iPhone 13 / 13 Pro予約開始! に向けて気になるライバル機種を選定してみた。

9月17日21時よりいよいよiPhone 13 / 13 Proの予約開始が行われます。いろんなところで「がっかり」と言われているiPhone 13シリーズですが、ぷくおも次の機能が未搭載だったことががっかりポイントでした。

  • 日本では5Gが低速のsub-6波のみ対応(=iPhone 12と変わらない)
  • Face IDのマスク対応についてアナウンスがされていない(=iPhone 12と変わらなそう)
  • 画面のノッチが約20%幅狭になったのに、表示される項目は依然と変わらず(バッテリー残量の%表示も不可の模様)

逆に、この3つが実現されて、さらに低軌道衛星を利用した緊急通信が可能になったら(通話・通信が可能になったらさらにいいですが)すごい魅力的な機種になったのにと思います。

そんな中で、少しでもいいところを拾い上げてみると、期待値が高すぎたせいでiPhoneもいい機種なんだなと思えたり(笑)

  • バッテリーの持ちが良くなった(iPhone 12が悪かっただけらしいですが)
  • 画面のリフレッシュレートが10〜120Hz対応となったほか、最大1200ニトのHDRコンテンツを表示可能な「スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイ」を搭載
  • 使い道はまだそれほど思いつかないけど、使っているうちに面白さがわかってきそうなシネマティックモード
  • 全カメラで手ぶれ補正可能
  • スマートHDR 4をはじめとした高画質な写真撮影・動画撮影
  • デュアルSIM対応(nano-SIM+eSIM、デュアルeSIM)
  • 数々の新機能を持つiOS 15を搭載

とはいえ、実際にiPhoneに予約を入れる前に一度ライバルとなるAndroid機を見てみたいと思います。

Google Pixel 6 Pro

今秋発表・発売される予定のGoogle Pixel 6とPixel 6 Pro。iPhoneと同じように独自開発のSocを搭載し、よりAIと機械学習に強くなるはずのスマホです。

画面サイズはPixel 6が6.4インチ有機EL。Pixel 6 Proが4.7インチ有機ELで120Hz対応。さらに両機種ともディスプレイ指紋認証にも対応しているかもしれないそう。

カメラ機能としては、Pixel 6は50メガピクセルの広角レンズと解像度不明の超広角レンズが。Pixel 6 Proではさらに48メガピクセルのペリスコープ型望遠レンズが組み合わされ、光学4倍ズーム撮影が可能になると噂されています。また物理的な面だけでなく、ソフトウェアも強化され、メディア向けのデモでは、動き回る子供の顔がぶれた写真をシャープに補正したほか、HDRNet処理を動画でも実現したことで逆光の強い場所の動画も自然な仕上がりになるんだとか。

他にもオフライン環境でも音声からテキストへ変換したり、正確な音声字幕を表示したり、動画視聴中のリアルタイム翻訳なども実行できるそう(日本語ができるのかどうかは不明ですが)。

また、OSアップデート保証が3年から5年に延長される可能性もあるという、ぷくおにとってライバル機種の中での大本命となっています。

問題としては、まだ発表日すら未定ということ。公開されている画像をもとに、10月19日に発表されるんじゃないかとも噂されています。

iPhoneでがっかりした人のために、今日〜明日に発表すればかなりの数のOS替えが見込めそうなのにそれがなさそうなのは残念。

Galaxy Z Fold3 5G

docomo価格237,600円という価格で手を出しづらいものの、iPad mini的にも利用可能な約7.6インチの折りたたみディスプレイを搭載したGalaxy Z Fold3 5G。

左右で別の作業をしたりするのも可能ですし、Sペンを使ってスケッチをすることも可能(3分割まで可能)。

閉じた時に外側にあるカバーディスプレイと、内側にあるメインディスプレイの両方が120Hzのリフレッシュレートに対応するほか、折りたたみなのにIPX8規格の防水性能も備えています。

カメラも超広角・広角・望遠の3カメラを搭載(全て12MP)。スマホを開いた時のインカメラは4MP、閉じたときのインカメラは10MPとなっています。

ロック解除は側面に設けられた指紋認証ボタンで可能。さらに5Gはsub-6だけでなくミリ波も対応と抜かりなし。

グローバル版では1,799.99ドルが237,600円と為替レートが高いのが傷ですが、かなり面白そうな機種だと思います。

 

AQUOS R6

スマホに1インチセンサーのカメラを搭載。しかもあのライカと開発・設計を協業したのがAQUOS R6。

AQUOS R5Gで搭載されている1/2.55インチに比べて約5倍(一般的なスマホも1/2.5インチが主流のよう)の大きさのイメージセンサーを搭載していることで、同じ画素数であれば1画素あたりの面積が大きくなり、より光を捕らえられるようになります。

そのセンサーは約2,020万画素でF値1.9・35mm判換算19mmという超広角レンズとなっていて、広角レンズ・標準レンズの画角はデジタルズームにより実現しているという面白いアプローチ。

