昨年10月27日から2019年1月20日まで上野の東京都美術館で開催されている「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」にようやく行ってきました。
ムンクといえば「叫び」が有名ですが、今回はノルウェーにあるオスロ市立ムンク美術館のコレクションを中心に、約100点が展示されるとのこと。
開催概要
展覧会名称 | ムンク展ー共鳴する魂の叫び |
会期 | 2018年10月27日(土)~ 2019年1月20日(日) |
休室日 | 月曜日 (ただし、11月26日、12月10日、24日、1月14日は開室)、 12月25日(火)、1月15日(火) |
開室時間 | 9:30~17:30 ※金曜日は午後8時まで (入室は閉室の30分前まで) |
会場 | 東京都美術館 企画展示室 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36 |
公式Twitter | https://twitter.com/munch2018 |
公式サイト | https://munch2018.jp/ |
チケット
当日観覧料は次の通り(全て税込)
- 一般 1,600円
- 大学生/専門学校生 1,300円
- 高校生 800円
- 65歳以上 1,000円
ぷくおの感想
今回訪れたのは1月2日の昼。
正月三が日ということもあって、当日朝の公式ツイッターによると入場まで40分待ちとのこと。
美術館に到着し、昼食後にムンク展に向かったのですが、14時ごろの段階で、チケット購入に5分程度、入場まで約20分の待ち時間でした。
展示は作品間近は1列になってゆっくりと進んでいくスタイルですが、常にスタッフさんから一列に並ぶわけではなく、自由に出入りしてくださいとの声がかかっているので、気になる作品だけ最前列で、そうでもないものは少し離れたところから俯瞰するといった鑑賞になります。
なお、「叫び」や「絶望」が展示されている場所だけは、先に順番に並んで一列になって進む形でした(柵の外側は自由に鑑賞可能)。
今までムンクの作品は「叫び」しか知りませんでしたが、幼少期の家族との死別から画家になる決意をし、様々な出会いや自身の変化を経て変化する画風。
さらに、生と死の対比や画家の目を通して描かれる北欧の風景と色使いがとても興味深かったですが、なんといっても初めて肉眼で見る「叫び」が最高でした。
ムンクによると、歩道を歩いていた際、突然に空が血の赤色に変わり、炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようで、私は自然を貫く果てしない叫びを聴いた。ということですが、その心境を追体験するかのような空とフィヨルドと町並みが、静かな迫力で迫ってきました。
今はネットでなんでも見られますし、画集なども販売されていますが、絵画はやはり肉眼で見るのが良いですね。
ノルウェーのオスロに観にいくのはかなり大変なので、あとわずかな期間ですが興味のある方は是非観にいってみてください!
おまけ(食事編)
今回は東京都美術館2階にあるレストラン・ミューズで昼食をとりました。
現在、ムンク展開催記念のコラボメニューが提供されていたので、そちらをオーダー。
最初に出されたのはかぼちゃのスープ。濃厚なかぼちゃの味わいが美味しかったです。
続いて出されたのがノルウェーサーモンのムニエル。ポテト添え。薬草入りサワークリーム。パンまたはライスが選べます。
なぜこれがコラボメニューかというと、、、
そう、サーモンのムニエルを「叫び」に見立てているからです(笑)
肝心の味ですが、甘みのある柔らかいサーモンとサワークリームがマッチしていて、量は少なめですが美味しかったです。
最後に紅茶(またはコーヒー)を飲んで、ムンクを若干感じられる昼食を終えました。
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