さて、今回はオンライン配信におけるトラブルの想定と、現時点で考えられる対処法について検討してみたいと思います。
ぷくおが今回の配信で体験したトラブルも記載していますので、発生してから慌てることのないよう頭の片隅に入れておきましょう!
zoomのサービスが落ちてしまった時
絶体絶命ですね。視聴していた参加者は、何が原因かわからないまま勝手に画面が真っ暗になり、音信不通となるはずです。
まず起きないと思われる(思いたい)トラブルですが、これを避けるには別のサービスでも同時に配信を行う/配信がすぐに切り替えられるように準備をしておき、参加者への案内時に万一に備えて他社サービスの接続用URLを案内しておくぐらいしか考えられません。
全く同じものを2つ契約しなければならないのがネックですが、実際に多数の参加者を収容する会議室やホールを借りることに比べたら安いもの。
また、よりコストを抑えたいのであればYouTubeの限定公開(問題なければ公開)live配信というのもアリでしょう。
YouTube live配信では資料の共有などが出来ませんが、資料はzoomなどのメイン回線ですでに配布済みであれば問題ないでしょう。また、コメントを視聴者が記入するにはYouTubeアカウントを視聴者各自が作っておかなければいけないので、コメントを求める場合には少し不便ですね。
自社回線(または配信拠点の貸し会議室などの回線)が落ちた時
ごく稀に発生する光回線の通信障害。エリア一帯がダウンしてしまうことが想定されます。
また、そこまで大規模ではなくても回線の終端装置から配信を行なっているPCまでの間にあるケーブルや機器のトラブルで問題が発生する可能性も大いにあり得ます。
ぷくおが今回行なった場所は貸し会議室だったので、バックアップとして使おうと考えていたのは手持ちのスマートフォンをテザリングして運用するというパターンでしたが、自社内であれば終端装置からPCまでの間の予備機材がどこにあるか確認しておくのが良いですね。
配信用PCが落ちた時に備える
今回の配信時に起きた、本当に血の気が引いたトラブル。
バッテリーが切れてしまったという単純なトラブルだったので、コンセントをつなぎ直して立ち上げるだけで復活し、ホスト操作を再開できましたが、トラブルに備えてホスト操作用PCを2台。というのは難しいかもしれませんので、せめて資料出しPCや配信映像確認用として利用しているPCなどを、送球にホストユーザーとしてログインし直せるよう、ID・パスワードを確認しておきましょう。
地方拠点の接続が切れた時に備える
これも今回の配信時におきたトラブル。
回線は光回線、またPCは有線接続でインターネットは繋がっていて、さらに何の操作もしていないのにzoom接続が勝手に切れていた。ということが何度か発生しました。
回線やPCのトラブル対応は前述の通りですが、何か起きた時にすぐにホスト(主拠点)と連絡が取れるようにLINEグループを作っておいたり、電話がすぐにかけられるようにしておきましょう。
次回
まだまだこれ以外にもトラブルの種はたくさんあるはず。ぷくおも思いついたら追記していきますし、もし配信をやった方でこんなトラブルがあった。というのをコメントいただければ嬉しいです。
トラブル対策や便利な使い方・サービスを共有して、盛り上げていけたらいいですね。
次回はカメラの違いによる画質の差などを書いてみたいと考えています。
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