さて、毎年恒例の友人とのキャンプ。ここ数年は我が家の子供が小さいため、テント泊だと夜のトイレが心配ということもありもっぱらコテージ泊となっています。
コテージといっても単に寝れる場所のある建物というわけではなく、エアコン、キッチン、風呂、トイレといった設備がつく上に、炊飯器、冷蔵庫、電子レンジなども備わっていて、コテージというより立派な別荘。
今回のキャンプのお供となるお酒
そんなコテージにまた泊まりに行くわけですが、今回は冬のキャンプということで冬の夜にふさわしいお酒を準備してみました。
購入したのはグラッパ。グラッパはワインを作ったブドウの搾りかすなどから作られる蒸留酒で、似たようなお酒としてはフランスのマーレ。そしてブランデーなどがあります。
グラッパはイタリアで作られているものを指すのだそうですが、蒸留酒らしい透明なものと、樽で熟成させて香りが豊かになるほか琥珀色になったものがあります。
そんなグラッパで、過去で飲んだお酒の中でも一番とも思える美味しさだったのがベルタ社のトレ ソーリ トレというグラッパ。とにかくアプリコットやチェリー、バニラといった香りが豊かで、飲み終えた後のグラスから立ち上る香りはずっと嗅いでいたいと思えるものでした。
ベルタ トレ ソーリ トレ (バローロ) グラッパ 木箱付き 43度 700ml ■入荷ごとにヴィンテージが変わります ...
今回はそのベルタ社のラインナップでもちょっと違う味わいというマジア(MAGIA)というグラッパを購入してみました。
マジア ディスティッラート デューヴァ | |
生産者 | ベルタ |
タイプ | 蒸留酒 |
品種 | バルベーラ、ブラケット、マルヴァジア |
熟成期間 | バリックで124ヶ月間 |
コメント | 皮を取り除いていないグレープマスト(果汁)をアルコール度数5%まで発酵させ蒸留。琥珀色。熟したチェリー、タバコ、カカオやバニラが奏でるコンサートのような複雑な幅広い丸みのある個性豊かな香りを楽しめる。香りと同様なリッチな味わい。 マジア(=魔法)で出来たような飲み物で、実際グラッパのカテゴリーではなく、ベルタ社の他のどの製品と比べてみても違いが分かる。 <製菓用><限定数量> |
アルコール度数 | 43% |
約1週間で手元に届いたマジア。いつも通り高級感のある木箱に入ったボトルはそれだけでも買って良かったと思わせてくれます。
キャンプでの開封が今から楽しみです。
今回購入したのはこちらのリカーズ スリーライン店さんです。
グラッパグラス
続いて悩んだのがそんなマジアを飲むためのグラス。冬キャンプということもあって、イッタラ・ウルティマツーレのオールドファッション。
これで飲んだら冬気分も上がってバッチリ!と思ったのですが、気になったのがグラッパの豊かな香りと強いアルコール。それらをうまくまとめ上げて美味しく飲むためにはやっぱりワイングラスで有名なリーデル社のグラスがいいのでは?と思い、同社のラインナップを見てみるときちんとグラッパ向けのグラスも数種類作られています。
なかなか買う機会のないグラッパ向けのグラス。せっかくならいいものをということで、今回は奮発してハンドメイドシリーズのソムリエのグラッパグラスを購入してみました。
こちらが届いたグラスですが、幸いブルゴーニュワインのソムリエグラスと違ってそう簡単には壊れなそうな、少し太めのステム(脚)に安心感を覚えます。
とはいえ、キャンプに向けた移動では購入時の薄い段ボール箱では心配。実際、ソムリエのブルゴーニュグラスを3脚買った時には手元に届いた時点で1脚割れてしまっていたということもありましたし…
そういう理由で、木箱で持ち運び用のボックスを作ってみることに。
Amazonで適当な箱を探していて見つけたのがこちら。
25L x 15W x 9H cmという大きさの松の木のボックスとなっています。グラッパグラスが約口径55×最大径71×高さ200mmなので、緩衝材を入れてちょうど2脚が収まりそうということ、値段も1,300円ちょっとと手頃だったので購入してみました、
はるばる中国から届いたボックスに、段ボールで仕切りを作り、プチプチで内部をカバーして出来上がり。
どれだけ保護してくれるかは分かりませんが、ちょっと雰囲気が出たと思います。できれば高級感を出すためにサテン生地などで仕上げてみたいところですね。
こんな感じで準備した冬キャンプ。子供達が寝た後、暖炉の炎を眺めながらグラスを傾けたいと思います。問題は、12月なのに最高気温が20℃。夜間でも14℃と、冬というより秋キャンプのような気温で、ちょっと想定が外れてしまったことでしょうか(笑)
今回は12月なのでちょっとクリスマスっぽいキャンプをする予定ですが、そちらの模様はまた追って紹介させていただきます🎄
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