その結果生まれるのはスマホとは思えない写真(そりゃ1インチセンサーですし)。

via: https://jp.sharp/

どうしても1インチセンサーのカメラに目がいきがちですが、1Hz-240Hzで駆動するIGZO OLEDディスプレイは、ピークキド2000ニト、コントラスト2000万 : 1、そして10億色表示に対応している凄いディスプレイを搭載。

そのディスプレイの下には指紋センサーが隠れていてマスクをしててもロック解除には関係なし。

とはいえ、レビューを見ていると写真が少し甘い画質だとか、熱暴走気味とか色々言われていて、買うのであればそのあたりも頭に入れる必要がありそうです。とはいえ1インチ。いいですね。

他の問題点としては価格が16万5千円前後と高いのがネックですね(ここまで高いと、外装もライカが手がけたLEITZ PHONE 1も視野に入ってきそう)。

Xperia 1 III

1インチセンサーこそ積んでいませんが、16mm/24mm/70mm/105mmという4つの焦点距離を備えたレンズを搭載し、さらに全てのセンサーがデュアルフォトダイオードセンサーという、高速なAF撮影を可能にするセンサーとなっているのが特徴。

シャープ(AQUOS)がライカならソニーはZEISSレンズ!なぜか最近ミラーレスで推しているGレンズではなくZEISSを持ってきたのが若干謎ですが、レンズにもこだわったカメラとなっているよう。

また、CMでも紹介されていますが、デジカメで培った技術をもとに高精度な物体認識アルゴリズムによるリアルタイムトラッキング、瞳AF、最高20コマ/秒の撮影が可能。

表示するディスプレイは、21:9のアスペクト比、120Hzのリフレッシュレートに対応した4K有機ELディスプレイとなっていてこれもまた綺麗な画面が楽しめそうです。

この幅広ディスプレイを生かして2画面表示が可能であるほか、手に持ちやすくなっているのがポイントですね。

コロナ対策としては、本体側面の電源ボタンに指紋認証センサーを搭載。

他にも音やバッテリーいたわりなどソニーのこだわりがつまったXPERIA 1 Ⅲ。結果、こちらも15万5千円前後と高価なのがネックですね。

XIAOMI 11T / Xiaomi 11T Pro

9月15日に中国のシャオミから発表された高性能スマートフォン。11T Proでは120Wで17分で100%まで充電可能という急速充電のほか、Snapdragon888というかなり高速なプロセッサ。そして1億800万画素!の広角カメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロという組み合わせで、Proモデルのみ8K/30fpsのビデオ録画と4K/60fpsのビデオ録画可能。
※インカメラも16MPカメラだそう…

ディスプレイは6.67インチの有機ELパネルでリフレッシュレートは当然(?)のように最高120Hz対応(可変式)、最大輝度は1000ニト。

ロック解除は側面に設けられた指紋センサーで行うようです。その他、デュアルSIMにも対応しているそう。凄い。

OSアップデートはメジャーアップデート3回、セキュリティアップデートは4年間の公式保証。さらにバッテリー充放電サイクルは公称800回と一般的なバッテリーの500回より長持ち。

日本での価格は未定ですが、11T Proは欧州圏では649ユーロから(発売記念特価で599ユーロのセールスも実施)。日本だと10万円を切るかもしれないですね。

中国メーカーのスマホなのでちょっと怖いですが、AQUOSのシャープも今や中国資本下ですし、GALAXYは韓国製。もはや怖いとか言っていられない時代かもです。

感想

どのモデルも機能豊富なので全てを紹介できてはいませんが、改めて取り上げてみるとどれもどこか尖ったモデルだなと感じました。

それに比べるとiPhoneのバランスの良さを感じるのですが、それがまた「つまらない」と思える理由なんでしょうね。

ちなみにアップルストアで購入した場合、届いてから2週間以内であれば返品が可能なんだとか。あまり返品を前提にした買い物はしたくないのですが、どうしても面白くなかったときは返品をする覚悟で買うのも仕方ないですかね。

iPhone 13 ぷくおが買うならこれ!

Apple Eventの速報では、買うならiPhone 13 Pro 128GBだ!と書いていましたが、その後、4K、30fpsのProResビデオ撮影ができるのは256GB以上の容量のモデルのみ(128GBモデルは1080p、30fps)ということが判明。

カメラ周りが強化されたiPhone 13シリーズなので、買うなら無印モデルではなくProモデルでしょう。で、ぷくおは過去にMaxの大きさ(当時はPlus)を購入して、結果としてズボンのポケットが痛むほか持ちづらかったという経験があるので、必然的にiPhone 13 Pro 256GB(134,800円(税込))が買うべきモデルになりそうです。

早くAndroid機の本命であるGoogle Pixel 6 Proと比較してみたいところですが、それ以外のモデルであれば値段と面白そうな特徴を備えたXIAOMIが手にしてみたいと思いました。皆さんはiPhoneから乗り換えるならどんなモデルですか?

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