巣鴨・加瀬政で「鱈のじゃっぱ鍋」を食べてきました<2019.1追記>

越冬する為にカロリーを日々貯め込んでいるぷくおです。

冬といえば鍋。
体も温まるし、野菜もたくさん摂れて嬉しい料理ですが、じゃっぱ鍋というものをご存知でしょうか?
 
じゃっぱ鍋の「じゃっぱ」とは、青森・津軽弁で「がらくた」という意味で、魚の頭、アラ、エラなど、素材を余すことなく使う鍋のこと。
 
代表的な魚は鱈(タラ)を使用する、津軽の郷土料理になります。
そんな鍋ですが、当然魚を使用するので魚の品質と鮮度に影響されます。
 
今回食べに行ったのは、巣鴨駅から徒歩約7分ほどの、巣鴨地蔵通り商店街の中にある割烹「加瀬政」。
 
加瀬政さんでは季節に応じて魅惑の料理が提供されていて、10月下旬から3月上旬は「名物鱈のじゃっぱ鍋」という鍋料理が出されています。
 
使用される鱈は毎日青森から空輸!され、淡白な身だけでなく鍋の汁をくぐらせる程度だけで食べられる白子が絶品となっていて、ぷくおは過去に2度ほど食べに訪れています。
 
最近寒さが厳しくなったので久しぶりに再訪してきました。
もちろん予約を入れたのですが、この時期はじゃっぱ鍋しかやっていませんとのことでしたので、他の鍋を目的にされていた方は要注意ですね。
 
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巣鴨地蔵通り商店街を駅から進んで約7分程。お店は商店街左手にあります。
 
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暖簾をくぐって店内に入ると右手に6人ほどのテーブル。
左手に畳席が2室あるようです。
今回通されたのは左手前のお部屋。
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最初に先付けが出されます。
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まずはビールを頂き
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先付けを味わっていると鍋の準備が始められ、ぷくおが待ち望んでいた鱈の白子も登場しました。
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透明感のある白子や鱈の身、野菜、お豆腐などが盛られています。
ちなみにこちらは2人前の分量です。
 
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まず初めに火の通りにくい肝や出汁の取れる骨の部位などを投入します。
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ちょっと灰汁が取れていませんが待ちきれずに白子投入。
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写真はボケてしまいましたが、勝手に東北らしいと解釈している濃い味のぽん酢を付けて白子を頂きます。
本当にクリーミーな味わいで幸せなひと時でした。
 
ビールは最初の一杯だけで、鍋といえば日本酒。
白子のクリーミーさと日本酒の味わいが最高の組み合わせ!!
 
1本目は大好きな〆張鶴。2本目は多分飲んだことが無く、じゃっぱ鍋の故郷・青森の喜久泉にしました。が、肝心の味については白子の味わいで記憶が占められてしまい、白子の味を引き立ててた美味しく飲みやすい日本酒ということしか覚えていませんでした(^^;
 
こちらがお飲み物リストの日本酒についての部分。ぷくおは鍋の時にサワー類は飲まないのでこちら側しか撮っていませんでした。ごめんなさい。
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野菜類も投入。
野菜の甘みも加わり、さらに美味しい鍋に進化していきます。
写真を撮り損ねましたが、鱈の身もふわっとほぐれ、スーパーでぷくおが買うような少しざらついて、身が硬めのものとは大違い。
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鍋の締めは雑炊がうどん。
男性2人のささやかな宴会でしたが、アラフォーおやじには食べきれません。
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最後はデザート。
お茶も出され、ほっとする瞬間ですね。
 
以上で加瀬政でのじょっぱり鍋コースは終了となります。
 
本場の津軽地方ではもっと美味しい鍋があるかもしれませんが、都内でこれだけの鱈が味わえれば充分満足いくものだと思います。
 
もし都内でおすすめの鱈の鍋が食べられるお店があれば、コメントして頂けたら食べにいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
 

今日訪れたお店はこちら

割烹「加瀬政」(巣鴨駅)
住所:東京都豊島区巣鴨3-14-16
電話:03-3918-1286
営業時間:11:30〜14:00、18:00〜21:00L.O  22時閉店
定休日:月曜日(縁日(4,14,24日)と重なった場合は翌日
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<2020/1/13追記>

BS日テレで放映されている「断ちごはん」で加瀬政さんが紹介されていました。こちらで紹介されていたの食べ方が、白子を残しておいて最後の雑炊に投入するというもの。テレビを見ているだけでも本当に美味しそうだったので、近いうちに再訪したいですね。

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