前回は水草の植栽からライト点灯、出張を挟んでの流木カビ対処、換水方法の進化まで書きました。今回はいよいよ、子どもたちが待ちわびていた魚の投入です。
目次
その前に——水草に紛れていた住人
モーリーの話の前に、ちょっとした事件を。5月28日、水槽をじっと眺めていたら、小さな貝が4匹いることに気づきました。買った覚えはない。おそらく水草に卵か、本当に小さな幼体が紛れていて、それが大きくなって移動し始めたことで発見できたのだと思います。

どんな貝に成長するのかよく分からなかったので、見つけた4匹は全て駆除しました。水草水槽で貝が増えると手に負えなくなるという話は聞いていたので、ここは早めの対応として、少し可哀相ではあったものの取り除かせていただきました。
金曜日、水質検査
5月30日の金曜日。いよいよ水質検査です。テトラの6 in 1とアンモニア試験紙を使って確認したところ、pHが6.5くらいで、モーリーの適正範囲からは少しはみ出しそうではあったのですが、その他の項目——亜硝酸、硝酸塩、アンモニアなどは全て適した数値の範囲内でした。
ソイルがpHを下げる方向に働くので、モーリーにとってやや酸性寄りなのは想定内ではあります。ただ、魚を入れた後はしばらく大きな換水がしにくくなるので、投入直前にもう一度半分強の水を入れ替えることにしました。
流木、煮沸再び
もう一つ、魚を入れる前にやっておきたかったのが流木のカビ対策です。前回歯ブラシで除去したものの、またうっすら出てきていたんですよね。魚がいる状態でカビまみれの流木はさすがによろしくないだろうということで、土曜日の昼に手持ちの鍋の中で最大サイズであるパスタ鍋を使って煮沸することに。

ただ、アーチ流木がパスタ鍋にぎりぎり収まらない。半分ずつ沸騰させて、それぞれ30分煮ました。けっこうな手間です。煮沸後はカルキ抜きをした水にいれて熱を下げたうえで水槽に戻しました。
土曜日、ついにモーリーを迎えに行く

▲ 魚が入った小包(新聞紙にくるまってるやつ)を抱えて大満足の次男
流木を煮沸、水も半分強入れ替えて、準備は整いました。子どもたちを連れて、2週間ぶりに習志野市の谷津駅近くにあるアクアリウムショップ「HIROSE AQUA WORKS」へ向かいます。パイロットフィッシュ(水槽に最初に入れる魚。水質を安定させる役割もある)も兼ねているので、まずは3匹だけ購入しました。
買ったのは「ゴールデンブラック・ライヤーテールモーリー」という魚。頭側半分が黄色で、しっぽ側が黒。ライヤーテールというのは尾びれが上下に伸びるタイプで、泳いでいる姿がなかなかきれいです。子どもたちがショップで最初に気に入った魚なので、病気などせず元気に育ってほしいですね。
ちなみに、この「モーリー」は卵胎生メダカの仲間だそうで、水質の変化、特に最初にショップから自宅水槽に移した時に細菌性感染症に注意が必要ではあるものの、それ以外は非常に丈夫なのだそう。また、繁殖も成功しやすいらしいので、自宅で稚魚が増えたら子どもが喜びそうです。
水温合わせ・水質合わせ

家に帰って、まずはショップの袋ごと水槽に浮かべて30分ほど水温合わせ。その後、袋の水を少しずつ水槽の水と混ぜて水質を合わせていきます。最後に、ショップの水は入れずに魚だけネットですくって水槽へ。購入したショップは信頼しているものの、とはいえショップの水には何が混ざっているか分からないので、なるべく入らないよう注意してお引越ししました。
水槽が「生き物のいる水槽」に変わった
モーリーが水槽に入った瞬間、本当に水槽の印象が一気に変わりました。
流木の間を3匹がすーっと泳いでいく。黄色と黒の体色が、黒ソイルと緑の水草の中でかなり映えるんですよね。水草の上や中を黄色と黒で目立つモーリーが泳いでいる姿は、あの「ゆるネイチャーアクアリウム」のイメージ画像で妄想していた光景そのものでした。

もっとも、お引越しから丸一日はモーリーも環境の変化に驚いていたようで、水槽の壁沿いを泳ぐことが多かったです。それが、次第に水槽に慣れてきたのか、徐々に水草の間や流木のアーチをくぐったりするようになったので、病気などにならずに元気に過ごしてくれることを祈っています。
さて、肝心の子どもたちの様子ですが、導入直後からかなり喜んでいて、その後も長男も次男もけっこう頻繁に水槽を見に行っています。さすが動物園よりも水族館が好きな子どもたち。大金はたいて導入した甲斐がありました。
そして意外だったのが妻の反応で、魚が入ったことで水槽に対して少し好意的になった模様(笑)。さらに、水槽自体は5,000円(オークション)、水槽台は1万円程度だったことを伝えたら、「もっと高いと思っていた」模様で、さらに態度が軟化した感じがします。
もっとも、一番高いのは2万円超えの照明で、続いて1万4千円のCO₂ジェネレーターなのですが、そこはまあ、聞かれなければ言う必要もないかなと( ̄ー ̄)ニヤリ
いまここ
モーリーが投入されて一安心。と思ったものの、、、翌日(日曜夜)にはまた白カビが流木にうっすら出ていました。。。1時間かけて煮たのに。新しい流木あるあるらしいのですが、本当にしつこいですね。ただ、月曜の夜に確認したところ、流木の頂点にあった白カビがなくなっていたんですよね。もしかしたらモーリーが食べてくれた(体に良くなさそうなので少し心配ですが)のかもしれないです。しばらく様子を見て、ひどくなるようならまた煮沸するしかないですね。
モーリー3匹が泳いでいる45cmキューブ水草水槽。8,900円の小型水槽から始まった計画は、気づけば10万円コースになり、ソイル敷き、流木カビ、出張中の自動運転、早朝5時半の換水、鍋での煮沸消毒…と、それなりに波乱のある立ち上げになりました。

▲ ダイニングテーブルから見た水槽。手前のテレビと比べてもかなりの存在感
でも、子どもたちが水槽の前で魚を眺めている姿を見ると、まあ良かったかなと思います。次はエビと水草のウォーターマッシュルームを投入する予定。エビは、当初はミナミヌマエビを迎えようと思っていましたが、だんだんと「スノーホワイトシュリンプ」という、イッタラでいったら「フロスト」のような白系の透明な体を持つエビが気になっているところ。
また、子どもが飼いたいと言っていたコリドラスは、まだまだパールグラスが絨毯になっていないのでしばらくペンディングとなります。
ゆっくりと水槽を充実させる予定ですが、とりあえずモーリーがいるので子どもたちが急かしてくることはないでしょう。





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