アメリカ・ニューヨークに行った際に訪れたのが、Peter Luger Steak House(ピータールーガー・ステーキハウス)という名店中の名店と言われるステーキハウス(日本にも出店しているウルフギャングのオーナーなども務めていたお店)。
ここのステーキを食べて以降、日本で美味しいと言われている霜降り肉ではなく、赤身肉の美味しさに取り憑かれてしまいました。
そんな中、コストコに行くたびにいつも気になっていたのが牛肉コーナー。
コストコの精肉コーナーには、美味しそうなサシの入った和牛も売られていますが、当然ながらアメリカから輸入された牛肉も売られています。
購入したお肉について
コストコの牛肉には大きく分けて4つの格付けがされています。
上から順に
- PRIME(プライム)
- CHOICE(チョイス)
- Select(セレクト)
- Standard(スタンダード)
となっています。
今回初めて購入したのは、上から2つ目のチョイスグレードのヒレステーキ。
せっかくならプライムのステーキを食べたかったのですが、残念ながら売られていなかったのでチョイスを選択。
正味量812gで3枚のお肉が入って税込6,480円というお値段でした。
調理開始
チョイスグレードとはいえ、きっと旨味のあるお肉だろうと想像し、塩は焼く直前に振ることに決定(普通は30分ぐらい前に塩を振ると余計な水分が抜けて美味しさUP)。
お肉の厚みが3cmほどありそうなので、まずは焼く1時間ほど前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておきます。
塩を少し多めに振りかけた後、強火で熱したフライパンに牛脂を入れ、側面の脂身を焼いていきます。
お皿に持った時に上になる面を先に焼いていくのですが、お肉を投入した後はすぐに弱火にし、綺麗に焼き色をつけていきます。
焼き色がついたらひっくり返し、お肉の中にじんわりと火を通していきます。
とにかくじんわりと火が通ることをイメージしながら、ムラができないように向きを変えたりしました。
トングや菜箸でお肉を押してみたときに、ある程度硬くなってきたので中まで火が通ったようです。
念の為、料理用温度計でお肉の温度を測ってみると70度と表示されたので、滅菌目安の63度を超え、目標としていたミディアムレアに近づいたと判断し、最後に胡椒を振ってからフライパンからお肉を下ろします(最後に胡椒をかけた方が焦げずに風味が生きる)。
実食
こちらが焼きあがったお肉。
早速ナイフを入れてみると、サーロインステーキではあり得ず、ヒレ肉でもなかなかお目にかかれないほど、ふわっとナイフが入っていきます。
お肉の断面は狙っていた通りのミディアムレア。
こちらは厚い方のお肉で、気持ち薄い方のお肉はぷくお妻の好きなミディアムあたりの火の通り方となっていました。
肝心の味ですが、お肉らしい赤身の旨味が凝縮されているのにふんわり柔らかい、今までに食べたことのないような食感のお肉でした。
写真ではソースがかかっていませんが、市販のステーキソース、塩、ポン酢と様々な調味料で味の変化を楽しみながら完食。
ここまで厚いお肉を焼いたのは初めてでしたが、とにかく低温調理を行なっているように弱火で時間をかけて火を通していけばうまく焼けるというのが分かりました。
今度はヒレではなく、サーロインステーキも味わってみたいと思います。
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