HHKB Studioのキー配列カスタマイズについて(Mac編)

昨日に続いて今日はHHKB Studioのキー配列カスタマイズのMac編です。

とはいえ、基本的にはWindowsと同様の使い勝手を持ち込んだ形となります。

標準レイヤー

Windowsのカスタム同様ですが、現在試行的にリターンキーをコントロールキー(Ctrl)に割り当てているので、追い出されたCtrlはスペースキーの2つ右に配置しています(ただ、Ctrlが所定の位置にないのはやっぱり不便なので、しばらくしたらこのカスタムはやめてしまう気がします)。

また、キーボード側面のジェスチャーパッドは左側面をマウスホイールの左右に割り当て、右側面で上下、左側面で左右と使えるようにしています。

なお、日本語入力ON/OFFはKarabiner-Elementsというソフトを使って、2つのコマンドキー(⌘)に割り当てています。

Fn1レイヤー

Fn1レイヤーではBSキーをDeleteに割り当てているほか、右手前のジェスチャーパッドを仮想デスクトップの切り替えに使用。

Windows版では行なっていたSDFEのキーに矢印キーを割り当てるカスタムは、Macではボリューム変更を行う可能性があることから、Fn1ではなくFn2のみとしています。

Fn2レイヤー

Fn2レイヤーには、キーボード右側にテンキーとして操作できる部分を確保したほか、+ーキーにマウスホイールの上下を入れているところ、SDFEキーに矢印キーを割り当てているのはWindows版同様です。

なお、アプリケーションを終了は⌘+Q、ウィンドウを閉じるは⌘+W、進む・戻るは⌘+「or」でできるため、こちらはキーマップ変更ツールは使用していません。

Fn3レイヤー

Fn3レイヤーは何もいじっていません。

感想

現在、日本語入力と英語入力はパソコン側のソフトでそれぞれ設定していますが、キーマップ変更ツール自体で、単体で押した時に「かな」「英数」の動作、他のキーと同時に押した時に修飾キーとしての動作ができるようになってほしいですね。

また、従来のProfessionalシリーズでは英語配列で1つ、日本語配列で2つだったFnキーが、英語配列キーボードであってもデフォルトで2箇所、任意のキーを割り当てれば3箇所も使えるのはかなりカスタマイズできるのでありがたいと思う方も多いはず。

特にFn2が設定されているマウス中央ボタンは押しやすい位置にあるので、ついついFn2レイヤーのカスタムが増えてしまいました。

効率化を図れるHHKB Studioですが、怖いのはカスタムを進めれば進めるほど他のキーボードに乗り換えれなくなるところ(笑)

他メーカーのキーボードで、マウスボタンが備わっているのはThinkPadのトラックポイントキーボードぐらいだと思いますので、あまり弄りすぎないように気をつけたいですね。

なお、購入前に若干不安だった独立した矢印キーのない英語配列バージョンですが、徐々にFnキーとの組み合わせで移動させることに慣れてきました。慣れてくると日本語配列版Studioのように大きく手を動かさなくても矢印の動作を行うことができるのは便利。

もっとも、Fn2+SDFEで設定したように任意のキーに割り当ててしまえばいいので、日本語配列であっても元々の矢印キーを、例えばよく使うフレーズとかが一発で入力できるようにしたり、コピー・ペースト(貼り付け)といった動作をワンタッチでできるキーにしてしまっても良さそうですね。

使い込むほどに自分好みの仕様となる上に、基礎となるキーボード自体もかなり静かで打ちやすい、高いけれど価値のあるキーボードだと思います。

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