Amazon Musicが大規模リニューアル! でもこれならSpotifyでいいような…

11月1日夜にAmazon Musicが大幅リニューアルを実施し、プライム会員であれば追加料金なしで、1億曲以上の楽曲をシャッフルモードで聴き放題となりました!

今までは200万曲だったので大幅に拡充され、月額880円の「Amazon Music Unlimited」会員とほぼ同じ曲数を再生できるようになりました。

また、16年ぶりのアルバムが12月にリリースされることを発表したロックバンド、ELLEGARDENの最新シングル「Strawberry Margarita」や、11月11日(金)0:00よりAmazon Musicで全世界独占配信が予定されているトリビュートアルバム「ELLEGARDEN TRIBUTE(Amazon Original)」などのニューリリースに加え、新たに独占配信を予定している5本の番組をはじめとする人気のポッドキャストを楽しむことが出来るようになると、一見良いことづくめかと思っていたのですが、実際に使ってみるとAmazon Musicを使いたくないなと思えてしまう内容でした。

改悪だと思ったところ

昔はSpotifyの有料会員だったこともありましたが、結局有料会員であっても自分なりのプレイリストを作ることもなくながら聴きメインだったこともあり、いまは無料Spotifyで主に楽しんでいます。

そんな中で時折困るのがシャッフル機能。ジャズやクラシックなどではそのアルバムの曲順通りに再生したいわけですが、無料Spotifyでは当然それができなかったため、Amazonミュージックであれば曲数は少ないものの順番通りに聴くことができて重宝していました。

ところが、今回のリニューアルで全曲シャッフルされ、さらに意味不明なのがアーティスト名で検索して、再生してると早い段階から他アーティストの曲も混じって再生されてしまいます(しかも、まさかの新品のスピーカーなどが早く本来の調子が出るようにするためのノイズなんてものまで再生されてしまいました)。

Spotifyであれば、一通りプレイリストが再生されてから似たようなアーティストの曲が流れたのでまだ理解できるのですが、早い段階から他アーティストの曲が流れてしまうのであればもはや検索してアーティストやプレイリストを指定する意味がありません。

さらに、今までは出来ていたダウンロードも不可となり、さっと音楽を楽しみたい時や飛行機内で利用するといったことが出来なくなりました(国内線なら無料でフライト中でもインターネットが使えるようになっていますが)。

他にも、曲のスキップ回数に制限があるがそのルールが不明であったり、今までできていた曲の早送りが出来なくなるなど、Spotifyと併用することで便利に使えていたものが軒並み利用不可となってしまいました。

唯一広告だけはまだ挿入されないようですが、個人的にはSpotifyでも広告をそれほど邪魔だと思っていなかったので、今回のリニューアルは改悪にしか思えません。

少なくとも、今までの200万曲だけでも以前同様の利用が可能にならない限りAmazonミュージックを使う必要性は無いなと感じてしまいました。

プライム会員の数多くある中の1サービスですが、なんとも残念なリニューアルだというのが正直なところ。リニューアルされたばかりですが、少しでも以前の体験が出来るように戻ってほしいですね。

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