北欧の花瓶で有名なアアルトベース。その中でも、往年の製造方法である木の型を利用して作られるベースが生み出す光と影はとても美しく、木型のベースが登場するたびに財布と相談する日々を送っています。
そんな中、新たにアアルトベースのデザイナーであるアルヴァ・アアルトの生誕125周年を記念したグラデーショングレーがついに日本にも登場。
アアルトベースにグラデーションの配色を導入したのは今回が初めてで、上部はクリアで底にかけて徐々に濃いグレーの色合いとなっています。
その作り方は、吹き竿の先端にクリアガラスの塊をとり、グレーの色ガラスの塊をその上にとり、ふたつのガラスの塊が融合し、境界線が消えるように1250度まで熱が加えられることで生み出されるのだそう。
最も難しい工程は、グラデーションカラーの色のバリエーションのコントロールで、そもそもグレーのガラスの色に濃淡があるため、クリアのガラスの割合の加減で、ベースはひとつひとつ個性的なグラデーションカラーになるんだとか。
そんな限定のグラデーショングレーは1000点限定で、それぞれにシリアルナンバーが入った貴重なアイテムとのこと。
サイズは使い勝手の良い140mm。価格は税込82,500円で、すでにイッタラ 表参道ストアと公式オンラインストアでの先行発売が行われています。
個人的にはモノクロのグラデーションではなく、湖を彷彿とさせる青と北欧の厳しさを思い出させる白とのグラデーションなんかも見てみたかったなと思いました。
どちらにせよ今回のグラデーショングレーは1000点限りとなりますので、気になった方はお早めにどうぞ。
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