新型MacBook Proでデザインの特徴の一つでもあるのが「ノッチ」。ノッチとは、本来であればカメラの高さに合わせて作られるベゼルを、カメラの部分のみ岬のように残して両脇をディスプレイにしてしまったもの。
これにより、新型MacBook Proでは+0.2インチのディスプレイサイズを手にしたのですが、視界の邪魔になったり、メニューバーの項目が多いとノッチを隔ててその右側にまではみ出すということで否定的な意見をよく目にします。
ノッチ対策ソフト「TopNotch」
メニューバーの項目が右側にまではみ出る部分は仕方ありませんが、メニューバー自体を黒く(文字は白抜き)してノッチを目立たなくするソフト「TopNotch」がリリースされています。
TopNotchの効果は見れば一目瞭然。まずは通常の状態がこちら。写真の通りディスプレイ上部にそれなりの存在感を持った黒いノッチが存在します。
ただ、iPhoneと違って元々多数のメニューがあるソフト以外では使用していなかった領域ですし、映像を再生するときは大抵上下はフォーマット的にカットされるほか、iPhotoやPreviewではフルスクリーンにしても上部のメニューバー部分は避けて表示されるので個人的にはそれほど気にならない存在でした。
そして、TopNotchを使用した状態がこちら。どこにノッチがあるか分からない状態。そして、ノッチの両サイドにある文字・アイコンは全て白抜きになっているので表示領域を狭めるわけでもないのがいいですね。
TopNotchのオプション項目
単にメニューバーを黒くするだけではないのがTopNotchの凄いところ。設定画面にはmacOSのダイナミックデスクトップ(壁紙)に対応する項目の他に「Round corners」という選択肢もあります。Round corners
この機能を何も設定していないとこんな風に黒くなったメニューバーは水平な線のままとなっています。
それが、Round cornersをオンにするとこんなふうに左右のノッチにちょっとはみ出た部分が付加されます。
このおかげで、ウィンドウをメニューバー付近に持っていく(またはフルスクリーンではない最大化をした際)と黒いメニューバーとウィンドウの隙間に残ってしまう壁紙部分が、
すっきり感はあっていいのですが、引き換えにせっかくの14.2インチディスプレイがものすごく小さく感じてしまったため、このRound cornersは早々にキャンセル。わずかちょっとのピクセルが黒くなるだけでこうも画面が小さく感じられる自分の意識に驚きです(笑)
ぷくおはRound corners機能を切った際にそのままTopNotch自体を使うのをやめていましたが、ノッチがあってもそれほど気になっていませんでした。ただ、改めてTopNotchを使うとメニューバーが引き締まって見えたのも事実。今度はしばらく使いっぱなしにしてみたいと思います。
今回発売されたMacBook Proをお持ちの方は一度は試してみてほしいフリーソフトとなっています。
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