キーボード交換修理をした結果
先日バタフライキーボード特有の持病によりキーボード交換修理に出したMacBook Pro 2018モデル。
修理後3日で手元に戻った時はまるで別人のよう。というのも、単なるキーボード交換で終わると思っていたのが実はバッテリーも含めたパソコン基盤側(ディスプレイ を除いた全部)交換という大手術?だったのです。
もちろんSSDに保存していた内容は全て移動されていたので使用再開に向けて問題は一切ないのですが、若干皮脂などでテカリの出ていたパームレストなども全てピカピカに!
さらにバッテリーも交換されているため、100回を超えていたバッテリー充電回数が0回に!
いやー新しくなった機体は気持ちがいい。と思ったのも一瞬だけ。
すぐに、売却するなら今じゃない?と思ってしまったのでした。
というのも、皆様ご存知の通り?、新しく発売された自社製CPU M1(正確にはメモリなども一緒になったシステムインパッケージ。略称SIP)の性能が凄まじく、アプリを実行する際に今までのアプリでは必要となる変換装置「Rosetta2」を挟んでも、今までの最上位モデルよりも高速。なのにバッテリー長持ちということで話題になっています。
また、従来のアプリも思っていた以上にスムーズに動くということで↓記事の通り中古モデルに値下げの波が来ているんだとか。であれば、これ以上値下がりする前に売ってしまった方がいいのかもしれないと思ったのです。
MacBook Pro 2018モデルの不満なところ
手元にあるMacBook Pro 2018は、速度面では不満はないものの、主に次の不満点が出ていました。
- キーボードがやっぱり慣れない
- HDMI、SDカードスロットがない
- LTE内蔵ではない
- ちょっと重い(1.37kg)
特に、1番のキーボードは個人的に重要で、多少は慣れたもののストロークの浅いキーではタイピングしている感じがしないし長時間打つと指が疲れます。さらに、右下に位置するカーソルキーがデザインを優先した結果、ブラインドタッチだと矢印の向きが分かりにくいというのが苦痛でした。
ストロークの浅いバタフライキーボードはアップル肝いりで開発されたものの、不評であったことや構造的にゴミに弱いといった問題を抱えていたため、今では再び従来式のバタフライキーボードを改良した物に変わっています(噂ではまだバタフライ式を諦めておらず開発しているとか)。
さらにカーソルキーについても過去のモデルで搭載していたのと同じ逆T字型に戻りっています。
また、バッテリー交換を行なっている間に代替機として引っ張り出してきたMacBook Pro (15インチ, Retina, Mid 2012)が、画面は大きくて見やすいし、キーボードは若干ストロークが長いような気もするもののペタペタだったバタフライよりはるかに打ちやすい!ということに気づいてしまいました。もちろんカーソルも逆T字型なので問題なし。
CPUは世代が古いもののCore i7の2.6Ghz、メモリ16GB、 SSD512GBと、重い作業をするのでなければむしろMacBook Pro 2018 13インチよりも使い勝手がいい(笑)
元々は2012年モデルを売ろうかと思っていたものの、売却しても3~4万円程度。それに対して2018年モデルは8~9万円程度で取引されている模様。であれば、今後の値下がり幅を考えたら2018年モデルを先に売却してしまった方がいいのではないかと思い至りました。
いざ売却
ということで、せっかくキーボードも新調。バッテリーもリフレッシュしたにも関わらず、すぐに初期化をして写真撮影を行い、売却へ。
慎重に他落札事例をもとに値付けをした結果、出品後1週間ほどで売却が完了。手元には75,000円超が戻ってきました。
購入時は発売直後だったということもあり、税込約22万円。それが2年間で7.5万円に下がってしまった(T_T)のは想定外の損失でしたが、それだけM1プロセッサの衝撃が大きいんでしょうね。
とりあえず現金化したので、次に発表されるMacBookシリーズを注視していきたいと思います。
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