【メルセデス・ベンツEQB】車内でのスマホ充電ケーブルを少しだけスマートに

さて、徐々に生活に馴染んできたメルセデス・ベンツの3列シートEV「EQB」。アルファードやノアといった日本の3列シートミニバンに比べて3列目に乗り込むのにややアクロバティックな体勢が強いられるものの、Eクラスでは諦めざるを得なかった7人での移動が可能となり、先日は早速義両親を乗せて外食に出かけられたり、EVならではの静粛性で3列目を含め普通の声量でスムーズに会話できるなど、FRのエンジン車を諦めた甲斐があると思えるシーンが増えてきました(笑)

そんなEQBですが、スマートフォンの充電に使用するUSB端子は全てType-Cで統一されています。

場所はセンターコンソール前方のスライド式収納の中に1口、センターコンソール内に2口、そして2列目の方向けとしてセンターコンソール後方の収納ボックス内に2口、3列目の方用として3列目の両サイドに1口ずつの計7口が用意されています。

ここで問題なのがセンターコンソール前方スライド式収納内と2列目向けのセンターコンソール後方の収納内の端子。

まず、1列目の話になりますが、iPhoneのCarPlayやAndroidのAndroid Autoを使用するためにはセンターコンソール前方にあるUSB端子に端末を繋ぐ必要があります。

おそらく来年(2024年)に日本に導入されるマイナーチェンジモデルのEQBからはワイヤレス接続が可能になる模様ですが、残念ながら手元のEQBでは有線のみ対応している模様。

であるため、せっかくのセンターコンソール前方収納にあるワイヤレス充電の機能を使うことはなく、そこにあるUSB端子からiPhoneにケーブルで繋ぐ必要があります。

ところが、現在使っているケーブルはコネクタ部分が直線となっていて、蓋をスライドさせると微妙に引っかかりそうで気になっていました。

また、2列目には妻が乗ることが多いのですが、iPhoneを充電する際にケーブルを繋ぐと、蓋が閉まらなくなってしまうという問題があります。

▲センターコンソール後方のUSB端子。ケーブルが邪魔して蓋が閉まらない。何かの拍子にふたに強い衝撃が加わって壊れたらまたいくらかかるか分からないという不安があります

L字変換コネクタを導入

これらを解消するにはL字型のケーブルを使えばいいのですが、わざわざ車のためだけにまたケーブルを買い直すのも勿体無い。ということで、Amazonで検索してこちらの変換コネクタを購入してみました。

このコネクタセットのいいところは、単にL字といってもオスとメスの端子の向きが3パターン組み合わされているところ。

まずCarPlay用の端子には、↓のタイプを使用。

このアダプタを利用することで、ワイヤレス充電器(Qi)側ではなくスペースの空いた運転席側にメスの端子が向きスマートにケーブルを取り付けることができました。

続いて2列目用端子。こちらには↓の端子を取り付けます。

こうすることで端子が左側の収納ボックス方面に向き、ケーブルを付けたまま収納ボックスに納めて蓋が閉められるようになりました。

また、収納ボックスには切り欠きがあるので、そこからケーブルを出すことも可能。今後は前席のシートバックにあるネットにiPhoneの充電端子側を納めておこうと思います。

825円で計2ヶ所のUSB端子がスマートに利用できるようになり買ってよかった商品となりました。

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