鴨川シーワールドホテルが子供連れに優しかった

シルバーウィーク後半の三連休。初日は幕張メッセで行われたエックスゲームズに行ってきたわけですが、続いて2日目、3日目は千葉の右下にある鴨川シーワールドに行ってきたのでした。

X Games Chiba 2024に行ってみた

鴨川シーワールドといえば日本で3か所のみ飼育されているシャチが有名で、毎日ショーも開催されています。

そんなシャチのショーですが、毎年夏の恒例となっているサマースプラッシュですが、残暑が続いているというので2024年は10月1日まで延長されていたので、これも楽しみにしていたのでした。

そして、今回予約したのは鴨川シーワールドに隣接する鴨川シーワールドホテル。

鴨川旅行を思い立った1週間前の時点で、運良く連休2日目が1部屋だけ空いていたので予約成功!

こちらのホテルの良いところはなんといってもホテル代にシーワールド入館料が含まれているところ。入館料は通常大人が1日3,300円。2日券で4,950円となりますが、宿泊者はチェックイン日〜チェックアウト日の間はシーワールドに入ることができるのです。

我が家の長男はもともと水族館が大好きで、葛西臨海水族園ではいつも楽しそうにしていたので鴨川シーワールドも楽しめるはず。弟は、今まではどちらかというと動物園派でしたが、最近は海の生き物のおもちゃにも関心を持ってきているので、鴨川シーワールドデビューにちょうどいいだろう!というのも大きなポイントでした。

我が家から鴨川シーワールドへは車で概ね2時間ほど。なので朝の支度を終えてまっすぐ向かえばお昼頃には到着するのですが、あいにく当日は急に進路を変えた台風14号から変わった低気圧の影響で風速10m/sの強風と雨予報のため、雨雲の様子を見て14時過ぎに鴨川へ到着。

いよいよ鴨川シーワールドへ

鴨川は、風こそ強いものの雨雲は去り、水族館を楽しむのには全く問題が無い状況になりました。さっそくチェックイン手続きを済ませ、シーワールドへ出入りする扉のICカードをもらい、いよいよシーワールドへ。

ホテルからシーワールドへは50m程度なので、気軽に行き来できるのは非常に便利ですね。

ホテル側からシーワールドへ入ると、まず出迎えてくれるのはイルカ。そしてアザラシやセイウチ。さらにアシカショーエリアとなります。

▲鴨川シーワールドマップ 一番右側にメインゲート。左側にホテルとなっています

通常の正門から入るパターンとは逆向きに水族館を楽しんでいきます。

アシカショーの観客席の下にあるのがロッキーワールド。こちらでは太平洋の自然環境をリアルに再現した5つの海に、バンドウイルカ、アシカとアザラシ、セイウチ、トド、フンボルトペンギンがそれぞれ展示されています。

特に次男が気に入ったのがセイウチ。
屋外の上から見る姿も迫力がありますが、水中から除く巨体はとにかく迫力満点。なのですが、どことなくユーモラスな顔つきや体つきが気に入ったようです。

セイウチといえば個人的には三重の鳥羽水族館ですので、もっと大きくなったら鳥羽にも連れていってあげたいですね。

また、正門に向かう途中にあるトロピカルアイランドは、名前の通り南の海を水中散歩しているようなカラフルな海が広がっていて、子どもたちもカラフルな魚にくぎ付けとなっていました。

ただ、失敗したのがトロピカルアイランドの入場方法。ついホテル側の方から入ってしまったのですが、正門側から入るとまず最初に南国のようなビーチが再現されていて、徐々に海の中に入っていく気分が味わえる仕掛けになっていたのでした。

もっとも4歳児と2歳児にはそういった仕掛けがどこまで理解できているのかは不明ですが、小学生以上であれば正門側から入場するのがおすすめだと思います。

さらに正門に向かって、クラゲがたくさんいるKurage Lifeやベルーガを見て、初日の水族館は終了。

最後にホテルに向かう途中にある遊戯コーナーでモグラたたきなどで遊んでからホテルに戻ります。

歩いてすぐホテルなので、暑い日にビールを飲みながら見学するのもよさそうですね。

さて、今回泊まるのは1部屋だけ残っていた最上階の部屋。とはいっても5階なのでそれほど高いわけではないのですが、目の前は太平洋なので開放感がありますし、少し高いところからだと海の反射が抑えられて透明感が味わえるのが良かったです。

今回はホテルの真ん中あたりの部屋だったのですが、501とか401の端っこの部屋であれば部屋からシャチショーも見えそうだったので、もしそれらの部屋が取れた方はラッキーですね。

部屋というか建物は古さを感じさせますが、しっかりと清掃されていますし、トイレも新しいものとなっています。またテレビも新しかったので快適に過ごすことができました。

部屋は10畳和室と、窓側の広縁という一般的なつくりとなっていて、普段マットレスで寝ている子供たちにとっては布団が並んでいるのが楽しかったみたい。

夕食はちょっと早めの17時半ごろに向かったのですが、とにかく家族連ればかりで自分としては子供が大声を出しても誰も気にしなくて気楽だと思える反面、大人同士で泊まるとちょっと騒々しいと思ってしまいそう。

食事はバイキング形式となっていて、寿司や刺身をはじめ和洋中揃っているほか、キッズコーナーとしてスパゲッティやハンバーグ、ポテトフライなども置いてあったので助かりました。

また、うちの子供はアレルギー持ちなのですが、バイキングに並んでいる料理それぞれに8大アレルギーが表示されているほか、リクエストしておけば夕食と朝食の他のアレルギー情報が書かれたプリントももらえるなど、親切な対応をしていただけました。

残念ながら夕食は子供2人の対応で自分はゆっくりと味わえる状況になかったのですが、それでも大きな鯛を目の前で捌いたものをすぐに握ったお寿司は、肉厚で鯛のおいしさを味わうことができました。

その後は温泉大浴場で汗を流し、布団でゴロゴロしながら子供は就寝。大人はゆっくりと夜の太平洋を見ながら缶ビールを飲んで過ごしたのでした。

なお、おむつが必要な幼児との旅行で必ず発生するのが使用済みのおむつの処理。ですが鴨川シーワールドホテルではエレベーターホールにおむつ用ゴミ箱があったのがかなり便利でした。

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