開発が発表された時点で話題となったのがDyson Zone。こちらは掃除機や空気清浄機、ドライヤーで世界的に有名となったイギリス・ダイソン社の新製品で、浄化された空気を鼻と口に送り続ける非接触型シールドとノイズキャンセリングヘッドホンが一体となった製品となりますが、その話題の製品がついに発売開始となりました。
Dyson Zoneはは、イヤーカップに内蔵された静電気を帯びたフィルターとカーボンフィルターにより、空気中のガス、ウイルス、0.1ミクロンの汚染物質を除去し衛生的な空気を供給するというものですが、2023年現在ではこれを装着して街中に出るのは勇気がいるデザインですね。
カーボンフィルターでは都市のガスや二酸化窒素などを吸収するそうですが、単に埃や微粒子だけであれば高機能マスクで十分なところが悩ましいところ。
歪みを極限まで抑え、高度なノイズキャンセリングも備えたヘッドホン機能も備えていますが、高性能なヘッドホンも出ているので、ヘッドホン機能を目的として購入することもないはず。
自分が購入するとしたら、大気汚染が激しくて原因不明の頭痛になったなんていう経験談も聞く中国や、似たような大気汚染のある国に旅行に行く時に欲しいと思うくらいでしょうか。
怖いもの見たさ的な魅力のあるDyson Zoneですが、日本における販売価格は121,000円から。
7個の付属ツールが付き、シルバーとブルーでカラーリングされたモデルが121,000円。機内用ヘッドホンアダプタやソフトケースなど9個の付属ツールが付き、ブルーとコッパーでカラーリングされたモデルが137,500円となります。
ちなみに、それぞれフェイスカバーが着くので、もしかしたらこの超特徴的な外見がカバーを付けることで、まるで単にマスクを着けてる人のような感じに緩和されるのかと思いきや、口元に吹き出す空気をより鼻・口に届けられるよう、Dyson Zone本体と顔の間に取り付けるためのものでした。
人目を気にしないのであれば、このDyson ZoneとARグラスを被って、別世界に没頭しながら電車通勤したいところですが、自宅最寄駅の相当手前から外さないと近所で噂になってしまいそうで怖いです。
似たようなコンセプトは笑ゥせぇるすまんで見たことがありますが、Dyson社員やインフルエンサーに積極的に被ってもらって、興味がある人が付けやすい環境作りをしてもらいたいですね。
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