【名古屋めし】みりん粕漬専門店の鈴波で食べた漬物が衝撃的だった

今週は久しぶりに名古屋への出張。幼い子供2人を置いての出張は後ろ髪が引かれますが、出張に来たからにはその土地ならではの美味しいものを食べたいところ。ということで、名古屋に詳しい妻におすすめされたのが、みりん粕漬専門店の鈴波さんの膳処。

本店は名古屋の栄にありますが、市内には栄南店と名古屋駅西口地下街のエスカ店があるほか、いつの間にか都内東京ミッドタウン六本木と東京ミッドタウン日比谷にもお店ができていました。

今回訪れたのは、ホテルから行きやすいエスカ店。鈴波膳処の営業時間は店舗により異なりますが、エスカ店は11時〜14時半と16時半〜21時となっています。

訪れたのは20時頃ですが、店内は半分強が埋まっていて、なかなかの人気ぶり。

メニューは魚介みりん粕漬をメインに据えた鈴波定食をベースに、小鉢が追加されるバリエーションと、銀だら定食の2系統がメイン。

銀だらにも惹かれましたが、やはりここは魚介みりん粕漬を食べとくべきでしょう!ということで、鈴波定食の寄せどうふ付をチョイス。

数分待って登場したのがこちらの鮭のみりん粕漬をメインにした定食。ちなみに、お米は新潟県上越市牧産のコシヒカリ。味噌汁(赤だし)は鰹節で出汁をとり、八丁味噌を中心とした味噌でブレンドしたもの。漬物は全国各地から選んだ漬物。黒豆は丹波黒豆。そして飲むお酢がセットとなってきます。

まずは赤だしから頂きますが、普段赤だしに馴染みのないぷくおでも飲みやすい味わいでした。続いて切り干し大根の煮物をいただきますが、こちらは舌を攻撃しないなんともまろやかな味わい。

続いて寄せどうふをいただきますが、豆腐は水分が少なめで大豆の美味しさがギュッと詰まった味わい。また薬味の生姜と小ネギもいいアクセントになっていました。

少し遅れて登場した(忘れてしまっていたらしい)のが飲むお酢。こちらは三年熟成の酒粕を原料にした粕酢にさまざまな果汁を加えて飲みやすくしたというもの(ノンアルコール)。

個人的には梅酒に似たような味わいで、夏の暑さがまだ残る1日だったということもあり清涼感が味わえました。

いよいよ本命の鮭のみりん粕漬に箸をつけます。

皮はご覧の通りしっかり火が通っているのに、身の部分はしっとりしつつ身がつまった味わい。塩っけもキツくなく、定食全体にも通じますが身体に優しい味わいです。

食事の合間にお漬物をいただきますが、そこで驚かされたのが出された大和屋の守口漬。噛むとサクッと消えてなくなるような食感で、こんな漬物は初めて食べました。漬物は物によっては酒粕が強いものがありますが、こちらの守口漬はそんなこともなく、これまた優しい味わいで、出張の最後に時間があれば再度立ち寄ってお土産として買っていきたいぐらい美味しい漬物でした。

こうなるとどんどんとご飯が進みますが、嬉しいのがおかわり無料というところ。2杯目も頂いて、最後に上品に仕立てられた黒豆をいただいて完食となりました。

なかなか出張時の食事で粕漬の食事処には行こうという気にはなりませんでしたが、こちらの鈴波定食は本当に美味しかったので、また都内の店舗を含めて再訪してみたいと思います。

今回行ったお店

  • 店名:鈴波エスカ店
  • 住所:名古屋市中村区椿町6-9先
       (エスカ地下街 新幹線名古屋駅西口地下街)
  • 電話番号:052-452-3239
  • 営業時間(膳処):11:00〜14:30(LO)、16:30〜21:00(LO)
  • 定休日:年末年始
  • ホームページ:https://www.suzunami.co.jp/index.html

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