帝国ホテルの鉄板焼レストラン「嘉門」でアワビとステーキで満腹に

鉄板焼を食べたいということで、帝国ホテルにある鉄板焼レストラン「嘉門」さんにお邪魔してきました。

帝国ホテルのレストランというと地下に何軒もあるので、てっきり嘉門さんも地下だと思っていたら本館17階にお店を構えていました。

ゴージャスなエントランスを進むと

メインのカウンターがお出ましとなります。今回はその両脇に広がっている個別のテーブルに通されました。個別のテーブルでは、最大6名まで着席できるサテライトの鉄板焼カウンターとなっていて、サテライトテーブルでも目の前で専属のシェフが焼いてくれるシステムとなっていました。

サテライトテーブルは窓に近いため、外の景色も見えます。今回着席したテーブルは銀座側の景色が堪能できました。

シェフの特選メニュー「嘉門」

今回は夏の食材「鮑(あわび)」の魅力を堪能できる特選メニュー「嘉門」をオーダーします。こちらは2019年7月1日から9月30日までの期間限定メニューになります。

一皿目はアミューズブーシュ。お鉢の中はオニオンフライ。右の揚げ物は牛肉とコシヒカリのライスボールとなっています。○○フライというとポテトフライしか想像できなかったぷくおですが、オニオンフライは食感も軽く玉ねぎの甘さも出ていて家で作ってみたくなる一品でした。

家で作れるかな?と思ったのはオニオンフライまで。ライスボールになると早くも家では作れないような、濃厚なお肉の旨みとコシヒカリの絶妙な炊き加減、そして程よい厚みの皮で、何個も食べたくなってしまいます。

そうこうしているうちに今日の食材が目の前に出されます。立派な牛肉と、想像以上の大きさの鮑が登場! ちなみに今回は6人で伺ったので、鮑は3個出されています)。

お肉と鮑の味を想像しているうちに、2皿目が出てきました。こちらは「鮑の昆布蒸しと生雲丹の炙り 玉蜀黍(トウモロコシ)と雲丹豆腐のキューブ 蓴菜(ジュンサイ)の柔らかなジュレ」となっています。

夏を感じさせるジュンサイも、普段レストランで目にするのと違って巨大で、白っぽいのが特徴的でした。そして甘みのある雲丹と鮑、さらにトウモロコシの甘みが効いた雲丹豆腐。それらが合わさって夏の水辺を思い起こさせる清涼感のある一皿でした。

2皿目を堪能している頃、目の前ではシェフが鮮やかな手つきで鮑を殻から外し、焼き上げていきます。

調理に見とれているうちに、3皿目の「国産鮑のステーキ 軽い肝のソース オマール海老の煎餅とサマートリュフのあしらい」が完成しました。

鮑といえば、昨年行った鮑専門店「あわびの源太」を思い起こしますが、こちらの千葉県産鮑も柔らかい噛みごたえと甘みで大変美味しいです。一緒に添えられているトリュフ、エリンギ、オマール海老の煎餅もそれぞれ美味しいのですが、何より驚いたのが肝。肝というと苦味があって、でもそれが美味しい。という経験を持っていましたが、こちらの肝は苦味はなく、うまく表現できないのですが鮑の旨みを凝縮したような味わいでした。

そうこうしているうちに、メインのステーキや焼野菜の準備が進められています。いつか家で美味しいお肉を焼く時の参考になれば。と思って焼き方を眺めていましたが、結局よく分かりませんでした(笑)

ステーキは特選和牛サーロイン120gと特選和牛フィレ80gのどちらかを選べます(追加料金で神戸牛ロース120gも選択可能)。ぷくおはサーロインをチョイスし、ミディアムでオーダーしたところ、焼き目と火の通り方が見事な焼き加減でした。

お肉に合わせてご飯、味噌汁、香の物が出されます。ご飯は白米とガーリックライスが選べ、こちらはガーリックライスをチョイス。目の前で大量の油でガーリックを炒めていき、最後に余分な油を捨ててご飯と混ぜ合わせて完成。こちらも本当に香ばしい匂いで食欲が増します。

サーロインステーキは上質な脂がのっていて、良い和牛を食べている!という感じでした。が、最近脂っこいものが苦手になってしまったぷくおは、ちょっと脂が乗り過ぎていてフィレの方がよかったかもと少し後悔(ぷくお妻からフィレをもらいましたが、こちらも絶品でした)。

メインディッシュを終えるとデザートタイムとなります。ここでまさかのテーブル移動があり、なんとデザート専用ルームに通されます。

デザートは6品から自由に選べ、胃に余裕のある方であれば6品全種類オーダーすることも可能です。さらに、オレンジピールとガナッシュのチョコレート、金平糖が出されます。飲み物はコーヒーや紅茶が選べるようになっています。

前々から行きたいと思っていたレストランでしたが、当日行こうとすると満席で入ることができず、今回ようやく1週間前に予約して入店することが叶いました。

写真を見るだけでどの品も鮮明に味を思い出すことが可能な美味しさでした。お手頃とはいえませんが、メインカウンター以外でも専属シェフが目の前で調理してくれること、料理の美味しさ、LINE-INC.の勝田氏がデザイン担当した空間で食事を楽しむことができること、帝国ホテル内のレストランということを考えると、適正価格だと思います。

なお、今回は写真に撮っていませんが、一緒に頼んだノンアルコールワイン(赤)はブドウで作られているのになぜか濃厚なプルーンのような不思議な味わいでしたよ。

店舗情報

  • 店舗名:鉄板焼 嘉門
  • 住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 本館 17F
  • 電話番号:03-3539-8116
  • 営業時間;
     ランチ:11:30〜14:30(ラストオーダー)
     ディナー:17:30〜21:30(ラストオーダー)
  • 定休日:なし
  • 座席数:84隻(鉄板焼きカウンター64席、デザートコーナー20席)
  • 料金;
     ランチ:5,800円〜
     ディナー:18,000円〜

 

一休レストランからの予約だと9%OFFのプランもあります。ぜひ「嘉門」で検索してみてください。

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