ドウシンシャの透明まる氷(φ60mm)に合うグラスはこれだ!

バーで飲むハードリカーに無くてはならないのが丸氷。ぷくおの行きつけのバー(といっても最近行けていませんが(涙))のマスターが得意としていたのが、アイスピックを使って整形する際に最初から最後までずっと一定のリズムで作ることでした。素人としては難しいのそれ?と思ってしまったけど(おい)、どうしてもリズムを取ってしまうのでタタタッ タタタッといったようになりがちなんだとか。

最初から脱線してしまったけれど、そんなお酒のお供である丸氷、しかも透明な丸氷を簡単に作れるアイテムが多数販売されています。

ぷくおが購入したのはドウシンシャの「大人の透明まる氷」。外側を断熱容器で包むことでゆっくりと水が凍っていくことで、不純物が丸氷の外に押し出されるという仕組み。

ドウシシャ 丸氷 製氷器 大人の透明まる氷 2個 直径6cm

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断熱容器で覆われているため、中途半端な凍らせ方だとデス・スターのような氷ができてしまいます(笑)。説明書では冷凍庫を強モードにして16時間以上凍らせるとのこと。

しっかりと凍らせると、弾力のあるエラストマーでできた容器の中に直径6cmの丸氷が作られています(この写真の氷は水滴?のような模様ができましたが)。

アイスピックでカツカツと冷たい思いをしなくても、こんな丸氷ができれば家呑み用にはバッチリでしょう!

貯水容器の下には、普段だったら角氷のなかに閉じ込められてしまう、不純物の塊である白い氷が詰まっています。

家でウイスキーなどを嗜みたい方にはオススメしたい丸氷製氷機です! とここまでは製氷皿のレビュー。ここから先は、ではこの氷がマッチするグラス探しとなります。

Φ60mmに合うグラスはこれ!

グラスといっても世の中には数え切れないグラスがあるため、当然ですがぷくおの所有している主なグラスで検証です。

今回検証したグラスはこちら。

  • 東屋 コップ2
  • イッタラ カルティオ(ムーミングラス)
  • イッタラ フルッタ
  • イッタラ ウルティマツーレ オールド S
  • イッタラ ウルティマツーレ オールド L
  • スクルーフ ベルマン タンブラー

検証としては、各グラスに70mlほどのお酒を入れた時に一番気分が上がるグラスを探すという単純なもの。ちなみにウイスキーのダブルが約60mlなので、ダブル強といった容量になります。

東屋 コップ2

一番手は東屋のコップ2。コップ2は底に向けて絞られている形状となっていて、最上段はさらに一回り大きくなっています。

そのため、60mmの氷では氷が余計に小さく感じられてしまうのがネック。さらに、花のような可愛らしい形状なのも、度数の強いアルコールが放つ力強さとは合わないように感じました。

iittala  Kartio(カルティオ)

人気のイッタラ カルティオ。ぷくおが持っているのはカルティオをベースにしたムーミングラスなので、可愛い絵柄が目に入ってしまいますが、それには目を瞑って検証です。

カルティオも、コップ2と同じく底から上部に向かって広がっていく形状ですが、シンプルな形状であること、上部だけ広がっているということがないので、コップ2よりは似合っている気がします。

上から見たときは、グラス底の厚い部分からくる光の屈折や、氷の縁の光の屈折などが組み合わさって波紋のよう。すごい似合っているとは思えませんが、下部がすぼまっているので少量でもたくさん飲んでいるように感じられるのはいいですね。

今回のグラスは透明ですが、色付きのカルティオであれば結構格好いいかもしれません。

iittala Frutta

可愛い果物柄が描かれたイッタラのフルッタ。直径75mm(飲み口は70mm)なので60mmの氷とちょうど良い気がします。問題?はやはり柄が可愛らしすぎるところでしょうか。

とはいえ、マウスブローで作られたフルッタは薄く軽量なのも、お酒を呑む時にちょっといいグラスを使っている感があって好ましく感じました(※厚さは個体ごとに異なります)。

フルッタもカルティオ同様様々な色が販売されている(2021年4月現在、クリア、ペールピンク、アメジスト、グリーン、レモン)ので、好みに合わせて購入できるのもいいですね。

iittala Ultima Thule オールドS

イッタラ史上、最も人気のあるガラス食器とも言われる、北欧の寒さが閉じ込められたようなガラス食器シリーズのUltima Thule(ウルティマツーレ)。そのタンブラーであるオールドにはSとLの2サイズがあります。

まずは暗いレインカラーのSサイズから。Sサイズは直径72mm、容量200mlとなっています。やはり直径60mmの丸氷には力不足。少ない量でも多く入っているように見えるのは良いものの、どうしても窮屈な感じがしてしまいます。

レインだと室内では漆黒のような感じ。夏の暑い日にアウトドアで使えばもっと綺麗なのかもしれないですね。

iittala Ultima Thule オールドL

続いて試したのが同じくウルティマツーレ オールドのL。

ウイスキーを入れてみたところ、ウイスキーの色合いがまるで氷に差し込む夕日のような美しさで、これぞベストマッチ!と思える組み合わせ。

オールドファッションは直径80mmなので、ドウシンシャの氷に比べると大きくてマッチしないかな?と思いきや、上から覗いた時に底部にきらめくガラスの美しさが程よく見えるのがたまりません。グラスの形状もテーパー形状になっていないのも良いのかも。

60mmの丸氷とのペアであれば、断然SよりLですね!

SKRUF Bellman タンブラー

ぷくおの宝物の一つである、今となっては購入がかなり難しいインゲヤード・ローマンさんがデザインしたスクルーフのベルマン タンブラー。

シンプル極まりない形状の中に、ガラスの揺らめきや口元の形状の優しさなどにその特徴があります。が、70ml程度のお酒+丸氷ではちょっと寂しい感じがします。

上から見た印象としてもちょっとミスマッチな感じがしますね。ベルマン グラスにはやはりソフトドリンク。ハードリカーには、こちらももはや購入できないですが「ウイスキー(約φ77φH68mm)」が似合うのでしょう。

Bellmanは買えませんが、こちらもシンプルで使いやすそう。

結論

見てもらえば皆さんも同意してもらえると思いますが、ダントツでウルティマツーレのオールドLでした! 次点はフルッタ。度数が強いアルコールで、あまり飲めないけど貧素な感じに見えないように。といった場合はカルティオという結論になりました。

こんなグラスもいいよ!というのがありましたら是非コメント欄で教えてください!

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