アップルウォッチのデジタルクラウン(竜頭)が押し込んでも反応がなくなった→まさかの方法で復活!

親から、使っているアップルウォッチがiPhoneの通知が来なくなったというのでサポートに行ってきました。親あるあるで、watchOSはアップデートがされておらずかなり古いままだったせいなのか、いつの間にかペアリングが切れてしまっていたのでアップデートと再ペアリングを実施。

こちらはアップルウォッチの設定アプリから、リセットを選択。指示に従って進めていき、改めてiPhoneとペアリングを行います。当然ですがiPhoneとのペアリングが生きていた頃に適切にペアリングを解除していなかったため、以前ペアリングしていた時のApple IDとパスワードを入力するよう求められます。入力を済ませるとリセットが進められ、途中でwatchOSのアップデートも行われ、無事再セットアップが完了しました。

デジタルクラウンの故障

そんな設定をしているときに気になったのがアップルウォッチのデジタルクラウン(竜頭)を押し込んでも反応がないこと。聞けばだいぶ前からそんな症状が出ていたそうです。

これではアプリ一覧が表示できなかったり、何か表示が出ても決定が押せないので単なる時計+活動量計になってしまいます。とはいえ修理したら高そうだなと思って解決方法を調べていたところ発見したのがこちらのアップル公式のお手入れ方法。

その中に、デジタルクラウンが詰まったり動かなくなったりした場合の対処方法が記載されていました。

Digital Crown をきれいにして乾かす
Digital Crown が詰まったり動かなくなったりした場合は、ゴミがないか調べて、Apple Watch を拭き取ります。Digital Crown の周辺に埃やローションなどが付着している場合は、以下の手順でお手入れしてください (必要に応じて、お手入れを繰り返してください)。
Apple Watch の電源を切り、充電器から外します。
レザーバンドをお使いの場合は、Apple Watch から取り外します。
蛇口から弱めの水流でぬるま湯を出して、Digital Crown の上に 10 〜 15 秒ほど流します。石鹸や洗剤は使わないでください。
Digital Crown と本体の狭いすき間を水で流しながら、Digital Crown を回したり押したりし続けます。
摩擦が起きにくく、糸くずの出ない高吸収クロスで Apple Watch を拭いて乾かします。Digital Crown の表面、Digital Crown と Apple Watch のケースの間、その周りの表面も忘れずに、水分が一切残らないように拭き取ってください。

時計とか電子機器ではおよそ考えられない「流水」で、さらに「駆動部(デジタルクラウン)を操作する」という方法で、中の汚れを洗い流せとのとこと。

本当にこんなことしていいのかな?と思いながらも、蛇口から水を流した状態で、デジタルクラウンを水流に当て、クラウンを押したり回したりして中に水が入り込むように動かし続けます。

しっかりと洗ったら、最後にクロスで水分を拭き取り終了。

その結果、全く反応のなかったデジタルクラウンの押し込み動作がスムーズに復活。お手入れ前は押し込んだ時のクリック感がなかったのがそちらも復活していたので、埃のようなものが入り込んでいた模様です。

修理しないで済んでよかったのですが、まさか電子機器の腕時計を流水でお手入れするとは思いもよりませんでした。なお、ネットではこのお手入れを行ってもデジタルクラウンが復活しなかったという書き込みもあったので絶対ではないのでしょうが、試してみる価値はありそうです。

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