会員制ホテルのホテルジャパン。そのフラッグシップとなるのが静岡県下田市にあるホテルジャパン下田。
伊豆急下田駅から車で10分ほどの、多々戸浜と入田浜の間にある断崖の上という絶好の立地にあるホテルは、古いながらも皇居新宮殿の基本設計、奈良国立博物館などを手掛けた吉村順三氏による設計となっています。
昨年はハイシーズン直前の時期に友人・子供同士で訪れたものの、結局梅雨寒で海に入る気にならず、砂浜を少し散策し、室内プールで遊んだ苦い経験となってしまいました。
そして2024年はその経験をもとに、高くても仕方ない!という気持ちでハイシーズンに入った7月20〜21日の土日の1泊2日を予約。
下田は例年7月20日までには梅雨明けしているようですが、とはいえ時折20日以降にずれることもあり、さらに今年は梅雨入りが遅かったこともあってヤキモキする日々が続いていたのでした。
願いが叶ったのか、行く2日前に梅雨も明け、最高の天気の中での来訪となりました。
ホテルジャパン下田へ
伊豆といえば渋滞。さらに昨年春に訪れたときは下田に着く直前で子供が吐いたというアクシデントが発生したこともあり、以降は電車での訪問ばかり。
当然、今年も新幹線と在来線で下田へ向かいます。
東京を出た直後、品川にいる新幹線の停車が長引いたという理由で少し駅間停車が発生。その影響か、熱海には定刻の2分遅れて到着。
元々6分の乗り換えだったのが、子供連れ+中型のスーツケースという条件なのに4分乗り換えになってしまいます。
急いで1番線の伊東線に向かうと、発車ベルがなる中でなんとか乗り換えに成功。ちょっと冷や汗をかきましたが、以降はトラブルもなく下田へ到着したのでした。
初日
さて、ホテルに着いたらまずチェックイン。このホテルジャパンのシステムは会員価格とゲスト価格が別設定となっています。ゲスト料金は会員価格の50%増しなのですが、年ごとに送られてくるゲスト利用権を使えば会員料金+3,000円という料金になります。
当然、ゲスト券を持参してきたのですが、なんとハイシーズンはゲスト券利用不可期間!!
確かに、昔会員の利用規約を見たときにそんな話があったなと思い出しました(ゲスト券裏にも書いてありました)。
2つ目のハプニングがありましたが、割り当てられた6階の部屋に入り、窓からの景色を見たらそんなハプニングを忘れさせてくれる光景が待っていました。
昨年の梅雨空と違い、青空と青い海。そしてさらに青いホテルのプールにテンションが上がってきます。
さっそく水着に着替えて海に!と思いきや、子供たちはプールがいい!というので渋々屋内プールへ向かいます。
屋内プールで少し遊んだ後は屋外プールで遊んだりしますが、特に屋外プールはプールサイドにパラソルやベッドが並び、いかにもリゾートプールといった趣。
たっぷりと遊んだ後は夕食タイム。今夜のメニューはこんな感じ。
手が込んだ和食で美味しいのですが、個人的には早く子供が中学生になって、小学生利用不可の洋食レストランを利用したいところです。
温泉を楽しみ、子供を寝かしつけた後は友人とのワインタイム。月明かりが反射した夜の海を眺めながら、夜が更けるまで盛り上がったのでした。
2日目
遅くまで起きていた大人たちでしたが、子供達の朝は早い。6時半には起き出して遊び回っていましたが、こちらは寝たふりをしてなんとか二度寝に成功。
2日目は初日以上の天候に恵まれ、風も穏やかで絶好の海日和。
子供達を説得し、朝食後にいよいよ海へ向かいます。
ホテル東側にある多々戸浜は、ホテル側半分がサーフィンエリアになっていて、てけてけと歩きながら遊泳エリアへ向かいます。
白っぽい砂には貝殻やガラスといったものが落ちてなく、安心して歩けます。さらに水質ランクが最高水準というだけあって、海も透明度が高くて大人が立てるぐらいの場所でも海底が見えてびっくり。
久しぶりの海水浴。海のしょっぱさを改めて感じますが、子供も初めての海水浴が刺激的だったようで、浜辺に上がってからもテンション高めのままでした(笑)
海でしばらく遊んだ後はまたもホテルのプールへ向かいます。
水質の良い海水浴場も気持ちいいのですが、それでもこのプールはさらに気持ちが良く過ごせます。
舐めてかかったら案外速度が出て怖かったウォータースライダーや、プールサイドのお店で買ったランチを食べたりしていたら、想定以上の時間まで遊んでしまいました。
最後にお風呂でさっぱりして2024年夏のホテルジャパン下田は終了。次回は連泊で訪れたいですね。
Discover Japan2024年5月号「進化するホテル」 [雑誌]
コメントを残す