先日急遽購入した通勤カバン「ACE イグニス 3wayビジネスバッグ A4 13インチ エキスパンダブル」を約1週間使用してみたので、使い勝手をご紹介。
概要
まずは恒例の重さチェック。カタログスペック1,160gに対し、肩掛けベルトを除いた状態で1,103g。肩掛けベルトは173gとなっていました。
気になっていたのが14インチのMacBook Proが無理なく収まるかどうか。 PCを端に寄せた状態で、反対側には約4cmが空いている状態で、無理なく収まり、かつPC収納ポケットの中で余分に動き回ることもないちょうど良いサイズでした。
PCが入るポケットのあるスリーブにはPC収納ポケット側に3区画に分かれたポケット、反対側には2区画に分かれたポケットが備わっています。また、良くも悪くもこの気室にも大きめのマチが取られているので、泊まりの出張などの時にはPCと書類はこちらに。着替え等は拡張可能なもう片方の気室に入れておくのがよさそう。
↓こちらがそのもう片方の気室。チャック付きのポケットと、ボタンで留めるタイプのポケットが備わっています。また、この写真の通りバッグを拡張することで奥行きが13cmから18cmに。容量が12リットルから17リットルに増加します。
バッグ前面にあるポケットにはこのように斜めに傾いたポケットがあります。ペン差しが2箇所、ポケットが1箇所となっているほか、向かって右側には濡れたものを入れても乾きやすい「吸水速乾性ポケット」があるのですが、ポケットの高さは15cmほどなのでジッパーが閉まる傘は限られそう。
良かったところ
ぷくおはリュック状態で移動することが多いのですが、ベルトが幅広&3Way鞄としてはしっかりしているので長時間背負っていても疲れにくいです。そしてリュック状態の時には手提げ鞄時の取っ手を中にしまえるので見た目もスマート。なお、背面側の取っ手収納部分はスーツケースのキャリーハンドルにセットアップできるようになっています。
また、ジッパーはYKK製となっているためとてもスムーズですし、バッグの表地のナイロンも高密度生地のようでいいもの感があります。そうそう、手提げ鞄時の取っ手も幅広くなっていて、重たいカバンを持っても手が痛くなりにくそうです。
大切なMacBook ProをしまうPC収納ポケットも手で触った感じだとしっかりとクッションが入っていて、さすがにカバンを落とすのはアウトでしょうが、ちょっとした衝撃からは守ってくれそうに思えます。
さらに、非常に細かいところですがリュックモードのベルトの接続部分がバックルになっているのが良かったです。前回使っていたバッグでは、ここがカラビナのようになっているせいで、電車の網棚に置くとバッグの自重でうまい具合にカラビナが網棚に噛んでしまって、バッグを下ろすのに苦労したことが数回ありました。バックルであればそんな心配とも無縁ですので、気兼ねせず網棚に置けるのが嬉しいです。
ちょっと期待外れだったところ
総じて買って良かったと思えるバッグですが、ちょっとイマイチだったのが「リュックモードから手提げ鞄モードに変更するのが手間」だというところ。
リュックモードからリュックベルトを隠して手提げ鞄のように変身することが可能ですが、そのためには先ほどの写真に載っていたバックルを外し、上下に分割された肩掛けベルト計4本をバッグの隠しポケットのようなところにしまう必要があります。
特に下側のベルトはこのように小さな穴の中に先っぽを入れ、口の広い反対側から手を突っ込んで引っ張らないといけないので面倒。これが面倒すぎて、いまだに移動中にバッグモードから手提げ鞄モードに変更したことはありません(涙)
見栄えは少し悪くなりますが、こちらのカバンのように肩掛けベルトを一時的に保持できるようなループがあると表側からはベルトが見えないので便利ですね。
これ以外には、先ほども書いた通り傘収納ポケットが(バッグのサイズ上仕方ありませんが)小さく、微妙だということぐらいでしょうか。
なお、ACE イグニス 3wayビジネスバッグには今回購入したA4サイズの他にもB4サイズもあります。サイズは幅と高さが2cm大きくなることと、拡張時の奥行きが1cm増える程度の差。
電車で席に座ったときに膝の上にバッグを置いた際、A4サイズのバッグだと横に置いても隣の人の邪魔にはならなそう。B4サイズだとちょっと気になるかもしれないですが、そのような時は縦置きにすればいいだけですので、特段の理由がなければB4サイズを買っておけば間違いなさそうです。
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