悩みに悩んだ末に日曜日に注文した新たな相棒となるHHKB Studio(以下Studio)が雨の強い火曜日の夜に到着したので、さっそく開封してみました。
段ボールを開けるとHHKB Studioと書かれた袋に包まれたキーボードの箱が出てきます。さらに箱を開けるとまともHHKB Studioと書かれた袋が出てきたので、この中にキーボードが!?と思いきや、こちらは取扱説明書。
その下に透明の袋に入ったキーボード本体が入っていました。
付属品はUSB-Cケーブル(1.8m)と乾電池4本、そして写真には写っていませんが、ポインティングスティックキャップの予備が4個入っていました。
恒例の重さチェック。公称840gが841gでしたが、実はキーボード裏の電池カバーにシールが貼ってあったので、しっかりと公称通りの重量でした。最近は結構誤差のあるアイテムが増えてきたので、ぴったり合っているというのは何だか久しぶりな気がします。
同封されていた【重要】と書かれた紙に記載されていた通り、まずは公式サイトからキーマップ変更ツールをインストール→起動し、キーボードファームウェアを更新します。
本体に書き込まれていたのはB0.06でしたが、既にB0.07が公開されていたのでダウンロードし、キーマップ変更ツールからダウンロードしたファイルを読み込み、画面右にある「HHKBへ書込み」ボタンを押してファームウェア更新を実施。
HHKB Studioを使ってみる
いよいよ実践投入となるStudio。キーマップをかなり自由に変更できるようになったのがStudioの特徴ですが、まずは初期設定に近いところから気になるポイントを変更していこうと思います。
早速仕事で使ってみてよかったのは打鍵音が静かなところ。大きくリターンキーを押す!とかしなければ、メカニカルキースイッチとは思えない静かな音。
たとえるなら、ATMに付いているキーボードをほんの少し野太い音にしたような感じ。
キーストロークは3.6㎜と、今まで使っていたFILCOのMajestouchの4mmより短く、キーの反力は気持ち硬いような気もしますが、より早い入力ができるようになったと思います。
なによりホームポジションに両手を置いた状態で、ノートPCのThinkPadのようにマウスポインタを移動させたり、キーボード手前に設置された3マウスボタンの真ん中と組み合わせてスクロールできるため、ホームポジションを崩さないで済むのは非常に便利。
CADやイラストといった作業には不向きでしょうが、自分の場合はそのような作業もほぼないですし、一応キーボード横にマウスを置いておくことでうまく使い分け出来ています。
今回購入したのは英語配列ということもあり、一番右上がDelete(BS)キーではなく「チルダ(~)」であること、独立した矢印キーがなくファンクションキー(Fn)と組み合わせるあたりがまだ慣れきれませんが、矢印キーは一方ではホームポジションをあまり崩さなくて済むというメリットもあるので、とにかく触って慣れるしかない面もありますね。
なるべく初期設定に近いところからカスタマイズしようと思って使い始めましたが、初日にして早くもWindows用、Mac用でそれぞれキー配列を変更してみました。このあたりはまた次回ご紹介してみたいと思います。
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