急遽、パリオリンピックへ

7月26日に開会式を迎えたパリオリンピック。普段は2人の子供に合わせた動画でテレビを占有されてしまっていますが、最近は長男が朝5時台に目を覚ますため(涙)、朝だけはニュースを見られる時間が出来ました。

メダルラッシュでかなり盛り上がっているパリオリンピック。今大会は普段とはちょっと違う気持ちでTVを観る心境になっています。

というのも、急遽ぷくおも8月上旬にパリに行くことが決まったから。

都合4回目のパリ訪問となるため、市内の主だった観光スポットは全て訪問済みですが、今回はなんとしても現地でワインを買ってみたいと思っています。以前、海外からワインを購入した際に利用したサイトによると、五大シャトーのワインは円安の今は日本の方が安い模様ですが、きっと現地には日本ではあまり知られていないようなワインもあるはず。

調べてみると、ホテル周辺にもNicolasというチェーン店の酒屋がある模様。ただし営業時間が10時から20時なので、営業中に行けるかどうかが微妙。

仕事なので観光する時間はあまりないのですが、朝夕の仕事のない時間帯に出来る限り旅行気分を味わいたいところです。

フライト

▲ロシア上空を通れないために、日本からヨーロッパはベーリング海峡から北極圏に入り、グリーンランドから南下というルート

現在はロシア上空が飛行できないことから、通常12時間ほどで着くパリも14時間半のフライト。

今まで行ったことのない北極圏やグリーンランド、スコットランドを通ります。また、帰路はロンドンから日本に向かうフライトなのですが、日によっては中東→中国上空を通るルートで、窓からの景色は楽しみではあるもののビジネスクラスを利用できない身としては移動だけでも結構疲れそう。

行きは東から西への移動なのでまだ時差ぼけがきつくないですが、帰りはただでさえ時差ぼけが厳しいうえに長時間フライトになることから、少しでも機内で休めるようにいくつかのトラベルグッズを買い込んでみました。

長距離フライトに向けて買ってみたもの

Gowell 腰サポート

14時間超の長距離フライトですが、フルフラットのビジネスクラス。というわけにはいかないので、少しでも体を楽にするために購入。価格は4,199円。

IFLY 飛行機 フットレスト

長距離フライトで少しでも体を休めるために購入したのが足元におくフットレスト。正直この手のアイテムを使っている人は、旅慣れているというより邪魔なアイテムを持ち込んで。と思わなくも無いですが、実際使うとかなり違うらしいので購入してみました。

なお、日系航空会社は通路に出るときに邪魔にならない席(窓側など)でのみ可能。海外の航空会社ではそもそも禁止というところもあるよう。また、大丈夫だとは思っていても、機内でCAに注意されたらすぐにしまうようにしましょう。

BEAMS DESIGN ネックピロー

先ほどの腰サポーターのメーカーであるGowellとビームスのコラボ商品となるネックピロー。こちらは低反発ウレタンを使用していて、首をしっかりと支えて快適な睡眠が得られる工夫がされているんだとか。

両サイドにはブランケットをホールドできるゴムバンドが配置されているほか、ウレタンの熱籠りを軽減するための空気孔、メッシュカバーとなっています。さらにこのコラボ商品ではショルダーポーチもついていて持ち運びも便利そうなところが気に入りました。

BEAMS DESIGN 低反発ネックピロー (カーキ)

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ベッドバグ

さらに悩ましいのが昨年、フランスと韓国で猛威を振るったというベッドバグ(南京虫/トコジラミ)。

従来の1,000倍もの薬剤耐性を付けたことで駆除が困難になり大発生したということですが、調べれば調べるほどホテルでベッドバグに出くわさないか不安になります。

現地で刺されてしまうと、概ね2日後にかなりのかゆみに襲われるというのも嫌ですが、バッグなどに紛れて家に持ち帰ってしまうと、最悪引っ越しも検討しなければいけないレベルの被害が出るんだとか…

そんなベッドバグは夜行性で、明るいうちはマットレスやカーテン、壁に掛けられた絵等の裏側や、荷物を置く際の荷物台の隙間などに潜んでいて、暗くなると結構な速度で人めがけて移動してくるのだとか。怖いのは、下から上がってくるだけじゃなくて天井からショートカットと言わんばかりに落ちてくるやつもいるのだそう。

色々と調べた結果、次のとおり事前準備、現地での対策、帰宅後の対策を取ることにします。なお、日系航空会社では機内の殺虫に気を使っているらしいのですが、今回は帰路で欧州内の乗り継ぎが発生しますし、万一足元に潜んでいても嫌なので、足元への虫除けスプレーと、床に置く荷物や靴はビニール袋に入れておくといった対策も取ろうと考えています。

対策

  1. 事前準備
    • 虫よけ対策:トコジラミはディートなどの成分を含んだ、蚊よけ対策に使う製品と同じものが対策になる(アース製薬・サラテクト ミスト コールマン60mLやスキンベープ・天使のスキンベープミストなど ※高圧缶スプレーは飛行機不可)。また、衣類防虫剤の「ネオパラエース」も効果的とのこと
    • 噛まれ防止対策:トラベルシーツ(インナーシーツ)、蚊帳
    • 噛まれてしまったら:ムヒアルファEX
  2. 部屋に入って行うこと
    • 荷物や上着は一旦バスルームに置く
    • ベッド回り(特に四隅の裏やシーツの内側)、天井、壁、カーテン、壁掛け絵の裏側等に2mm程度のシミのような汚れが無いか、虫がいないか確認する
      ※明るい時は隙間に潜んでいるため、寝具の上に横になって照明を消し、約30分後に点灯すると見つけやすい
      ※もし痕跡を見つけたときは、写真を撮るなどしたうえでフロントに部屋交換を依頼する(I found bedbugs in my room and I have to change rooms.)
      ※念のため、スーツケースを置くのはステンレス製の荷物台を使用する。ステンレス製でない場合は、大きめのビニール袋に入れて包んでおく
    • トコジラミはベッドの下から這い上がってきたり、天井から体の上に落ちてきたりくるそうです。明かりが苦手なので、就寝時にアイマスクをしたうえで電気をつけっぱなしにするのもおすすめとのこと。
  3. 帰宅後
    • 衣類をすぐに洗濯する。高温に弱いため乾燥機にかけるのが理想的
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