メガネのレンズを眼病予防が期待できるルティーナに交換してみた

大昔と違ってメガネのレンズはプラスチックレンズが主流。傷を防止するコーティングが発達したきたとはいえ、長年使っているとどうしても磨き傷が増えてしまいます。ぷくおが使っているレンズもやはり傷だらけで、眼鏡をかけないときちんと景色が見えないものの、眼鏡をかけた瞬間に景色が少し白ぼけするほどになってしまいました。

以前はその度に眼鏡を作り直していたものの、今使っているレイバンのフレームが気に入っていることから、レンズ交換をしに昔からお願いしている街の眼鏡屋さんに行ってきました。

数年ぶりに訪れた馴染みの眼鏡屋でレンズ交換したい旨を伝え視力検査をすると、特に度数は変更しなくてよさそうだったので、度数はそのままでレンズだけ選びます。

どうせ消耗品だからフレームに合った薄型のレンズにするだけで、あとは一番ベーシックな安いレンズにしようと思っていたものの、レンズ一覧を見ると何やら目にいいというレンズが目に留まりました。

ルティーナレンズとは?

気になったレンズは東海光学(株)さんの「ルティーナ」というレンズ。

ブルーライトは目に悪いというのは半ば常識になっていると感じていますが、一般的なレンズが400nmまでの波長をカットするのに対し、ルティーナではもう少し波長の長い420nmまでをカットする対象としたのだとか。

これによって、波長の短い光と反応して一重項酸素の発生による酸化ストレスを抑制したり、もともと網膜内に存在するルテインという抑制物質の消失を防ぐことが期待できるとのこと。

このルテインは色素で、ものを見るのに重要な部分「黄斑部」に存在し、これが紫外線などにより損傷することによって加齢黄斑変性引き起こすことも判っているのだとか。

さらに、この黄斑色素は網膜内での光の散乱を抑えるため、ルテインを含む黄斑色素が多い人は少ない人に比べてぼやけの緩和や夜間での対向車のライトの眩しさや電球の光のぎらつき(グレア)が弱いのだそう。ルティーナレンズは色素を守るほか、そもそもグレアの元となる光をカットしてくれるため、ものを見やすいそう。

ルティーナレンズを注文

値段を聞くとノーマルレンズに比べて2000円ほど高いだけですし、レンズの色は透明で仕事で付けていても何も問題なさそうだったので、今回はルティーナレンズを注文してみました。

レンズは2営業日で眼鏡屋に到着し、今着けているメガネを1時間ほど預けると取り付け完了となりました。

新品レンズはとにかく視界がクリアで気持ちいいです。気になるルティーナですが、青空などを眺めてみると、裸眼に比べて僅かに緑っぽい青色となりますが、単体で見ている時は全然気になりません。

また、どうしても仕事や遊びでディスプレイを長時間眺める生活ですので、高エネルギーであるブルーライトをカットすることによる目の疲れの軽減にも期待していましたが、こちらは特に緩和されたという感覚にはなりませんでした。

良くも悪くも特別なレンズを着けている気にならないルティーナレンズですが、黄斑色素量は年齢とともに減少するということなので、老後に備えて少しでも温存できればと思っています。

今回購入したレンズ

  • 会社:東海光学株式会社
  • 商品名:ルティーナ
  • 価格:18,000円(税込)

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