今日は名古屋に用事があり、日帰り名古屋旅行へと行ってきました。
岐阜市出身のぷくお妻にどこか名古屋駅近郊でオススメの場所を尋ねたところ、出てきた答えが大須商店街。なんでもかなり大きな商店街で、昔は古着屋とかライブハウスの街だったのが、今ではすっかり食べ歩きの街に変貌しているとのこと!
むしろその変化に興味をそそられ、初めて大須商店街へ行ってみることにしました。
大須観音
商店街での食べ歩きの前にまずは地下鉄大須観音駅から商店街に向かう途中にある大須のシンボル・大須観音へ向かいます。
こちらは真言宗智山派の別格本山で、1333年にこの地に創建されたとのこと。
約700年もの歴史がある大須観音は、大須をまとめたサイトによると「あること」で有名だそう。
それはおみくじで凶が出やすいということ。といっても嫌がらせではなく、参拝した人々への叱咤激励の意味を込めて凶が出やすいと言われています。もう運試しというよりもどんなことが書かれているのかが気になって、参拝後におみくじを引いてみました。
結果は「末吉」。つい先日、サマージャンボ宝くじが全外れして落ち込んでいましたが、おみくじのメッセージ通り真面目に働きたいと思います。
いよいよ大須商店街へ!
お参りが済んだ後はいよいよ大須商店街へ。といっても初心者がいきなり広大な大須商店街に飛び込んでもいいお店にたどり着けないので、下記のサイトを参考にしました。
これらを参考にしつつ、早速商店街の中を歩いていきます。
妻からは古着屋はもう無いようなことを聞いていましたが、結構洋服屋やリサイクルショップもあるし、アーケードを外れた路地裏にも面白そうなお店が集まっていて、歩いていて飽きなそうです。
路地裏には「文鳥占い」なんていうお店もあって興味を惹かれたものの、男一人でかわいい文鳥に占いを受けるのは流石にハードルが高かったのでパス。
歩いているうちに「すがきや」さんにたどり着きます。妻の影響でだんだんと惹かれていったスガキヤラーメンは、いまや地元のイオンでもカップ麺が売られており、ここであえて入るか少し迷いました。
ただ、カップ麺と厨房で茹でる麺では違うだろうということで、最初の食べ歩きとして一番シンプルな「ラーメン(320円)」をチョイス。
この独特なラーメンフォーク。調べてみると、デザイン性が認められて「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」のミュージアムショップで販売されているとか! すごいですね。
続いて気になったのは「李さんの台湾名物屋台」で売られていた台湾唐揚げ。食べようと思ったものの、あまりの暑さに唐揚げではなくかき氷が食べたくなってしまいました。
一番近い「吾妻茶寮」さんに向かったものの、まさかの売り切れ。
甘いものを欲していたので、今度は老舗和菓子屋の「納屋橋饅頭万松庵」さんに向かいました。
ここではこの店オリジナル商品の「揚げまん棒」という商品が売られているとのことで、早速店内へ。
こちらが噂の「揚げまん棒(200円)」。右下に写っている親指と比べてもらうとその大きさがイメージできるかと思います。
周りは商品名通り揚げた饅頭生地で、その中に上品な甘さのこし餡が入っています。饅頭生地もほんのり甘く、饅頭というよりドーナツのような感じで美味しかったです。
続いて向かったのは「新雀本店」さん。
ここではおばあちゃん秘伝のタレを使って作るみたらし団子が有名。49年受け継いだおばあちゃん直伝のみたらし団子を食べてみます。
団子はみたらし団子ときなこ団子(各1本90円)。買ったのはもちろんおばあちゃん直伝のみたらし団子。焼きたての団子はふんわりと柔らかく、あまじょっぱく香ばしいタレと食べやすい小さめの団子の組み合わせであっという間に食べてしまいました。
続いて妻へのお土産も兼ねて五平餅のお店に向かいます。こちらの「大須ごへいもち店」さんは、岐阜県恵那市出身の女性店主が故郷「恵那」の五平餅を振る舞うお店。
道路に面したカウンターで注文した後、店内でお茶をいただきながら焼きあがるのを待ちます。五平餅はくるみと落花生を贅沢に使った「くるみだれ」と名古屋らしい「みそだれ」の2種類。価格は1本だと180円ですが、2本以上だと1本あたり150円というお求めやすい価格。
こちらは帰宅後に食べましたが、前回自宅で焼いた五平餅もどき(焼き方失敗)とは違って、お餅の柔らかさと香ばしいタレのコラボが美味しく、2本ともペロリと完食。ちなみに「みそだれ」が美味しくて好みでした。
締めの一杯
新幹線の時間もあるので名古屋駅へ戻ってきます。今日は最後に台湾ラーメン「味仙」を食べようと決めていました。
最初は大名古屋ビルヂング店に向かったものの、思ったより店舗が小さめで、並んでもいたのであきらめてJR名古屋駅店に移動してきました。こちらは店舗も大きく、さらに1名だとカウンター席に通してくれたため、5分程度の待ち時間で入店できました。
こちらがメニュー。
台湾ラーメンはマストとして、メニュー右側下の方にある「イカ団子」が気になります。オーダーしようとしたところ、時間がかかる(約10分程度)というこで泣く泣く諦め、「台湾ラーメン生玉子入り」をオーダー。
数年ぶりに食べる味仙の台湾ラーメンですが、思っていたより器が小さくてびっくり。黄身の大きな玉子ではなく、器が小さい仕様となっています。
でも器が小さくても味は本物。奥行きのある辛さとミンチ、青ネギ、そして生卵がマッチしていて病みつきになる辛さと旨さでした。
何度も訪れたことのある名古屋なのに今だに訪問していなかった大須商店街。ライブハウスが今もあるのかは分かりませんが、服や小物、飲食店が大規模商店街に混在していて面白かったです。今回紹介したお店以外にも気になるお店が多数あったので、また名古屋に行く機会があったら食べ歩き(←結局食べ歩き)してみたいです。
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