新年は伊勢海老の鉄板焼きとシャトージンコのワインで乾杯

年末に届いた3匹の伊勢海老。色々と予定が立て込んでいたので、生きている伊勢海老をちょっと勿体無いとは思いつつも、氷の浮かんだ冷水で締めてから濡れた新聞紙と3重のサランラップでぐるぐる巻きにして家庭用冷蔵庫の急速冷凍室で冷凍保存していました。

掃除と年賀状で追われた年末が過ぎ去り、少し平穏となった新年になったので伊勢海老さんを食べることに。

まずは冷凍した伊勢海老を解凍する必要があるのですが、調べてみると伊勢海老は冷蔵庫内でゆっくり解凍すると味は変わらないものの、色が黒く変色することがあるので流水解凍するのが正しいのだそう。

凍えるほど冷たい凍った新聞紙を取り外し、バットの中に伊勢海老を並べて水で急速解凍していきます。こちらがだいぶ解凍が進んだ伊勢海老ですが、こうしてみるとまるで生きているかのよう。

およそ30分弱で解凍が終わり、いよいよ伊勢海老の調理を進めていきます。今回は伊勢海老本来の味わいを楽しみたいということで、海老を縦に半分にし、鉄板焼きを行いたいと思います。

目指すはこちらのレシピ。

硬い殻に覆われている伊勢海老を半分にするのがまず最大の難関。本来は怪我防止のために尖った部分を先にキッチンバサミで切り落としておき、さらに軍手をはめて作業を行うのがセオリーのようですが、ついついそれら作業を忘れて素手で進めた結果、指3本に軽い負傷を負いました(汗

まず包丁で伊勢海老に挑んでみますが、三徳包丁ではびくともしません。実はキッチンバサミで行った方がはるかにやりやすいという話を聞き、まずは胴体の背中(上)側にハサミを入れ、ジョキジョキと殻を切っていきます。

尻尾の節目が特に硬くて苦労しましたが、殻を縦方向に一周切ることができたので、続いて殻の間から包丁を入れ、身を半分にすることに成功。

あとはシェフの教えの通り、内臓を取り除き、一度冷凍したので尻尾の身を指で殻からある程度引き剥がし、味噌の部分を別皿に移し、鉄板へgo。とはいえ当然家には動画のような鉄板はないので、鉄でできたタークフライパンで代用します。

シェフの教えでは、海老味噌はバターと白ワインで味付けするとのことでしたので、去年買っていた日本人初のボルドー女性醸造家が手掛けるワイン「シャトー ジンコ」のボルドー白ワインの銘醸地グラーヴにあるワイナリーと提携し、百合草氏の完全監修によって造られるバリューワイン「ジー・バイ・ユリグサ ブラン」を開封。

伊勢海老は3切れをタークフライパンで教えの通り。残り3切れは魚焼きグリルで焼きましたが、魚焼きグリルだと直火になるため殻が劣化してしまうので、鉄板焼きで食べる方が美味しくできました。

いい白ワインで味付けした味噌は濃厚な甘さで、伊勢海老の肉厚のぷりぷりした身と相性抜群。また初めて飲んだジーバイユリグサは、少し辛口の柑橘系の味わいだったので、甘い伊勢海老とセットだとこれもまた清々しい美味しさでかなり美味しかったです。

さらに、写真には撮っていませんがメインのすき焼きとセットにしたのがカリフォルニアのDRCという噂のCALERA社の広域ブドウワイン「カレラ ピノノワール セントラル コースト」。

これもセールの時に2本購入していたのですが、開栓後1時間近く経ってからベリー系の芳醇な香りが湧き上がってきて、1年ほど前に飲んだD.R.Cのラターシュを彷彿とさせてくれます。

【ロマネコンティ「ラ・ターシュ」】わずか50mlを人生一丁寧に味わってきました!

カレラのスタンダードとなるワインでこの美味しさなら、上級ワインはどんな味わいなのかぜひ試してみたいところ。

ちょっと脱線しましたが、伊勢海老、すき焼き、ジーバイユリグサブラン、カレラ セントラルコーストと、華やかなスタートとなりました。

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