さて、急遽さようならをすることになってしまったメルセデスベンツEクラス。今までディーラーでの下取りをしたことしかありませんでしたが、せっかくの機会なので一括査定をしてみることに。
ちなみに、今回の中古車販売店による一括査定をしてもらう2週間前に、ディーラーで見積もりしてもらった時は300万円を少し切るぐらいでした。
E300ステーションワゴンは定価が900万円半ば。そこから購入時に割引等してもらって750万円程度だったのがわずか3年半弱で半額以下の査定となってしまうところに、大柄のため不人気なEセグメントの車を買う怖さがありますね。
Cクラスに比べて、より満足感、所有感のある車でしたが、ぐっと安くなる中古を一括で買うのがベストなんでしょうね(中古は新車に比べてローンの金利が高いことが多いので)。
一括査定登録から現車確認調整まで
一括査定というと、延々とかかってくる電話というイメージがあり申し込むのを躊躇していましたが、ディーラーでの査定が低かったこともあり意を決してサービスを利用してみることにしました。
様々な一括査定サービスがありますが、今回は車の状態を入力し、各買い取り業者が1次査定を実施。その上位3社からだけ連絡が入るというMOTAという一括査定サービスを利用してみます。
車検証の内容や車の走行距離といった情報のほか任意で車体の写真などを登録すると、翌日夕方までに各社から1次入札が行われ、入札のあった会社のうち上位3社と買取を進めていくという流れ。
ぷくおの場合は翌日11時半に最初の1社から入札がありましたが、既に昼の時間になっていたのでやっぱり売れ筋のミニバンやコンパクトカーではないので入札者が少ないのかとちょっと残念な気持ちになります。
午後になり入札も増え、最終的には7社からの入札がありました。その査定結果は18時にMOTAの個人画面で確認できるのですが、それまでは入札があったことしか分からず少しどきどきの時間が続きます。
18時になり、入札結果が表示され、少し時間をおいて上位3社から現車確認の連絡が入りました!
その際、担当者に対して複数社の同時査定をしたいことを伝えますが、買い取り業者も慣れているのか全く嫌がることもなく、翌週末の午後に3社の同時査定をしてもらえることに。
査定前にやったこととついに同時査定
1万円でも高く買い取ってもらいたいことから、現車確認前日に念入りに掃除を行います。このとき、Eクラスを購入して3年半が経過しましたが、初めてボンネットを開けました(笑)
室内は掃除機でゴミを吸い取り、続いてガムテープでマット等に付着した綿埃を丁寧に除去。ダッシュボードやシートは固く絞ったタオルで汚れを取ります。室内最後は普段車の中に置きっぱなしだった充電ケーブルやティッシュ等の細々したものを全て取り払い、まるで新車の時のようなすっきりした室内が戻ってきました。
続いて洗車。ボディー表面とホイールを洗い、タイヤワックスを塗って終了。ここまでやると本当に新車の時の感覚が蘇り、手放したくなくなってきます。
売却契約と車引取りまで
さて、いよいよ同時査定当日。少しでも心象を良くするためにお茶・コーヒーの準備をしておこうかなんて考えていましたが、調べてみると査定する方へのお茶出しは不要なんだとか。
そんなわけで、とにかく担当者が来るのを待つばかり。2社からは2時間ほど前に挨拶と、到着直前の連絡が入ったのに1社だけ連絡がありません。
まあそんなものかな?と思いながら査定依頼時刻となってしまいます。が、結局その1社は現れず。こちらは査定中にこちらから会社に電話したものの、依頼していた14時から15時の中で向かう予定となっていると聞かされますが、その後も何も連絡がないまま無断キャンセルとなりました。
社会人的にどうなのよ。というトラブルに遭遇したので、上位3社のみならず4社目ぐらいまでは同時査定に来てもらう方が良いのかもしれません。
そんなトラブルはありましたが、来ていただいたエースオートモービルさんとトップランクさんという千葉県北西部の2社の担当者は丁寧な方で安心でした。
2人ともエンジンをかけたり、ボンネットを開いたり、様々な角度から確認したりチェックしてはスマホで会社と連絡をとり査定を進めていきます。
ある程度査定が進んだ中で言われたのが、いくら以下だったら売りたくないという価格があるか?ということ。
これについては、事前にディーラーでの査定を済ませていたこと、また車自体は気に入っていたので査定が低いならこのまま乗り潰そうと思っていたので、ディーラー査定+15万円の310万円未満だったらそもそも売らないと伝えました。
2社のうち1社は当初の査定額がその金額に届いていなかった反面、もう1社は超えていた模様。
そのため、再度担当者は会社とやりとりして査定額アップ。そしてそれを受けてもともと基準をクリアしていた社も会社と話をしてさらに少し金額を上げてくれた模様です。
こうして、現車確認を始めて1時間近くが経過したところで、ついに両社の査定額開示となります。
開示方法はお互いの名刺に金額を書いていただき、ぷくおに裏返しにした状態で渡してもらい、一斉にオープンというやり方で実施。
愛車が無くなるという寂しい状況なのですが、同時にどんな額になるのかというワクワク感もある不思議な心理状況でした(笑)
そして出された名刺を裏返しにすると、当初基準を下回っていた社は317万円。そしてもう一社は326万円となり、売却先が決定!! 当初のディーラーでの買取価格より約30万円高く売ることができました!
売却契約と引き取りまでにやること
その後は売却先担当者との打ち合わせ。
まず車の引き取りは4日後の午前中。それまでの間はいきなり1,000km走るとかでなければ普通に乗って距離が増しても問題なし。またガソリンも入れる必要はないとのこと。
続いて書類関係として、売買契約書と自動車税還付の還付請求権譲渡通知書に必要事項を記入して終了となりました。
引き取りまで数日あったので、最後にどこか遠出を!と思ったものの、結局仕事と子供の世話で忙しく、乗れたのは引き取り前夜に3km程度乗っただけ。やっぱりEクラスを乗り続けるのは長距離向けの車なのでもったいないですね。
ラストランの後は、まだ車に残っていた音楽データの残ったSDカードとETCカードを回収。さらにカーナビの地点登録情報やドライブレコーダーのSDカードを初期化しておきます。
また、車両に搭載されている緊急時通報サービスの契約書類として当該サービスを行なっているボッシュサービスソリューションズさんからダウンロード・印刷したもの、スペアキー、ドライブレコーダーの取り扱い説明書、アイドリングストップキャンセラーとデイライトコーディングの機器も積み込みます。
引き取りに立ち会ったのですが、去っていくEクラスワゴンの姿は美しかった。。。
車両引き取り後にやった手続き
車両が引き取られた後に行ったのは自動車保険と緊急時通報サービスの停止。
まず自動車保険は乗り換えではなく、EQBの増車とEクラスの契約解除という重複した期間があったために切替では無く、Eクラスの保険を引き取り後に解約となりました。
一度引き取り前に保険会社に相談したのですが、解約は引き取り後になるとのことだったので、改めて電話して解約。
また、緊急時通報サービスは自身のメルセデスベンツアカウントと車両情報が紐付けられているので、車両購入時のディーラーを訪問し、書類に住所・名前を記入して紐付け解除となりました。
また、売却代金については引き取られた翌々日営業日に自身の口座に振り込まれていて、これにてEクラスとの生活は完全に終了となったのでした。
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