先日東証マザーズに上場したバルミューダ。上場後初の商品はコーヒーメーカーと予告されていましたが、本日発表&予約開始となりました。
59,400円で発売される「BALMUDA The Brew」。先ずはテクノロジーの前に使い方からどうぞ。
使い方
使い方は簡単。
- 好みのコーヒー豆(中細挽き〜中挽き)をフィルターを敷いたドリッパーにセットし、タンクに水を入れる。
- 電源を入れ、REGULAR/STRONG/ICEDの3種の抽出モードと杯数を選びスタートボタンを押す。
- REGULAR:丁寧なドリップと、仕上げの加水で、豆の香りと味を引き出しながらも、すっきりとした後味を実現
- STRONG:短い間隔で湯を落とすことで、豆の成分をより凝縮。バイパス注湯を行わず、目が覚めるような力強さが特徴ですが、キレのあるクリアな後味はそのまま
- ICED:氷をたっぷり入れても豊かな味わいを実現するためにICEDモード専用の注湯間隔で、最適な濃度のコーヒーを抽出
- 古時計の振り子をイメージした音とともにドリップが進行
- 抽出完了の音色が聞こえたら、サーバーを揺らして抽出されたコーヒーを均一にならしカップに注いで出来上がり。
お手入れ
ちなみに、水タンクは取り外し可能で使うたびにお手入れが可能なほか、クリーニングモードが搭載されていて、1ヶ月に1回の運転が目安とされています。
ズボラなぷくおでもこれなら使えそうかも。
テクノロジー
バルミューダの考えたコーヒーのあるべき姿とは、素材である豆の個性をしっかり味わえつつ、後味は抜けるようにクリアであること。
こんなストロング&クリアなコーヒーを実現すべく研究された結果が「Clear Brewing Method(クリア ブリューイング メソッド)」。
独自テクノロジーによる緻密な温度制御
蒸らし・抽出・仕上げの各過程に最適な温度のお湯を瞬間的に沸かし、かつ徹底的な温度制御・管理を行うんだとか。
正確なドリップ
注湯量・速度を自動観測し、的確な間隔で適量の湯を0.2ml単位で落とせるんだとか。
バイパス注湯
雑味のない後味を実現するために選んだのが「バイパス注湯」。抽出時間の経過に伴って豆から溶出してくる雑味成分。これを嫌ったバルミューダはこのタイミングでドリッパーへの注湯をストップ。
そして、サーバーに抽出されたコーヒーの凝縮された成分と温度を調節するために、ドリップ時の中湯口とは異なる口から仕上げの加水を行うのだとか。
デザイン
クラシックでエレガント。そして台所に嬉しい少なめの設置面積。更に嬉しいのがオープン構造を採用したことにより、目の前で熱湯が少しずつ注がれ、豆が膨らみ、香りが部屋に充満する。というバルミューダが大事にしている”体験”ができるデザインのコーヒーメーカーとなりました。
価格は高価ですが、金属に見えるところはきちんと金属を使い、プラスチック+塗装などで誤魔化さなかったのだそう。
車でもそうですが、あと少し質感あげてくれたらその分高価になっても納得するのに。といったモヤモヤがない突き抜けたデザインはいいなと思います(価格上昇幅はぷくおの想定以上でしたが(笑))。
横幅はコーヒーカップのソーサーの幅程度となる約14cm。キッチンだけでなくテーブルやカウンターなどにもおいても良さそうです
スペック
- 製品名:BALMUDA The Brew
- 本体寸法:幅 140mm × 奥行 297mm × 高さ 379mm(取っ手含む)
- 本体重量:約3.4kg
- 定格消費電力:1450W
- 電源コード長さ:1m
- 最大容量:サーバー 約500㎖、水タンク 約490㎖
- サーバー素材:ステンレス(真空二重構造)、PP
- 抽出方法:オープンドリップ式
- モード:REGULAR、STRONG、ICED、Cleaning
- 抽出杯数:1杯・2杯・3杯
- REGULAR・STRONG:約120㎖・約240㎖・約360㎖
- ICED:約75㎖・約150㎖・約225㎖
- 抽出時間:約4〜7分 ※モードや気温によって異なります
- カラー:ブラック
- パッケージ内容:本体、ドリッパー、サーバー(蓋含む)、計量スプーン、ドリッパースタンド、取扱説明書(保証書付)、 ペーパーフィルター5枚
- 生産地:中国
- 発売日:2021年10月7日
- 価格:59,400円(税込)
購入先:バルミューダオンラインストア
アクセサリ
なおアクセサリとして円錐形のペーパーフィルターが販売されるほか、均一に豆を挽くことができるコーヒーミルも12月に発売予定なんだそう(価格未定)。
ぷくおの感想
あともう少し金額を足せば、豆のテロワールをストレートに引き出すコーヒーや、カフェラテやカプチーノなどのミルクメニューにも対応するデロンギの全自動コーヒーマシンが買えてしまうな〜というのが価格を知った時の第一印象でした。
それでも、デロンギのコーヒーマシン「ディナミカ」の抽出方法を見ている限りでは、バルミューダの方がいい腕前のように見えてきます。
デロンギはデロンギで、こんなマシンが家にあってコーヒーが飲めたらかっこいいなと思いますが、バルミューダのオープンドリップ式で目や耳、鼻で抽出時から楽しめるのも良さそう。
すでにぷくおの家にはコーヒーメーカー2台がキッチンカウンターに鎮座しているので追加購入はなかなかないと思いますが、30日間の返金保証もあるとなると試してしまいそうです(笑)
※返金保証が受けられる対象店舗はバルミューダオンラインストアのみ
9月9日(木)より、ブランドショップBALMUDA 松屋銀座、BALMUDA 阪急うめだ本店で先行展示を実施するとのこと。一杯試しに飲みに行ってみたいですね。
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