掃除機の理想形はクイックルワイパー? ダイソンからも浮いているかのように軽快なコードレスクリーナーが登場

Dysonから浮いているように軽快で自由自在な操作性を持つ新型コードレスクリーナー「Dyson Omni-glide」が発表され、2021年4月7日より発売されることになりました。

主な特徴

ダブルフラフィローラー

ダイソンのクリーナーというと、大きなゴミから微細なホコリまで吸い取るモーター駆動のフラフィローラーが特徴的ですが、今回のOmni-glideは2つの逆回転するフラフィローラーが搭載されているのが大きな特徴。これによって押しても引いてもゴミを確実の吸い取ることが可能に。

360°回転可能

ヘッド部の下には360°回転する4つのキャスターホイールが配されているため、全方向へ滑るように操作可能となっています。

家具の下も楽々

クリーナーは180°フラットに寝かせることができるため、家具の下などもスムーズに出し入れ可能です(手前方向のみ)。

トリガーボタンの廃止

地味に大きな変更がボタン式スイッチを採用したこと。今までのクリーナーは、トリガー式のスイッチを押している時のみONとなっていました。握力の弱い人(ぷくお妻のような)が操作する場合、少ない握力がトリガーを引く動作に使われてしまうため、クリーナーの重さを指だけで支えきれず親指〜人差し指の間の部分で支えるため痛くなってしまうんだとか。

もちろんトリガー式であればこまめなON/OFFでより長い間バッテリーが持つのでしょうが、痛くなるのは辛いので改良されたポイントだと思います(※Dyson Microからすでに採用されていました)。

その他特徴

ダイソンのコードレスクリーナーで特徴的な小型の軽量モーターによる強力な吸引力により、微細なゴミやホコリを取り除くだけでなく、全体で5段階にわたるゴミを捕集する設計で0.3ミクロンもの微粒な粒子を99.99%捉え、部屋の空気よりもきれいな空気を排出するんだとか。

他にもノズルを切り替えてスティッククリーナー、布団クリーナー、ハンディークリーナーとして使用できたり、ゴミやホコリに触れずにクリアビンに溜まったゴミを捨てられるあたりは従来通り。

スペック

  • 商品名:Dyson Omni-glide™
  • バリエーション:Complete+、Completeの2種類(カラーリングと付属品でLED隙間ノズルの有無)
  • 本体質量:1.90kg
  • サイズ:高さ132mm 奥行き1,077mm 幅208mm
  • 使用時間:最長20分
  • 充電時間:3.5時間
  • 付属品
    • Complete+:オムニディレクショナルフラフィクリーナーヘッド、ミニ モーターヘッド、コンビネーション隙間ノズル、卓上ツール、LED隙間ノズル、収納用ブラケット、専用充電ドッグ
    • Complete:オムニディレクショナルフラフィクリーナーヘッド、ミニ モーターヘッド、コンビネーション隙間ノズル、卓上ツール、収納用ブラケット、専用充電ドッグ
  • 価格
    • Complete+:69,300円(税込)
    • Complete:64,900円(税込)
  • 備考:交換用バッテリー&充電器は13,200円(税込)

ぷくおの感想

浮いているように軽快で自由自在な操作性。というと思い浮かぶのが昨年末にバルミューダから発売された「BALMUDA The Cleaner」。

BALMUDAから、かけやすさを極めた掃除機「BALMUDA The Cleaner」が登場

Dysonが日本企業の製品をコピー!?と思いきや、ダイソンのOmni-glideは韓国ですでに2020年7月から発売されていて、中国でも展開されていたんだとか。となると、たまたま掛け心地を研究していった結果、似たような構造になっていったんですね。

両モデルの比較

 Dyson Omni-glideBALMUDA The Cleaner
質量1.90kg約3.1kg
運転時間クリーナーヘッド使用時
・エコモード約18分
・強モード約5分
非モーター駆動ツール使用時
・エコモード約20分
・強モード約5分
標準モード :30分
強モード :10分
価格64,800円〜59,400円

値段の差は約5千円。重さは1kg以上ダイソンが軽い反面、バッテリーの持ちはバルミューダの勝ち(重いですし)。あとは使い勝手ですが、カタログを読む限り、ゴミ捨ての容易さと清潔感、排出される空気のきれいさでダイソンかなと感じました。皆さんは買うならどちらでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です