コストコ季節限定(?)のTボーンステーキをようやく食べてみた

コストコに行くたびに買いたくなるのがアメリカンなステーキ肉。アメリカらしい厚みのある赤身のステーキ向けのお肉は、大抵サーロインとヒレが売られていますが、季節限定で連休などの時に登場すると言われているのがTボーンステーキ。

日本では、過去に狂牛病問題が起きて以来提供するお店は激減したと言われていますが、一枚のお肉でサーロインとヒレが楽しめるのは魅力的ですし、焼くときに骨から旨みが出てくるのでより美味しいという説もあるほど。

有名なステーキ店には、ニューヨークのピータールーガーや東京のウルフギャングなどに行ったことがありますが、子供が小さくてそのようなレストランに足を運びづらい今、それに近いお肉を家で食べられる機会をずっと待っていました。

▲こちらはニューヨーク。ピータールーガーで食べたステーキ。美味しかった…

どこにも出掛けられなかったゴールデンウイークの目玉がそのコストコのステーキ。さらに、GW前に届いたDMでTボーンステーキが入荷していると言う情報を得たため、ステーキを買うためだけにコストコに行ってきました。

いざコストコへ

朝イチでコストコに向かったため、渋滞に巻き込まれることもなく無事にTボーンステーキをゲット。

購入したのは筋が少なそうなお肉で、100gあたり498円。正味量1,527gで税込7,604円というもの。ちなみに消費期限は加工日(購入日)を含めて4日間となっていました。

慌てて家を出たため、保冷バッグと保冷剤を忘れるという痛恨のミスをしたため、急遽保冷剤代わりにイタリア産オレンジを使った冷凍のオレンジジュースも購入し、さらにネットで見かけて気になっていた安旨というコストコPBのワインを購入して冷房全開で帰宅。

妻は風邪気味で食欲少なめだったため、2枚のうち1枚は真空パックにして急速冷凍処理をしておき、残る1枚は冷蔵庫へ。

調理してみた

夕方に冷蔵庫からお肉を取り出し、常温に戻しつつあるところで前回書いた通り長男の発熱が発覚。今更お肉を冷蔵するのも悪影響が出そうだったことから、泣く泣くワインは取りやめてコーラでステーキを楽しむことにしました(結果的にこの判断は正解で、夜に夜間小児救急に行くことに)。

常温に戻ったお肉は、熱したタークのフライパンで焼くことに。コストコのTボーンステーキは筋切り済みなので、常温に戻してから塩胡椒を振って焼くだけというのが簡単で嬉しいところ。

まず、ステーキにくっついている脂身の塊を切り落としてフライパンに投入し、油をしきます。その間にお肉に塩胡椒を行い、火力強で熱したフライパンにお肉を投入!

即座に多めのバターを投入し、バターの風味をつけていきます。1分ほど焼いたらトングで掴んで反対側も同じく1分ほど焼いて焼き目を付けます。

本来は脂身の側面を1番先に焼くのがいいらしいのですがすっかり忘れていました💦

そのあとは火力を弱火〜中火に落とし、1分交代で裏返していきます。また、スプーンで脂とバターが混ざった液体をお肉の表面にかけ、少しでもピータールーガーのステーキに近づくよう努力してみました(笑)

妻は赤みが残っているのが苦手なので、妻の好きなヒレ側を火に近づけた状態で焼いていきます。最初はぶにょぶにょだったお肉の弾力も次第にしっかりした感触に変わってきたところで、念の為調理用温度計で肉の内部温度を測り、中心温度が55℃ぐらいのところでフライパンから下ろしてアルミホイルで包み、お肉を落ち着かせます。

その間にお肉を焼いたフライパンでステーキソースを作り、野菜を炒めて完成。

実食

見事なT字型の骨が浮かび上がるTボーンステーキ。ナイフで骨から剥がしてみると、その肉質の柔らかさに驚きます。

切るまで不安だった火の通り。個人的にはもう少しだけレアでも良かったようにも思いますが、妻も食べることを考えるとバッチリでしょう。

小皿にステーキを移動させ、あらためて一口大にカットしますがやっぱり柔らかい。そして口に含むと、確かに赤身肉のサーロインステーキなのですが、歯応えもほどほどに簡単に噛み切れるのが意外です。元々の肉質なのか、お店で筋切りされている効果?なのかは不明。なんとなく、昔ミートガイで購入したグラスフェッドビーフの感触に似ているようにも思えます。

サーロインでも食べやすくて美味しかったのですが、ヒレ部分はさらに脂身が少なくさっぱり。また肉ももっときめ細かい質感でいいお肉を食べてる感が半端ないです。

ただ、一番上に載せたピータールーガーやウルフギャングのような美味しさかというとそこはやっぱり1歩どころか2歩及ばない印象。

ピータールーガーなどでは厳選した牛肉を手間ひまかけて熟成させる上に、500℃の高温ブロイラーで焼き上げ、180℃に熱したさらに載せて提供されるなど、何もかもが一流の仕事なので、それと比べてしまうのはナンセンスですよね。

▲こちらはウルフギャング・ステーキハウスのもの

とはいえ、こうしてブログを書いているだけでよだれが出てくる美味しさだったことは間違い無いので、残る一枚はもう少しピータールーガーのような焼き加減を目指して頑張りってみようと思います。

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