早くも半年が経過したメルセデスベンツのEV「EQB250」。
EQBは66.5kWhのバッテリーを待ち、WLTCモードでの航続距離は520kmをうたっていますが、エンジン車の燃費がカタログ値になかなか届かないのと同様、EVでもなかなか100%充電で520km(約7.8km/kWh)という航続可能距離は見ることができません。
特に買ってからの半年は冬だったこともあり、ちょっと近くのスーパーに買い物。なんて時には3km/kWhということもしばしば。
12月にキャンプに行った時は、高速と空いている田舎のバイパスという理想的な環境でも5.8km/kWh程度で、これだとバッテリーをフルに使っても380km程度しか走れません。
結局、ちょい乗り(数キロ程度)で3〜4、千葉県北西部の渋滞ばかりの交通環境をメインで4〜5、遠出で5〜6km/kWhというのが、この半年間乗った実感でした。
ところが、ここ最近はちょっと近場に行っただけなのに5km/kWhという燃費が出ることも増えてきました。
そして今日、千葉は気温22℃まで上がったのですが、そんななか家族で酒々井のアウトレットに行った際は、高速を80km程度でゆっくりと走るという燃費の出やすい速度だったこともありますが、往復して80km弱を走行して、なんと7km/kWhという燃費が出ました!
気温差を考えると冬よりも夏の方がエアコンの電力消費量は少ないらしいので、これなら結構遠出でも耐えられそうです。
また、普段は目的地に充電器を設定しないままで充電を行うことが多い(=車載コンピュータによるバッテリー温度の最適化が行えていない)のですが、そうすると90kwW出力の急速充電器でも40kWちょっとしか出力が上がらないことが多かったのですが、気温上昇でこれも好転している可能性もありそうですね。
もともと火力発電メインの日本ではEVによる環境へのインパクトはハイブリッド車と大差ないか、下手すると負けるうえに、最近では世界的な逆風もニュースになっていますが、0発進で最大トルクを発揮するモーターの特性はとても乗りやすいので、そのわあたりもう少し見直されても良いんじゃないかな?と思います。
コメントを残す