昨日のエントリでも書いた茨城県牛久市にある全高120mの巨大な大仏「牛久大仏」で毎年8月15日に行われるお盆追悼法要「万燈会(まんとうえ)」のフィナーレを飾るメイン花火を見にいってきました。
万燈会自体は昼から開催されていて、19時ごろ一度花火が上がります。最後に21時からわずか5分間に全力で花火が上がるというちょっと変わった花火大会。ならぬお盆追悼法要。でも一番の見所は巨大な大仏の足元とその横で打ち上がる花火のコラボレーションだと思います。
いざ牛久大仏へ
仕事をなんとか切り上げ、自宅に着いた時は既に19時半。駐車場渋滞とかで行っても見れなかったらどうしよう。と悩みましたが、ダメ元で大仏へ向かいます。
巨大な大仏は遠くからでも見えるのですが、なんと今日はまるでライブコンサートのようにサーチライトが照らされているため、いつも以上に遠くから牛久大仏の存在を感じます。
しかも、近づいていくと分かったのがサーチライトが本当のライブコンサートのように動いているところ。ただでさえ大仏と花火というシュールな組み合わせが、ぐるぐる動くサーチライトの効果でさらなる異空間になっています(笑)
駐車場
約1時間で牛久大仏に到着し、駐車場へ。もともとの牛久大仏駐車場は820台分しかありませんが、近くの空き地などが臨時駐車場となっていて、8時40分ごろ到着したにも関わらず、大仏から徒歩10〜15分ほどの場所(大仏に墓地が隣接しているためそもそも敷地が広い)にスムーズに駐車することができました。
また、今回停めた場所以外にも臨時駐車場は用意されていたので、駐車場問題はそこまで心配しなくても大丈夫そうでした。
メイン花火
YouTubeなどを見ていると、花火は大仏の足元と大仏の西側から上がっているようなので、今回は大仏の南東方向。牛久大仏入り口近くから鑑賞することにしました。
そこから見上げる大仏はライトアップとサーチライトでかなりの存在感を放っています。
時間が21時を回るとついに花火が打ち上がります。iPhoneで撮ってみたのでよかったらご覧ください。
時間はわずか5分間。打ち上げ数は約1,200発とのことですが、これはもしかしたら19時からの花火も含めての数かもしれません。
それでも、まるで機関銃のような音を立てて大仏さまの足元で打ち上げられる花火は一見の価値がありました。
万燈会
花火があっという間に終わった後、せっかくなので万燈会の会場に向かってみます。
会場内では出店が出ていたり、太鼓のパフォーマンスも行われています。
そして、騒がしい空間の先には追悼法要らしく無数の灯篭が灯されていたり、
池では灯篭流しならぬ「浮かべ型灯篭」もあり、さっきまで見ていた華やかな雰囲気とは打って変わってお盆らしい落ち着いた空間となっていました。
初めて牛久大仏の花火を知ってから数年が経過しましたが、ようやく念願叶って見ることができました。打ち上げ総数は千発ちょっとですし、大きな号数の花火もありませんが、何よりも巨大な大仏さまの横で打ち上げられる花火という超シュールな花火はなかなか無いと思います。
今回は時間の関係で園外で鑑賞しましたが、次回来る機会があったら園内の大仏さまを間近で見て、足元から打ち上げられる花火の迫力をより感じてみたいと思います。
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