無機質な建物と紹介した所の内部。外からはよく分かりませんでしたが、実は青いステンドグラスが大量にはめ込まれていて幻想的な空間となっています。

こちらのステンドグラスは2万以上のガラス窓を組み合わせて制作。

数々の教会を訪れましたが、本当に幻想的な空間で心が落ち着きました。

そんな新教会を設計したのはエゴン・アイアーマン。彼の建築には必ずサインが残っているそうですが、この新教会のステンドグラスにもEiのサインが。場所は祭壇向かって右側の方に残っていますよ。

新教会堂内には絵が1枚だけ展示されています。そちらがこのスターリングラードの聖母。これはドイツ人兵のクルト・ロイバーが戦時下のスターリングラードで、妻とまだ見ぬお腹の中にいた子を地図の裏に描いたもので、本人は収容所で病死したものの、この聖母像は最後の手紙と一緒に息子のもとにもたらされたとのこと。なんとも悲しい話で、街全体で戦争の悲惨さを伝えてくるようです。

カイザー・ヴィルヘルム記念教会

  • 名称:カイザー・ヴィルヘルム記念教会-KaiserWilhelm Memorial Church-
  • 住所:Breitscheidplatz
  • 開館時間:9時〜19時
  • 入場料:無料

シャルロッテンブルク宮殿

初代プロイセン国王フリードリヒ1世が妻のシャルロッテのために建てたシャルロッテンブルク宮殿。ベルリン近郊の宮殿としてはポツダムにあるサンスーシ宮殿が有名ですが、そこまで行く時間はなかったためベルリン市内のシャルロッテンブルク宮殿に行ってみました。

堂々とした佇まいのシャルロッテンブルク宮殿。宮殿にはこの写真の部分の旧城と増設されフリードリヒ大王が住んだ新翼、宝物庫、パビリオン、霊殿など多数の見所があります。

今回は時間がないので旧城のみ見学することに。入場料を支払った後、オーディオガイドを受け取るのですが、こちらでは日本語版ガイドもあるので各部屋ごとにしっかりと説明を聞くことができます。ちなみに昔は写真撮影は別料金だったのが、値上げとともに入場料に含まれるようになったとのことで、気兼ねなく撮影が可能に。

こちらは緑の控えの間。庭の緑を鏡で室内に取り入れているのが特徴的。

アジア柄の陶磁器がいたるところに飾られていて、当時いかに中国をはじめとする陶磁器が貴重だったのかが想像できますね。

オーディオガイドでは、部屋の役割となぜその部屋にこの天井画が描かれているのか。といった細かい点まで説明してくれ、理解が深まります。

こちらは有名な磁器の間。壁一面のアジア産陶磁器とそれを写す鏡が圧巻です。が、なんだか西洋の宮殿にいるとは思えない雰囲気で、まるでどこか日本国内の陶器の町のお店に紛れ込んだような気がしなくもないです(笑)

宮殿の中には教会も。ちょうど陽が差して幻想的でした。

時間がなかったため新翼や庭園が見られず、旧城の見学場所は思ったよりコンパクトだったのが残念ですが、当時の流行や芸術がほぼそのままの姿で見られて満足でした。

営業時間・アクセスなど

  • 住所:Spandauer Damm 10-22
  • 営業時間:10:00〜17:30(11〜3月は16時30分まで)
  • 定休日:火曜日
  • 入場料:17€(学生13€)

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