仕事で三重県に来たぷくお。せっかくなら伊勢神宮でも見てきたら?という上司のありがたい言葉を受けて、さっと仕事を終わらせて伊勢神宮へ行くことにしました。
本当ならしっかり外宮→内宮の順で回りたかった伊勢神宮ですが、思いのほか時間がなかったため内宮だけ行くことに。結果的には内宮の観光時間は1時間ほどしか取れなかったので、外宮から回らなくて良かったという状況でした。
今回は電車での出張だったため、伊勢神宮内宮へは近鉄・五十鈴川駅からバスで移動します。バスは7時〜18時ごろまで毎時2本ほど出ていて、運賃は大人230円(小児120円)でした(交通系ICカード利用可)。
伊勢神宮 内宮
バスに揺られて10分ほどで内宮前に到着。五十鈴川に架かる、日常の世界から神聖な世界を結ぶ宇治橋を渡っていよいよ伊勢神宮内宮へ。
橋を渡って歩いて行くと右手に手水舎があります。こちらはコロナ対策として柄杓を使わないでも手を清められるように水が多数の穴から流れ落ちるようになっていました。
そして、過去に2回ほど訪れていたのに気づかなかったのがこちら。手水舎のすぐ先に、五十鈴川の岸辺に降りられるような場所があったんですね。
五十鈴川のすぐそばまで行けるようになっていて、改めて五十鈴川の水で手を清めます。どれほどの清流なのかは不明ですが、ひんやりしていて気持ちいい!
手を清めた後はいよいよ天照大御神をお祀りする正宮 皇大神宮(こうたいじんぐう)へ。写真撮影はこの石段手前までなので要注意です(上で写真を撮ると漏れなく注意されます。天照大御神の前で注意されるのは避けたいところ)。
石段を上がった先には「祠(やしろ)」があり、しっかりと参拝を済ませてきました。
伊勢神宮を参拝するにあたって調べていたところ、この正宮では個人のお願いより国全体を思うような願いがよく、個人的なお願いは少し手前にある荒祭宮(あらまつりのみや)が良いんだとか。
というわけで、正宮を後にして個人的なお願いをすべく荒祭宮を目指します。平日夕方ということもあってか、荒祭宮に向かう人はおらず、道中はより一層静謐な空気になっていました。
こちらが荒祭宮。こちらは内宮に所属する十所の別宮のうち、第一に位している由緒ある別宮で、ご祭神は天照大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえるそうです。
荒祭宮でのお参りを済ませ、最後にお札・御守りを購入した頃には陽射しもだいぶ弱まってきました。参拝時間は新型コロナの関係で午後5時までとなっているので内宮を後にします。
伊勢神宮内宮門前町&おかげ横丁
伊勢神宮のすぐ近くに広がるのが内宮門前町。そしてその中心に江戸末期から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物を移築・再現した「おかげ横丁」という町並みが広がります。
おかげ横丁を散策する時間が無くなった原因がこちら。赤福は今や東京駅でも買えるようになっていましたが、赤福本店の通りを挟んだ反対側にあるのが「赤福本店別店舗」。
そこに掛かっていたのが「赤福ぜんざい」。思ったより冷え込んでいたこともありぜんざいを食べないという選択肢はありませんでした(笑)
店内は風通しの良い空間になっていて、落ち着いたとはいえまだ怖さのある新型コロナ対策にもよさそう。
待つこと数分で赤福ぜんざいが登場。ちなみにこちらでは赤福餅もいただけるようになっています。
初めて食べる赤福ぜんざい。大粒の大納言小豆が使われていて食感がよく、汁粉はとにかく自然な甘さという感じ。また、お餅は注文を受けてから焼いているそうで、柔らかい食感で美味しかったです。
赤福ぜんざいを頂いた後は五十鈴川駅へ。残念ながらちょうど良い時間のバスがなかったため駅まで歩いて向かいましたが、2km強でしたので20分ほどでスタート地点の五十鈴川駅に到着。
わずか1時間強ではありましたが、久しぶりに厳かな伊勢神宮を参拝できて良かったです。次回は外宮からしっかりと回りたいところですね。
今回訪れたところ
伊勢神宮 内宮
- 名称:皇大神宮(内宮)
- 住所:三重県伊勢市宇治館町1
- 参拝時間:当面の間午前5時から午後5時まで(2021年11月現在)
- 電話番号:0596-24-1111
赤福本店別店舗
- 住所:三重県伊勢市宇治中之切町26
- 営業時間:午前9時〜午後5時(繁忙期時間変更あり)
- 定休日:催事日程に準じる
- 電話番号:0596-22-7000
- メニュー
盆(赤福2個):230円
赤福ぜんざい:530円(冬季のみ。2021年は11月1日〜)
赤福氷(夏季のみ)
コメントを残す