ぷくおシアターの弱点はAVアンプ。昔使っていた古いアンプをそのまま利用しているので、新しいDolby Atmosといった音声フォーマットに対応していないのも痛いところですが、何よりも不便なのがアレクサなどを経由したコントロールに対応していないところ。
さらにAVアンプはソファー下に置いているため、Nature Remoはおろか、リモコンの赤外線も届かないため、AVアンプの電源をつけっ放しにしておくこともざら。
ただ流石にそんな状況も変えないとなということで、わずか600円程度で購入できる赤外線リモコンリピーター(中継器)を購入してみました。
リモコンからの赤外線を受光する受信部(左側の部分)と受信した信号をそのまま発光する発信部(右下の部分)、駆動するための電源(USB)から成り立っています。
商品ページに記載されていた説明書(?)は次の通り。
信号はほとんどのAV機器で利用されている20-60KHzの信号で、発信部と受信部のケーブル長は約2m、受信部とUSB端子の間のケーブル長は約1.4mとのこと。
設置
受信部はプロジェクタースクリーン設営時に設置した2×4材に取り付け。
発信部は、AVアンプ近くにあるサブウーファーの下部に取り付けてみました。
位置関係はこんな感じ。
Nature Remoでシーンの設定+Alexaの設定
Nature Remo
その上で、Nature RemoにAVアンプのリモコンから映画鑑賞時に必要となる「電源」「ボリューム+/-」「消音」「(Apple TVを入力している)TV入力」を覚えこませます。
さらに、Nature Remoでまとめられる動作をシーンとして覚えこませます。
AVアンプの電源が入ったら、入力切替がApple TVの繋がっている「TV」入力以外(CDとかDVDといった端子)に切り替わっていた場合に備えて「TV」入力に切り替えをするよう一連の動作として設定。
Alexa
Nature Remoの設定だけでは、操作のたびにスマホアプリを起動しなければいけないため、Amazon Alexaアプリの定型アクションにウェイクアップワードとともに登録を行います。
今回は、プロジェクターを用いた映画鑑賞時のパターンと、スクリーンは下ろさずに単にAirPlayの出力先としてAppleTV経由で音楽を聴くパターンを登録します。
まずこちらが映画鑑賞時のパターン。名前を変えていないのでわかりにくいですが「サブウーファー」というアクションが、サブウーファーと今回購入した赤外線リピーターが繋がったAlexa対応プラグ(コンセント)。これに電源が入ることで赤外線リピーターを点けて、その後AVアンプを点ける流れにしています(本当はAVアンプ→サブウーファーの順の方がいいのですが、赤外線リピーターを点けっぱなしにするかAlexa対応プラグをもう一つ購入する必要がある)。
結果
試しに動かしてみましたが、さっさと買っておけばよかったレベルで操作が快適になりました。何より、子供が入力切替を違う機器にしてしまっていたとしても電源オン時に自動的にApple TV入力に切り替えられるのが最高です。
早く新型のAVアンプを買えれば悩む必要もないのですが、これでまだしばらく戦えそうです。
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