当ブログの隠れ人気コンテンツ?でもある、短時間旅行シリーズ。
今回の舞台は熊本。
熊本への出張で、仕事を終えた翌日が移動日ということで1日だけフリーの時間ができました。今回の制限時間は約5時間。朝8時のレンタカー屋オープンから13時頃に熊本空港のレンタカー屋に返却するまでの間を使い、ずっと行きたかった場所を回ってきました。
目次
朝7時、いよいよホテルを出発し短時間旅行へ
宿泊したのは、通町筋にあるOMO5熊本。星野リゾートが展開する都市観光ホテルブランド「OMO」の1つで、デザイン性とサービスの両方を兼ね備えた施設なのだとか。
こちらのホテルはまた今度ご紹介する予定ですが、熊本城が一望できる立地で便利な場所ですが、繁華街中心地から離れた場所にある熊本駅までは約2.7km。
当初は少し遠回りになりますが、熊本城を見ながら歩いて熊本駅まで行く予定でしたが、ホテルを出た瞬間、目の前にレトロな路面電車が来たので、そのまま乗車。

おかげで予定よりも早く熊本駅に着いてしまったので、駅中のお店を少し散策したりしてレンタカーのオープンを待ちます。
8時、ドライブスタート
今回車を借りたのはニッポンレンタカー熊本駅前店。事前に見ていた時は5,000円ほどで借りられるヤリスクラスの車があったのですが、最終的にフリー時間が確定してドライブができることがわかった時点では、その上のカローラクラスになってしまってちょっと残念。
また、せっかくの風光明媚な道が数多くある熊本周辺なので、マツダ・ロードスターのレンタカーを借りようと思ったのですが、ロードスターを扱っている中央リースレンタカーに電話してみたところ、2日前だと車は空いていても(借り出し時に保管している)空港店から熊本駅前店への移動は間に合わないということだったので、次回チャンスがあれば早めに借りたいところです。ちなみに、ロードスターであれば6時間借りると2.3万円程度でした。
話を戻しますが、レンタカー屋では事前の予約時に保険等の設定も済ませているためスムーズに貸し出してもらえました。
ミラーやシートを合わせ、いよいよ最初の目的地へ向かいます。
9:07 第1目的地到着
まず向かったのは通潤橋(つうじゅんきょう)。
通潤橋は上益城郡山都町にある、江戸時代の嘉永7年(1854年)に作られた水路橋。ここは中学校の教科書で見た時からずっと訪れてみたかったのですが、なかなか行く機会がなかったのでぜひ行ってみたい場所ということでチョイスしました。
阿蘇の外輪山の南側という、かなり不便そうな場所でしたが、いまは九州中央自動車道が通潤橋のある山都町まで開通しているので、熊本市郊外の御船ICからわずか30分ほどで到着してしまいました。
通潤橋近くの「通潤橋ミエルテラス」近くの駐車場に車を停めると、千枚田と五老ヶ滝川の先にあの通潤橋が見えてテンションが上がります。

もっと近くで見たい!と思ったのですが、なんとこの通潤橋ミエルテラスやその先は工事中で立ち入り禁止…
橋のすぐ近くまで行けなかったのは残念でしたし、本当であれば橋中央から水が噴き出る放水日に訪れたかったですが、それでも石造りのアーチ橋のスケールは十分伝わってきて、ずっと行きたかった場所に来られて感慨深かったです。

工事で近くまで行けなかった代わりに得られたのは時間。少し駐車場を歩いて自分なりにじっくりと見たつもりでしたが、あとで写真データを見返したら滞在時間はわずか5分程度(笑)
おかげでこの後の行程が少し楽になりました。
10:00 第2目的地へ到着
続いての目的地は熊本県を離れて、お隣の宮崎県の高千穂峡。
阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流を五ヶ瀬川が侵食して作られた日本を代表する景勝地で、この高千穂は日本神話ゆかりの地でもありますね。
「多方面からアクセス可能」と高千穂町観光協会に書かれていますが、近郊の空港からは軒並み2時間ほどかかるという、飛行機を使って来訪する人にとってはなかなか行きにくい場所。

とにかく遠方ということもあって、今回はなんとしても訪れたかったところ。
通潤橋から高千穂峡へは国道218号を使って50分ほど。先ほどまでの高速道路は現在延伸が計画されている段階で、若干千葉の片田舎のような、神話の地に向かうような、そんな国道を進んでいきます。
高千穂峡にはいくつかの無料/有料駐車場がありますが、今回は時間がないため高千穂峡最寄りの第1御塩井(おしおい)駐車場に向かいます(1,000円)。

高千穂大橋をすぎて駐車場に向かう道は一気に渓谷へ降りる九十九折りの道になっているのですが、時々見える対岸の崖はけっこうダイナミックで期待が高まります。
駐車場には10時頃到着したのですが、待ち時間なしで停められてラッキーでした。ただ、貸ボートは1時間〜1時間半待ちということでしたので、ボートからの景色を楽しみたい!という方は時間に余裕を持った行程が必要ですね。

▲ ボートから見上げる真名井の滝は迫力満点(高千穂町観光協会)
残念ながらボートには乗れませんでしたが、遊歩道から見下ろす景色も迫力がありましたし、ちょうど午前中だったのでボート乗り場方面から日差しが入ってきて綺麗でした。

