皆さんはもう年賀状は出されているでしょうか。徐々に数を絞っているものの、まだ断捨離できていないぷくおです。
年末年始休暇に入ったので年賀状の準備を始めたのですが、困った事態が発生したので備忘録を兼ねて書いておきます。
はがきデザインキット
昔は市販の年賀状作成ソフトを使っていたものの、最近は郵便局が配布しているフリーソフト「はがきデザインキット」を使うことが多くなりました。
メリットは何と言っても毎年、品質の良いテンプレートデザインが多数アップされているということ。
上の画像を見てもらえばわかる通り、シーン(友達とかビジネスとか)や写真フレーム有無、挨拶文の内容などから絞り込みができるのも便利なところ。
不便な点というと、住所管理機能がシンプルで連名が3人まで(なので5人家族は「御家族様」とかにする必要がある)だったり、住所録作成画面が拡大できず狭苦しい画面で操作する必要がある。といった点。
ですが年に一度の年賀状なのでこれで必要十分以上でした。
トラブル発生
2021年の年賀状は2020年に保存したものをベースにさっと作っちゃおう♫ と思って、2020年に保存したファイルを開いてみたものの、裏面のデザインは残っているのに大事な住所録データが全て消えてしまっていました。
調べてみると、はがきデザインキットで保存できるデータは裏面のデザインだけであって、住所録データはその中には含まれていないとのこと。(住所データをCSV形式で書き出すことはできるものの、毎年CSVで書き出しし、使うときに読み込みというのもちょっと面倒)
今まで使っていて、住所録が残っていたはずのMacはデータをバックアップし(たつもりだった)、すでに売り払ってしまっています。手元に残っているのは、毎年の裏面デザインのみ。
ではそもそも表示されている住所録はどこに保存されているか。
Macの場合
Macの場合は次のフォルダの中に保存されています(usernameは自分のユーザーネームが入ります)。
/Users/username/Library/Preferences/designKit.702840F10216893FC3494B731E825B33666733D6.1/Local Store
ユーザーフォルダ内のLibraryフォルダは隠しフォルダになっているので、ショートカットキー「command + shift + .」を押して表示させて辿っていくか、Finderのメニューから「フォルダへ移動」を選んで上記アドレスを入力すればOK。
Windowsの場合
Windowsの場合は次のフォルダの中に保存されています。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\designKit.702840F10216893FC3494B731E825B33666733D6.1\Local Store
「ユーザー名」の部分を変更してから、エクスプローラーのアドレスバーに貼り付けして移動しましょう。
保存ファイル名
このフォルダの中に「yubin10.db」というデータベースファイルが保存されているので、こちらを適宜バックアップしておきましょう。
※Windowsの場合はyubin10.db自体が隠しファイルに設定されているパターンもあります。その際はメニューの表示から「隠しファイル」をチェックして表示しましょう。
住所録データもバックアップ完了
0になってしまった住所録。昨年届いた年賀状をもとに何とか元どおりになりました(過去の履歴は消えてしまいましたが…)。
作った後は早速yubin10.dbをクラウドサービス上にバックアップ。これで来年は何かあっても安心です。
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