長男と行く奈良・大阪旅行。2日目は奈良の変なホテルを出発し一路大阪の海遊館(水族館)へ。その後道頓堀に行き、最後は長男初の飛行機で伊丹空港から羽田空港まで移動となります。
変なホテルから海遊館へ
変なホテル奈良の朝食は1階にある「オテンキパーラー」で提供となります。朝食はグラタントーストまたはフレンチトーストから選べるのですが、今朝はフレンチトーストな気分。添い寝のため朝食がない(300円でサラダ・ドリンク購入可)長男は、あらかじめ大好きなアンパンマンパンを持参しておきました。
歯磨き・身支度を終え、いよいよ海遊館へ向けて出発! 朝から暑い奈良ですが、駅まで近いのは助かります。
近鉄奈良駅から乗車し、途中生駒駅でけいはんな線に乗り換え、計1時間ほどで海遊館最寄りの大阪港駅へ到着。
駅から海遊館までは徒歩10分ほどなのですが、これがまた日差しが暑くて皆日陰を選んで歩いていました。
海遊館
いよいよ初めて入る海遊館。準備編で書いた通り、ぷくおは事前にWebでチケットを購入していたのですが、当日券で入ろうとすると8月最初の土曜日は朝10時の時点で115分待ちとなっていました。
近くには天保山ハーバービレッジや観覧車もあるとはいえ、2時間待ちとなると予定が大きく狂ってしまうこと間違いなし。事前購入は必須ですね。
そんな当日券売り場の先が、事前購入者の入り口。係員にチケットを確認してもらい、コインロッカーで荷物を預けていよいよ水族館を回ります。
海遊館は、まずエスカレーターで最上階に登ってから徐々に下に下っていくというスタイルなのですが、その最上階はまさかのジャングル。
正確には「日本の森」ということで、鮎やブナといった魚だけではなく、コツメカワウソやサギ、オシドリといった鳥たちも生息する日本の森から、徐々に環太平洋をめぐる冒険がスタート。
日本の森、アリューシャン列島と来て、次はアメリカ・モンタレー湾。ここではカリフォルニアアシカやゴマフアザラシがいて、ちょうど昼食タイムということで大賑わい。
ゴマフアザラシはご飯を陸の上で飼育員さんからもらい、食べ終わるとゴロンと横に回ってそのまま海面に落ちるという愛嬌のある仕草でめちゃくちゃ可愛かったです。
続いてアカハナグマのいるパナマ湾、古代魚のようなピラクルやアロワナのいるエクアドル熱帯雨林を過ぎると舞台は南極大陸。
大きなオウサマペンギンや可愛らしいジェンツーペンギン、アデリーペンギンなどが、南極っぽい舞台でのんびり暮らしています。
面白いのは水槽中央上部から雪の塊がパラパラ落ちているところ。その一部分だけは南極のようで、頭上に降りかかる雪の塊を無心で受け止めるペンギンが面白かったです。
さらにオーストラリアとニュージランドの間に位置するタスマン海を再現した水槽ではカマイルカがダイナミックに泳いでいて、続くグレートバリアリーフは2024年9月リニューアルに向けた工事中。
そして舞台はいよいよ太平洋!!
この太平洋水槽は屋内型の水槽では世界で5本の指に入り、最大幅34m、水深9m、水量5,400トンの水槽の中に、2匹のジンベイザメやこれまた大きなイトマキエイやアカシュモクザメをはじめとする多数の海の生き物が泳いでいます。
水族館に入ってからずっと笑顔の長男ですが、この大水槽にも満足した表情を浮かべていました。
ちなみにこの太平洋水槽は上部から螺旋を描くように下がっていくので、混雑する上部は程々にして、中段あたりに移動するのも良さそうでした。
太平洋水槽を螺旋状に下がっていく途中で目にするのは多彩な生き物が育まれている瀬戸内海、そしてマンボウのいる特設水槽、チリの岩礁地帯やニュージーランドのクック海峡、さらに深海の日本海溝などが続きます。が、この日最大の長男の笑顔は大好きなチンアナゴがたくさん生息している水槽。
こちらは螺旋状に下がっていく途中で横にそれる部屋にあり、最初は通り過ぎようとしていたのをチンアナゴの気配を察知した(?)長男が手を引っ張っていったことで見つけた「5F企画展示室のカタチとモヨウぎゅぎゅっとキュート」のもの。
螺旋回廊が終わった後は、クラゲがたくさんいる海月銀河や可愛らしいワモンアザラシのいる北極圏などを通り、盛りだくさんだった海遊館が終了。
3歳児の長男なので展示の説明は読み飛ばしたり、あまり興味のなさそうだったエリアはサッと通り過ぎたりしたのですが、それでも2時間が経過したので、小学生などと一緒であればもっと時間を確保しておくのが良さそうです。
海遊館を堪能した後は道頓堀へと向かいます。つづく。
この日訪れた場所
- 施設名:海遊館
- 住所:大阪市港区海岸通1-1-10
- 電話:06-6576-5501
- ※営業時間・料金は日によって異なるため公式サイトでご確認ください
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