ちょっと時間が空いたので、ベルリン市内、ポツダム広場近くにある絵画館に行ってきました。ここは世界屈指のコレクションを誇る巨大美術館。全収蔵数約2700点、常設展示数約1400点ということで、フェルメールの「真珠の首飾りの女」が展示されている他、ブリューゲル、ルーベンス、ラファエロ、ゴヤ、ボッティチェリなどの13〜18世紀のヨーロッパ絵画の傑作が目白押しとのこと。
いま改めて調べてみると、絵画館は文化フォーラムという工芸美術館、図書館、映画館などと一体になった文化フォーラムの一角を成しているということで、ポツダム広場側から入場するのが正解のようです。
が、ぷくおは西ベルリン方面にいたことから、バスでアクセスしたためにこんな殺風景な街路から美術館に入ることになりました。
裏口だけあって、本当に世界屈指の美術館!?と思うような入り口でした。
裏口入場となりましたが、スムーズにチケット売り場にたどり着きます。10€支払ってチケットを購入し、バッグ類は1階下のクロークに預けます(1€コインまたは2€コインでロック。取り出し時にコイン返却)。
いよいよ入場。世界屈指のコレクションを誇るというだけあって、果てしない数の絵画が飾られています。
宗教画、肖像画、風景画など多数飾られていますが、またしても時間がないのでとにかく真珠の首飾りの女を探します。
日本人=真珠の首飾りの女。なのか、途中で学芸員さんが(確か)17番の部屋に飾られているよと教えてくれました。日本人はこれしか目的に来ていないんだな。と少し残念な気持ちにもなりますが、とにかく時間がないので教えられた部屋に向かいます。
すると、ありました! こちらが真珠の首飾りの女(ヨハネス・フェルーメール作)。左下の暗い部分と、上部の柔らかい明かりとの対比がとても自然で見とれてしまいます。黄色いアーミンと呼ばれる毛皮のコートの柔らかい質感や、真珠の細やかさなども綺麗ですが、その女性が見つめる鏡の丁寧な描き込みなど、いくらでも眺められそうでした。
とはいえ時間がないぷくお。各部屋を足早に駆け抜けながら気に入った作品を少し眺める。という感じで鑑賞していきます(もったいない…)
こちらはアントニオ ジョバンニのヴェネチアのサンタマリアデッラサルーテ教会。
ボッティチェリのビーナス。
教科書で見るような絵画が多数飾られている絵画館。ヨーロッパ絵画好きのぷくおとしては、もっと時間をかけて鑑賞したいというのが本音。足早に駆け抜けてしまい、学芸員さんに変な目で見られていたと思いますが、またいつかリベンジしにいきたいと思います。
絵画館
- 住所:Matthäikirchplatz 10785 Berlin
- 営業時間:10時〜18時(木曜は22時まで。また土・日は11時から)
- 定休日:月曜日
- 入場料:10€ 学生5€
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