そういえば前回行ったのはいつだったんだろう。と思って写真フォルダを振り返ってみたら、東日本大震災の前年である2010年に訪れていたのが、福島県双葉郡楢葉町にある天神岬スポーツ公園のキャンプ場。
高台の岬の上にあるスポーツ公園で、松林の先に太平洋と南側にある火力発電所が印象的でいい時間を過ごしたものの、東日本大震災の福島第一原発事故に伴う放射能の影響でしばらく営業を停止していたのでした。
当時のキャンプの際、友人が焚火台の灰受皿を現地に忘れてしまっていて、時々取りにいけたらいいのにね。なんて話をしていました。
楢葉町への放射能汚染は原発事故の後の風向きの関係で影響が少なかったようで、数年前に営業再開していたのは知っていましたが、なかなか訪れる機会がありませんでした。
今回、ちょっとした用でいわき市まで行く用事があったので、足を伸ばして天神岬スポーツ公園でお昼ご飯と温泉に入りに行ってみました。
久しぶりの天神岬
いわき市街から天神岬へは下道で50分弱。高台にあるスポーツ公園に上がる道は、当時と変わらないはずですがこんなに登ったっけ?というぐらいの高台。
地図マピオンアプリで標高を見てみると、公園は海抜35mということでかなり高いです。
海岸は断崖になっているので海水浴等はキャンプ場からは楽しめませんが、もしもキャンプをしている夜中に大地震に見舞われたとしても津波の心配がなさそうなのはいいですね。
今回は日帰りなので温泉側建物の駐車場に車を停め、700円の入浴料を払って館内へ。お腹も空いたのでまずはレストランに向かいますが、温泉の建物内にはラーメン屋。そして併設されている宿泊施設の中にレストラン岬。さらに完全予約制(1日前までに要予約)の本格フレンチフルコースが楽しめる「オリーブ」の3つがあります。
今回はレストラン岬で、公園のある松林と太平洋を望みながらネギトロ丼をいただきました。
本当は海鮮丼もいいなと思ったのですが、海鮮重は2,800円とちょっと高かったし、すいとんにもそれほど惹かれなかった(すいとん刺身定食1,800円)のでネギトロ丼(1,400円)をチョイス。
ネギトロ丼ではあってもマグロの切り身も入っているし、結構どんぶりが深くて食べ応えがあって満足。
食べた後は温泉へ。
天神岬温泉
黄金色のしっとりとした塩化物泉の源泉100%が楽しめる温泉。
黄金色というよりももっと濃い色合いで、なんとなくですが効能が高そうな感じです。
適応は神経痛・筋肉痛・五十肩・胃腸病・冷え性・痔・運動麻痺・ 関節のこわばり・うちみ・くじき・切り傷・やけど・皮膚病・婦人病ということですが、お湯の温度も40度に設定されていて、心地良い風と太平洋を見ながらしばしリフレッシュすることができました。
お風呂場には、お風呂の中に浮かんでいる黒いものは湯花ですという注意書きがありましたが、残念ながら湯花は見つけられず。もしかしたら源泉なので日によっては浮かんでいるのかも。
もう少し子供が大きくなったらまたキャンプをしに訪れたいと思える場所でした。
天神岬温泉
- 場所:福島県双葉郡楢葉町大字北田字上ノ原27-29
- 電話:0240-25-3113
- 営業時間:午前10時~午後9時(最終受付午後8時30分)
- 休業日:毎週木曜日午前10時~午後3時30分(風呂掃除のため)
- 入浴料金
- 入浴
- 大人(中学生以上): 700円(税込)
- 小人(小学生): 300円(税込)
- 休憩入浴(大広間・レストルーム利用・浴衣・タオルセット貸出含む)
- 大人(中学生以上):1,200円(税込)
- 小人(小学生):600円(税込)
- 入浴
- ホームページ:http://naraha-tenjin.net/
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