5月最後の日曜日。ぷくおは家族一緒に上総一ノ宮にあるパワースポット・上総一之宮 玉前神社(たまさきじんじゃ)に行くことに。
出発が遅かったこともあり、茂原市内に入る頃にはお昼の時間。今日は犬のアルトもいるから最悪はコンビニでお弁当を買って公園でご飯かな。なんて思いつつ、ネットでペット入店可能レストランを検索。
ペット入店可能なレストランは茂原市内に何軒かあるものの、目指す玉前神社がある海側ではなく内陸など不便なものが多め。そんな中、アクセスが良さそうなお店として「まきのきてい」さんを発見。
最初見たページでは「カフェ」と書いてあったものの、公式HPを見るとどう見ても和食屋さん。
和食屋でペット可は珍しいけど、ペットを連れて行っているブログもあったので間違いなく入店できることができる模様。
玉前神社へも15分ほどの場所にあり便利だったので行ってみることに。
まきのきてい
こちらが噂の「まきのきてい」。駐車場も20台程度は停められそう。ただ電車で行くのはちょっと難しそうです(団体さんは駅からバス送迎があるようです)。
門をくぐると目の前にはこんなに緑鮮やかな景色が飛び込んできます。写真左の百葉箱みたいな郵便ポストの左奥には池があり、彩り鮮やかな鯉が優雅に泳いでいます。もうこの時点でテンションが上がります!
まきのきていの中はこんな感じ。店内には多くの花が飾られている他、窓際の席からは緑あふれる庭が眺められます。が、
大きな庇もあるので、よほど気象が厳しい日でなければこちらのテラス席の方が断然おすすめ。ガラスに映る庭木が見えるでしょうか? ペットはこちらのテラス席のみ利用可能ですが、むしろこちらの方がまきのきていの魅力を存分に味わえると思います。
そして、テラス席の奥には3000坪の雄大な庭が広がっています! なんという豪邸でしょう。そして、この右奥に写っているモコモコした木が店名の由来ともなった「マキの木」。
今回初めて知ったのですが、「マキの木」は千葉県の木として制定されているんだとか。そして、こちらのマキの木は「関ノ羅漢槙(せきのらかんまき)」という名で県指定天然記念物に指定されているそう。樹齢約800年で、200年ほど前にこちらに移植される前は九十九里浜で育っていて、もしかしたら九十九里浜に流れついた源頼朝とも出会ったのかもしれないのだと。
思わぬ立派な庭に驚きつつ、目的であるランチを頼むことに。メニューはこちらですが、ぷくおはチキンステーキ(1,400円(税込))。
ぷくお妻はお刺身天ぷら定食(1,800円(税込))をそれぞれ注文。
どちらもこの写真に写っているものの他にジュースが1杯つくのと、千葉県の子育てプログラム「チーパス」を持っている方はアイスクリームももらえます。
メインの鶏肉/刺身・天ぷらはもちろん、玉ねぎサラダ、ご飯、味噌汁、玉子焼きまで全てが美味しく、かつボリューミー。
お子様メニューが無いのは残念でしたが、小皿を貸してもらえたのでそれぞれ取り分けて家族3人満腹に。
なお、子連れ向けとしては子供用の椅子(ただしベルトはないのである程度座れる子ようですね)、オムツ替えベッドがありました。
たまたまかもしれませんが、訪れた日はお客も少なめ(コロナと時間帯の両方だと思われます)だったので、食後もゆったりと自分たちのペースで余韻を楽しむことができました。
たまたま訪れたお店でしたが、またこのお店を目的に茂原まで来てもいいな。と思わせるお店でした。
上総一之宮 玉前神社
食後はいよいよ玉前神社へ。こちらは少なくとも1200年の歴史があり、平安時代には全国でも重きをおくべき神社として信仰を集めていたんだとか。
また、春分と秋分の日には、九十九里の海から上った太陽が鳥居を照らすそう。この日の日の出の位置と玉前神社を結んだ延長線上には、寒川神社、富士山山頂、七面山、(山梨県)、竹生島(琵琶湖)、伊勢神宮内宮が遷座したと言われる元伊勢(京都府)、大山(鳥取県)、出雲大社が並ぶ「ご来光の道(レイライン)」と呼ばれ、このレイラインの東の起点であることから関東屈指のパワースポットと言われています。
ご利益としては、縁結び、子授け、安産、子育て。と思わず行きたくなってしまうようなものばかり。
境内の中には、裸足になって、その土地が持つ息吹やパワーを足元からいただくことで願い事が叶うと言われる「はだしの道」もあります。
ぷくおも裸足になって、子供(10kg)を抱きかかえたまま3周回りましたが足裏が痛いのなんの。なんとなくですが、痛みに耐えているうちに一番願いたいことがクリアになったような気になりました。
最後に、神社前の参道に集まっている和菓子屋さんでお土産を購入してショートトリップは終了しました。
何より、今回の”まきのきてい”が良すぎたので、また近郊の観光スポットを見つけてセットで再訪したいと思います。
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