猛暑のパリからチーズとバターを日本に持ち帰り成功!

フランスといえば農業大国。実際、日本からパリに向かう便が到着するシャルル・ド・ゴール空港の周辺も見渡すばかりの畑。

そんなフランスは、日本よりもはるかに安くバターが手に入ったり、チーズを熟成させる国家資格があったり、これらに関する環境が日本とは大きく異なります。

せっかくのパリ出張。絶対にチーズとバターを買って帰ろう!と思って、薄手のアルミ蒸着されたクーラーバッグを2つと、ホテルの冷蔵庫で冷凍できたらいいなと思ってケーキに付いていそうな小さめの保冷剤を複数個持って行ったのでした。

残念ながら、宿泊したメルキュールホテルの冷蔵庫は冷凍室がなく、そもそも庫内温度もぬるくて使い物にならず。近くのスーパーを探したところ、板状の氷こそなかったものの、2kgほどのロックアイスを発見! 最終日の朝にチーズ等のお土産と共に買うプランを立てたのでした。

購入したチーズとバター

チーズ

さて、こちらが購入してきたチーズ。左のLE RUSTIQUEはカマンベールチーズ。右2つはセル=シュール=シェールというチーズになります。

チーズ自体は日本でも多くのチーズが輸入されたり作られたりしているので、昔食べて感銘を受けた、山羊の乳で作られたセル=シュール=シェール(Selles-sur-Cher)を絶対に買いたいと思っていました。

というのも、このセル=シュール=シェールは、Amazonで買うと送料込みだと3千円以上。美味しい記憶はあったけれど、ちょっと買いにくい値段なので現地でぜひ買ってみたいと思っていたのでした。

現地で買ったのは、自社ブランド製品から高級製品まで取り揃えられているというMonoprix(モノプリ)というスーパーマーケット。

このセル=シュール=シェールはモノプリで約5.29€。日本円で900円弱と破格の値段でしたので、思わず2つカートに入れてしまいました。

もう一つのカマンベールチーズはなんとなくパッケージで選んだのですが、日本のサイトによると次のとおり高品質なチーズだったようでラッキーでした。

ル・ルスティックカマンベール
ル・ルスティックカマンベールは1975年にジャン・ヴェリエ氏によって開発された、ル・ルスティックブランド第一号のチーズです。本場無殺菌乳のカマンベールチーズを熟知したジャン・ヴェリエ氏は、伝統的な技術をもとに、ノルマンディー産の生乳を使い、本格的な風味とクリーミーな味わいが特徴のオリジナルレシピを完成させました。独特な風味、口の中で溶けるような食感を作りだしています。オリジナルの秘密のレシピは40年経った今日も大事に守られています。

1977年以降現在も高品質カマンベールチーズとして、フランスのトップクラスのシェアを持つカマンベールチーズの代表格となりました。
現在、CF&R社のノルマンディーの工場で製造されています。

こちらのカマンベールチーズは2.79€。日本円で460円程度ですが、成城石井だと1,700円程度。輸入となるといかに高くなるかが分かりますね….

ルスティック カマンベール230g

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バター

そして、チーズ以上にやってしまったのがバター。スーパーのバターコーナーの前で、フランスの有名なバターを検索したのですが、エシレバターと岩塩が練り込まれたバター以外は見つけることができなかったので、エシレバターと岩塩のバター。そしてちょっと気になったバターを買ってみたのですが、ついつい100gではなく250gのサイズ。さらにエシレと岩塩を2つずつの計5つ。バターだけで1,250gもの重さになってしまったのでした。

そんなエシレバターは4.55€。写真右の岩塩バターは3.29€。日本だとエシレバターが3,400円。岩塩バターは2,400円程度。また、写真上のLe Gallのバターは、有数の酪農地帯として有名なブルターニュ地方の原料乳のみを使用し、厳選された酵素を生クリームの段階から入れゆっくり熟成をおこなう「前発酵製法」といった「ルガール」ならではの伝統的な製法で作られていて、日本だと2,400円程度で販売されていました。

持って帰ってきた状況と結果

残念なことに、持ち帰ることになった当日はパリの最高気温が36℃にもなる猛暑で、フライトは16時20分のパリ→ロンドン。そしてロンドンで3時間の乗り継ぎを経て14時間のフライトで羽田へ。

羽田に着くのはこれまた猛暑の夕方で、自宅へは羽田からさらに1時間半かかることを考えると、冷蔵商品には最悪の環境。

モノプリでチーズとバターを買った後、他のスーパーで氷を買い、保冷袋の中にチーズとバターを入れ、その保冷袋と氷をさらに大きな保冷袋に入れてスーツケースの下の方に詰め込んだのでした。

そして、ホテルを出発して約25時間後。

自宅最寄駅に着く直前に目にしたのは、スーツケースから滴り落ちる水滴。。。

なんと、ロックアイスの氷がなんかの拍子に破けてしまったのでした。。。

帰宅後、玄関先でスーツケースを開くと、保冷袋周辺のスーツを含む服やタオルがびしょ濡れ。

しかしながら、バターはしっかりと冷えていて、無事25時間の旅路を乗り切ったのでした。

少ない時間で慌ててパッキングをしていたので忘れていましたが、海外製の袋は脆いものも多いので、氷を買ったら必ずジップロックに氷を入れておくのが良さそうです。

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