また、周辺には7ツカ池やおのころ池、鬼八の力石などもあって気持ちの良い散策ができます。

▲ 高千穂町観光協会
高千穂峡は写真で見ると綺麗だけど、実際に行ったら「しょぼかった」という話も聞いたことがあったのですが、実際に行ってみると、切り立った柱状節理の岩壁が作る異世界感がすごくて良かったです。
もともと、約27万年前、14万年前、12万年前、9万年前の4回にわたる阿蘇火山活動による火砕流が冷え固まり、その後、川などの侵食によって出来上がった渓谷で、その雄大な歴史が作った景色はなんとなくグランドキャニオンを連想させました。
そんな高千穂。勝手に日本神話ゆかりの地=秘境。なんて思っていたのですが、実際には熊本と宮崎(延岡)を結ぶ幹線で、車の往来が多いことにびっくり。また、町も周囲は山に囲まれているものの、明るく開放感のある場所で、わずかな滞在でしたが居心地が良い場所でした。
10:28 第3目的地へ
高千穂峡は貸ボートこそ乗れませんでしたが、鬼八の力石のちょっと先まで散策し、おのころ池などもゆっくり見たつもりでしたが、一人旅はやはり時間を持て余し気味で、予定よりもまたも早く駐車場へ戻ってきてしまいました。
そこで、急遽行くことにしたのが高千穂峡のすぐ近くにある高千穂神社。
高千穂神社は駐車場からわずか5分程度の場所にある神社ですが、約1900年前の垂仁(すいにん)天皇時代に創建された、高千穂郷八十八社の総社。

境内には立派な杉の大木や、鎌倉時代に源頼朝が奉納したという鉄造狛犬を見たりしつつ、厳かな空気の中参拝してきました。九州の神話の地で馴染みのある鎌倉と繋がりがあることに歴史の面白さを感じさせますね。

高千穂。神話。とくれば本当は「天照大御神様が隠れた天岩戸と呼ばれる洞窟」を御神体とする天岩戸神社にも訪れてみたかったのですが、さすがに時間が足りず今回は見送りに。
きっとこのあたりは星空も綺麗でしょうから、いつか宿泊してゆっくりと見てまわりたいものですね。
11:54 第4目的地到着
さて、高千穂を後にして再び熊本へ戻ります。次の目的地は阿蘇山。
高千穂から国道325号で南阿蘇へ向かいます。道沿いにどんどんと標高を稼いでいくとループ橋があり、すぐそばに高千穂を一望できる駐車場もあったのですが、時間の関係で残念ながらパス。
さらに阿蘇に向かっていくと、高森町に抜けるトンネルと、目の前に雄大な阿蘇山を含むカルデラの絶景が飛び込んできます。さすがにこの雄大な景色には心を奪われたこと、時間の都合で大観峰には行けないことから、ちょっとだけ阿蘇くじゅう国立公園高森展望所に車を停めて景色を堪能しました。

▲ 高森展望所から見た迫力ある阿蘇山
展望台を後にして、さらに国道325号を北西に進むと、阿蘇山へ向かう道に分かれます。
ここから一気に標高が上がり、最後にトンネルを抜けると、その先は別世界のような火山の景色に。
阿蘇山は、以前の出張時に飛行機の機内から見て、いつか行ってみたいと思っていた場所だったのですが、今回ようやく訪問することができました。
阿蘇山といえば大迫力の火口そばまで見学路があるのが特徴ですが、火口周辺は先日のヘリ事故の影響で立入禁止。その手前の阿蘇山上ターミナルに車を停め、そこから噴煙を感じることはできました。

ですが、つい先日犠牲になった方が出たこと。さらに言えばそのヘリコプターは乗ってみたいと思ってホームページを調べていたこともあって、しっかりと犠牲者の方々に黙祷を捧げてきました。
12:05 草千里展望所に到着

阿蘇パノラマラインを少し進んで、草千里ヶ浜駐車場へ。ここは草千里の場所よりも少し標高が高いおかげで、草千里だけでなく阿蘇中岳火口方面のほか、行ってみたかった大観峰方面の雄大な景色も一望できて良い場所でした。
12:55 阿蘇くまもと空港へ到着
草千里を出発したらあとは空港へ向かうだけ。ではありますが、道中にはお椀を伏せたような米塚や、渓谷の景色が楽しめる新阿蘇大橋なんかもあって阿蘇の迫力ある地形を引き続き感じられます。
レンタカーは13時半まで借りていましたが、自分の中のタイムリミットであった13時より10分早くレンタカー空港店へ到着(もちろんその手前のガソリンスタンドで満タン返し)。
熊本空港は、お土産屋や飲食店が保安検査を過ぎた先に集中しているという面白い作り。そのおかげで、たくさん買ったお土産と手荷物で保安検査がスムーズで便利で良い構造だと思いました。
保安検査を過ぎた先には多くのお土産屋や飲食店が集まっていたので色々と目移りしてしまいます。最終的に、明太子じゃがりこや肥後五十四万石、武者返し、いちご大福などのお土産を買い、最後に桂花ラーメンを食べ、ちょっとだけラウンジで休憩して搭乗時間を迎えました。

朝8時から約5時間のドライブでしたが、今回のプチドライブもさまざまな景色を見ることができて大満足でした。懸念されていた天気(2日前まで雨。前日には曇り。)も、多少雲は出ていたものの晴れといって差し支えない天気だったので本当に恵まれました。
今回は時間の関係で行けなかったところもまだ多くあるので、またいつか再訪してみたいと思います。





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