クラウドファンディングサイト「kickstarter」で購入していたスマホ用ジンバル「ATOM 2」。
かなり前に届いていたものの、忙しかったことや出かける機会が無かったことからずっと箱に入ったままでした。
芝刈り以外特にやることのなくなった日曜日。いよいよ重い腰を上げて開封してみることに。
パッケージには、ジンバル本体、ストラップ、充電ケーブル、説明書のほか、クイックチャージ3対応でUSB-AとType-Cの2口がついた充電器も付属されていました。
使用に向け、App StoreからSnoppa社のカメラ・ジンバルコントロールアプリをインストールしておきます。
インストール後、ジンバルとアプリを起動しBluetoothによる接続を実施。接続後、ファームウェアアップデートのお知らせが出たので指示に従ってアップデートしておきます。
とりあえずこれでジンバルのコントローラーを使用してスマホのカメラアプリのコントロール(録画開始/停止やズームなど)が可能となりました。
ATOM 2の細部
ぷくおは先代ATOMも持っていましたが、比較するとアームを少し持ち上げるだけで各アーム稼動部のロックが外れ、スマホを挟み込むだけで録画可能になるというのが便利に感じています。
また、ATOM自体も当時の最小・最軽量グループのジンバルでしたが、容積が大きくてポケッタブルとは言い難く、またカバンに入れてもかさばるのがネックで持ち運ぶ機会も減ってしまいました。
それに比べ、ATOM 2では見ての通り本当にコンパクトに収納できていて凄いと思います。
反面、気になるのがコストダウンを図った事によるチープさとボタンの少なさ。300円ショップのようなプラスチックの質感も気になりますが、何よりも↓の写真に写っている通り操作部が「ジョイスティック」と「録画ボタン」のみ。
ジンバルなので、「ジンバルの向きを変える動作」と「アプリのメニュー操作」の2つの操作が発生します。ATOMでは向きを変える動作はジョイスティックで。メニュー操作は「メニューボタン」を押して画面が切り替わったのちにジョイスティック。というものでしたが、ATOM 2ではジョイスティックを押し込むたびに2つの操作が切り替わる形となります。
慣れれば気にならなくなりそうですが、ATOMを持っていた経験からするとコストダウンが激しいなと思ってしまうところ。
反面、ATOMでは別体パーツであった三脚パーツが一体化されているほか、アームが伸長して自撮り棒っぽく使えるといった進化も見られます。
その他、ジンバルからスマホへの電力供給機能(有線/ワイヤレス)の削除などもありますが、ぷくおは結局電力供給機能は使いませんでした。ATOM 2の機能の絞り込みは徹底している感じがします。
本音を言えばもう少し質感が良ければなというのが本音ではあるものの、持ち運びしやすい形状・サイズに仕上げてくれたのは良かったです。
そして、肝心のアプリはバージョンアップによって物体のトラッキング機能もかなり使い勝手が良くなっている様子ですし、AIジェスチャーコントロールや顔の周りにアニメーションを表示するといった楽しい機能も付加されています。
この辺りの使った感想はまた後日記載したいと思います。
スペック
- 寸法:
収納時:164 × 59 × 45 mm
使用時:288 × 59 × 45 mm
ハンドル延長時:350 × 59 × 45 mm - 質量:280g
- ジンバル動作範囲:
パン:348°(-174°〜+174°)
ロール:290°(-145°〜+145°)
ティルト:200°(0°〜+200°) - 最大搭載重量:310g
- 使用可能なスマートフォンサイズ:幅(50〜90mm)、厚み(6.5〜10mm)
- バッテリー容量:2,500mAh
- 充電時間:60分(40分で80%充電可能)※18W PD充電器利用時
- 動作時間:6時間
- 動作温度範囲:-10℃〜45℃
- 価格:99ドル
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