6月にしては珍しいコースで日本に近づいてきた台風2号。
運悪く、台風の影響が強まる中で高知まで日帰りで行く予定が入っていました。
当日朝3時頃の予報がこちら。風速こそ弱めなものの、1時間あたり降水量が25mmなどなかなかの雨量となっています。
今回は朝7時半過ぎのJALで高知に向かい、9時に高知着。用事を済ませて午後3時のジェットスターで成田に戻り、午後4時半過ぎに着陸。電車を乗り継いで午後5時半過ぎに帰宅。という予定。
まず悩むのが羽田空港への行き方。明け方であれば高速バスを使うのが最速なのですが、先月末から首都高の羽田近くにある橋を付け替えしていること。またそもそも雨のため渋滞が懸念されます。
羽田空港→高知空港
そのような事を考慮した結果、時間は余計にかかりますが電車で行くことに。羽田空港の駅に着いたのが7:05。それから急いでお土産を購入して搭乗口に向かい、最後にトイレに寄ってすぐ搭乗。
台風の影響で引き返す可能性がある。という条件付きのフライトでドキドキしますが、高知近くになるまではたまに揺れるぐらいで、視界が雲一色以外は普通のフライトでした。
着陸に向け高度を落としはじめてから台風を実感。久しぶりに体感するふわっと体が浮くような強めの乱高下がしばらく続いたあと、着陸体制に入ったというアナウンスが流れた後もずっと飛行が続きます。
着陸体制に入ってからは機内WiFiも機内モニターもサービス終了となり、窓は相変わらず乳白色で何も見えないため、今の状況が全くわかりません。
とにかく羽田に引き返すことだけはやめてくれ…と願っていると、再度着陸体制に入ると言うアナウンスが入り、しばらくして再度ギアダウンの音などが聞こえ、着陸ギリギリになって地上が見える条件の中、無事に高知空港に着陸。
20分遅れて到着したため、接続する市内行きの高速バスも遅れ、大雨の中高知駅へ。
用事を済ませ、地元の人おすすめの「JAファーマーズマーケット とさのさと」でしらす丼と鰹のたたきをいただきます。
お昼ご飯は美味しいのですが、既に時間は午後1時過ぎ。どうしても帰りの高速バスが気になってきます。
元々乗ろうと思ってた高知駅のバス停は午後1時50分発。とさのさとの最寄りバス停はそれよりも後の時間帯となりますが、あまり猶予があるわけでもありません。
結局ファーマーズマーケット内は見ることもできずバス停へ移動。午後2時5分に少し遅れてバスが登場。本来であれば2時にバス停を出発して空港には15分で到着するらしいのですが、着いたのは午後2時25分。
ジェットスターからは、午後2時30分までにチェックイン。35分には搭乗ゲートに来るよう案内が来ていたので、バスの中でオンラインチェックインを済ませ、バスを降りたらダッシュでお土産を購入。そのまま保安検査を抜けてなんとか30分過ぎには搭乗ゲートに到着しました。
これだけ急いでたのに、前回の松山の時のように機材遅れの影響で出発が遅れたら元も子もないな。なんて思ってたら定刻通りの出発。やるなジェットスター。
離陸後は順調に高度をあげ、往路よりも高い高度まで達したことで少しだけ青空も拝めました。
ところが、成田に近づくにつれて機体の揺れは強くなり、成田着時はタッチダウン寸前まで上下左右に揺られるありまさま。
快適なフライトとは言い難かったものの、定刻より少し早い午後4時26分に着陸し、すぐにターミナルに着くことができました。
最後は電車が少しだけ遅れたものの、予定時刻+3分という、台風の影響下での移動にしてはいい結果で帰宅することができました。
悪天候では成田と羽田のどちらにすべきか問題
ちなみに、当初搭乗を考えていた午後3時55分発の高知発羽田行きのフライトは、まず伊豆半島付近で時間調整が入り、さらに房総半島でも少し時間調整のため蛇行をして、最終的にはほぼ1時間遅れとなっていましたし、他の便も時間調整が入ったりゴーアラウンドがかかるなどかなり大変だった模様。
最近は成田空港の便数が減っているのもあってか、気象が悪い時は成田発着の方が安定している気がします。
問題は国内線はLCCが大多数のため本当に欠航になってしまった時の補償がほぼないと言うことでしょうか。
とにかく過密な空の運行を司る航空管制官は本当にすごいと思います。そんな裏方の航空管制官や、安全なフライトをしていたたいたパイロットをはじめとする航空会社・空港スタッフには感謝しきりの1日でした。
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