ソニーのノイズキャンセリングイヤホン「WF-1000XM4」をしばらく使ってみて

先日購入したソニーの完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン「WF-1000XM4」。購入して以来、ほぼ毎日にように使っているので中間レビューをしてみたいと思います。

使うにあたって

まず最初に購入したのが充電ケースのカバー。シリコン製のカバーにはキーリングが付けられているため、通勤用鞄のポケットにある脱着可能なキーリングに取り付けることで、鞄の中で見失わなくなり便利になりました。

当然、傷にも強くなったのでラフに扱えるようになったのがいいところ。

ノイズキャンセリングを含めた音質について

移動中に使う目的で購入したWF-1000XM4。なので一番重視しているのはノイズキャンセリング。ノイズキャンセリングを行うために音楽の元の波形データが変わってしまうため、原音至上主義という用途ではありません。

ノイズキャンセリングですが、ケースから出して耳に装着すると、Bluetoothで接続、バッテリーが○%といったアナウンスが入り、その後「すっ」とノイズが消えていくのが印象的(センサーが入っていて、ケースから出せばON。耳から離して音楽が一時停止→ケースに入れて電源OFFとなるのは便利)。

ですがノイズキャンセリングはスポンジ状のイヤホンチップの効果も大きい印象で、イコールイヤホンがきちんと装着されていないとそれなりに雑音が侵入してきます。

しっかりと取り付けると、かなり雑音がカットされ、地下鉄や飛行機内でも落ち着いて音楽が楽しめます。また、音質も移動中に音楽を楽しむには十分で、結構下から上まで音が聞こえるほか、ボーカルなども綺麗に聞こえるので満足。

反面、ノイズキャンセリングだけで言えば今まで使っていたBOSEのQC30の方が効くような気がしている他、顔の動きなどで少しイヤホンが動いてしまった時の雑音の侵入などもBOSEの方が耐性があるように思います。

360 Reality Audio

おまけ機能として楽しみにしていたのが360 Reality Audio。

イヤホンやヘッドホンですと、頭の中心に音場が広がる形になりますが、これをボーカルやコーラス、楽器などの音源一つひとつに位置情報をつけて球状の空間に配置し、アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できるというもの。

アップルの空間オーディオも似たような機能ですが、WF-1000XM4では耳の形の写真を撮影することで、より自分にあった音響効果を発揮できるようになっています(反面、楽しめるサービスがアップルに比べて少ないという弱点もあります)。

WF-1000XM4購入時に、Amazonミュージック、deezer、nugs.netという360 Reality Audioに対応した音楽ストリーミングサービスの体験クーポンがついていたので早速試してみることに。

このうち、deezerとnugs.netは個人最適化機能をサポートしているということで、まずはnugs.netを試してみました。

月額12.99ドルかかるというサービスの割にアーティストの数が少ないのに驚きましたが、まずは360 Reality Audio対応の音楽を再生してみます。

物によっては確かに耳の外側や頭の後ろの方から音が聞こえてくるものの、個人的に一番期待していたのが普通の音楽でも顔の前方で鳴っているように再生されるというもの。ですが残念ながらそのようには聞こえず。。。

360 Reality Audioの概念図では頭を包み込むような音場のイメージが描かれていますが、ぷくおが感じたのは、顔の前に平面があって、その平面から後頭部に向かって半円があるようなそんな音響イメージ。なのでほとんどの音楽は今までのイヤホンで音楽試聴しているのと変わらず、頭の中心に音像が結ばれてしまいました。

他の音楽サービスでも試してみないと結論は出せませんが、個人最適化サポートをしているサービス以上のものがあるとは思えないので、このままなら別に音楽で360度対応はされていなくてもよさそうという、ちょっと残念な感想に至りました。

バッテリーの持ちについて

ノイズキャンセリングをオンにした状態で、音楽再生時間は最大8時間。またケースにしまうことでイヤホンを2回充電できるため、最長24時間の音楽再生を楽しむことができます。

実際、ケース自体の充電はしない状態で1週間の通勤を乗り切ることができたのでぷくおの使い方では十分なバッテリー容量がありました。

また、ケースのバッテリーが減るとiPhoneの画面上部にケースのバッテリーが減ってきたという通知も出てくるので、気づかないうちにケースのバッテリーがなくなっていたということもないのは安心なポイントでした。

もちろん、WF-1000XM4用の専用アプリを開けば左右イヤホン、ケースのそれぞれのバッテリー残量も確認できます。

いまいちだったところ

総じて買ってよかったと思えるWF-1000XM4ですが、ちょっといまいちだと思ったのが外音取り込み機能。

ソニーによると、「WF-1000XM3よりも信号処理における外音取り込み量を増やすことで、より自然な外音取り込みを実現。」ということでしたが、イヤホンをしていないような自然な聞こえ方ではなく、明らかにマイクで集音した音を再生しているような感じだったのはいまいちでした。

最大のライバルとも言えるアップルのAirPods Proは、次世代では健康をサポートする機能が追加されるという噂なので、高音質を楽しみたいという方には引き続きソニー製品や、Technicsのイヤホンが良さそうだなと思ったぷくおでした。

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