こんなワインもあるんだ。鰻と南仏ワイン

昨日(2024年7月24日)は土用の丑の日。ぷくおも流行にのって夕食は家で鰻にしたのですが、そこで合わせてみたワインが美味しかったのでご紹介。

もともと、鰻を次回食べる時のために合うワインを探していたところ、エノテカさんで紹介されていたのがジェラール ベルトランの「ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー・コルビエール・ブートナック」というワイン。

こちらはフランス南部のヒットメーカーが、南仏を代表する4種のブドウ(カリニャン、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル)で仕立てる赤ワインで、果実の旨味とスパイシーさがタレの甘みや蒲焼ならではの香ばしさと見事な相性を見せるんだとか。

送料込みで3,000円弱で購入したワイン。さてどんな味なんでしょうか?

鰻とドメーヌ・ド・ヴィルマジュー・コルビエール・ブートナック

今回取り寄せた鰻は、宮崎市の蒲焼き。

タレと山椒を振りかけた鰻がワインと合うのか、恐る恐る鰻→ワインという順番で食べ・飲みしてみると、確かにタレや山椒のスパイシーな味わいとカリニャンやグルナッシュのちょっとスパイシーな味わい、さらに焼いた鰻の香ばしさと新樽による香ばしさがそれぞれマッチして、ピノ・ノワールに比べたら少し癖を感じそうな南仏ワインがするすると飲み進めていけることにびっくり。

また、鰻のこってり感も多少洗い落としてくれるようで、なかなかいいマッチングでした。

鰻といえば日本酒のような気もしますが、いま頭の中で想像しても今回のワイン以上に鰻とマッチする日本酒の銘柄はパッと思いつきません。

日本名門酒会による「プロが選んだ鰻に合う酒

↑こんな鰻に合う日本酒の記事も見つけたので、次回はこちらで殿堂入りしている「西の関」との組み合わせも試してみたいところですが、今回の南仏「ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー・コルビエール・ブートナック」もかなり良いと思いますし、日本酒では無いところにちょっとしたサプライズにもなりそうなのでぜひぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、2024年の土用の丑の日。次回は8月5日(月)となります。