もう買えないと思ったベルマン・タンブラー。奇跡的に在庫を発見し、ついに入手することができました!

心地よいグラス探しに熱が入った結果、入手したいのはスウェーデンにあるSKRUF(スクルーフ)社でインゲヤード・ローマン氏がデザインしたBellman (ベルマン)というシリーズのタンブラーということになったのが前回のお話。

最近Bellmanのグラスが気になって仕方がない

ですがこちらのベルマンは既に生産終了となっていて、scopeさんはもちろん「おつかれさまアイテム」に位置付けられ、さらに「販売終了した商品のため、入荷の予定はございません。」の一言が記されています。

海外ebayも含めて色々と探した結果、見つけたのが吉祥寺に店舗を構える「OUTBOUND」さん。

最初は実店舗を構えているとは思わず、詐欺サイトだったらどうしよう。と思っていました。調べてみたら吉祥寺のOUTBOUNDと代々木上原に「Roundabout」の2店舗を構え、さらに魅力的な商品を扱うお店でした^^;

こちらにベルマン タンブラーが「在庫あり」になっていたので、すぐに2個カートに入れようとしたところ、数量「1」から追加できません。

もしかして個数制限?なんて思いながら決済を済ませ、改めて商品ページを覗いたところ「完売」となっていました。どうやら奇跡的に残っていた1つだったようです。

ついにベルマンが到着!

注文したのが定休日ということもあり、翌日には出荷案内が、注文から翌々日に手元に商品が届きました。

また何か買ったの?僕のものは買ってくれてないのに。とでも言いたげなペットのアルト。

アルトの視線を無視しながら開梱していきます。

厳重な梱包の中についにグラスが入っていると思しき包みが登場(実際にはさらに2重梱包がされていました)。また直筆のメッセージカードも入っていました。いいお店で購入できたので、外出自粛生活があけて時間ができたらお店にも行ってみたいと思います。

厳重な梱包の中からついにベルマン タンブラーが登場! 写真が下手なのでうまく表現できていませんが、一見していいものだというオーラを放っています。

グラスの底にはポンテと呼ばれる吹き棒をはずした丸いざらっとした跡とデザイナーのカットサインが刻まれています。

照明に近づけると、ハンドメイドならではの揺らぎが見えます。だけど全体的にとても滑らかで、どうやって作ったのだろうと想像が掻き立てられてきます。

ベルマンで最初に飲むならこの1杯!

もう追加で購入することも難しいと思われるベルマンを苦労して購入したぷくお最初の1杯を何にするか考えた結果、昨年初夏に仕込んだ梅酒を飲むことにしました。

ぷくお。初めて手作り梅酒に挑戦。

ぷくおが梅酒作りに挑戦していたことを覚えている方は立派なぷくおマニア(ありがとうございます!)。自宅でお酒を飲む機会が減っていたことと、しっかり漬け込みたいという2つの思いから、結局ほぼ1年未開封となっていました。

こちらがほぼ1年経過した梅酒。

いい感じの色に仕上がってきています。

最初の一杯はストレートで飲みたかったので、これぐらいの量で我慢。これだけ見たらその辺のスーパーで売っているグラスに梅酒を注いだだけに見えなくもないですね(笑)

初めてベルマンで飲む、初めて自分で作った梅酒はというと、やはりお酒を飲むにはこのタンブラーは適さなかったというのが正直なところ。肝心の梅酒の味ですが、お店で買うのとは違ってホワイトリカーの味わいが強く、もっと漬け込んでおきたいと思いました。

飲んでいる途中で梅酒をウルティマツーレにチェンジ。強めのお酒はこういったグラスの方が適していますね。

というわけで、気を取り直してベルマンにはお水を入れてみました。もう何もいう必要がないくらいシンプルなグラスと、混じりっけなしの水。なのですが、グラスの透明感とハンドメイドならではの微妙なガラスの揺らぎ。そしてシンプルな中にもしっかりと口当たりを考慮して?もしくは強度を上げるため?にデザインされた縁の処理。さらに適度な重み(実測163g)が組み合わさって、とても優しい口当たりでした。

多分こんな値段を出して分かりやすい派手さが無いベルマンを購入しようという人は少ないのかもしれない(生産終了してるぐらいですから)のでしょうが、なんとも自然でつかい心地の良いグラスが購入できて幸せでした。

本当なら同時に2個、3個を買いたかったのですがそれも叶わず。なので今度このベルマンと同じように心地よく使えそうなグラスを探してみたいと思います。

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