ガラス・陶器を飾っていて怖いのが地震。
ぷくおもお気に入りのイッタラのバード「バトラー」を棚の上に飾っていますが、どうしても転倒が怖いので、転倒防止のために「ミュージアムワックス」というものを使用しています。
「ミュージアムワックス」とは
もともとは日本と同じ地震多発地帯であるアメリカ・カリフォルニアの博物館、美術館用途として開発された製品で、「ミュージアムワックス」は木材や陶器の転倒保護を目的とした製品になります。
ほかにはガラス、クリスタル用の「ミュージアムジェル」や陶器、磁器用の「ミュージアムパテ」といった製品もあります。
今回転倒防止を行うバードについて
こちらが今回転倒保護を行うイッタラのバード「バトラー」。
ペンギンのような雰囲気のバードですが、鷺(サギ)の一員を執事に見立てたバードになります。
幅は約17センチ、奥行きは約10センチ、高さは約27センチとかなり大型のバードになります。
バトラーは縦のストライプが特徴なのですが、どうしても回転しながら作り上げていくガラス製品なのでなかなか線がまっすぐ入ったバトラーはありませんでした。
もちろんきれいに斜めにストライプが入ったバトラーも素敵なのですが、ぷくおはまっすぐ線が伸びているものが好きだったので、いろんな場所で見ては諦め見ては諦め…を繰り返していました。
ところが、今はなきイッタラGINZAにてこちらのバトラーが販売されており、迷った挙句に我が家に迎え入れました。
ミュージアムワックスの使い方
中身は乳白色の半透明のワックスで、硬さはキャラメルのような感じになります。
指先で丸めていると、手の熱で柔らかくなり、簡単に球体に成形できます。
ミュージアムワックスの取り外し方
かなり強力に固定されていますので、取り外す際は真上に持ち上げるのではなく、ねじるようにしてそっとそっと取り外します。
が、バードの根元は細いため、ねじる動作をすると間違いなく破損します。
ですので取り外しの時は糸を使用します。
こちらは同じサギのバード「ヘロン」になります。
このように根元の周囲をぐるっと囲み、
糸を左右に引っ張りながら絞っていくと
糸でワックスが引きちぎられて取り外すことができます。
ワックスは跡が残りますので、フロスやアルコールで取り除いてください。
また、荒い木材だと間にワックスが少し残ってしまうので、マスキングテープなどを木材側に貼り、その上にワックスで固定するのも良いのではないかと思います。
なお、ミュージアムワックスの固定機能の保持期間は約2年間とされていますが、取扱説明書によると半年に1度ほど、ワックスの交換を行うのがお勧めとのことです。
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