SONYより、より高音質に。より静寂に。より小さくなった、完全ワイヤレスヘッドホン『WF-1000XM5』が発表されました!

ぷくおも毎日の通勤で活用しているSONYのノイズキャンセリング完全ワイヤレスヘッドホンに、5世代目となる『WF-1000XM5』が発表されました。

現在のモデルでも音質やノイズキャンセリングに定評がありましたが、新製品でもさらに磨きをかけ、その上で小型化を果たすSONYらしい製品となりました。

主な特徴

完全ワイヤレス型として世界最高のノイズキャンセリング性能を実現

「統合プロセッサーV2」と「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」の2つの新たなプロセッサーを組み合わせたデュアルプロセッサー構成により、環境に合わせてノイズキャンセリング性能を最適化。

また、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」により、複数のマイクの正確な制御が可能になり、フィードフォワードマイクに加えて2つのフィードバックマイクを搭載することで、低音域のノイズキャンセリング性能が向上しています。

さらに、低音域の再生能力が向上した新開発のドライバーユニットによって、高精度に逆位相波を生成してノイズを相殺し、高音域のノイズを低減するイヤーピースには新たにSSサイズも加わり、より幅広い方に適応しています。

新開発のドライバーユニット

直径8.4mmドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」も独自開発。

従来機種よりドライバーの口径サイズを拡大し、ドーム部とエッジ部で異なる素材を組み合わせた振動板を搭載しており、豊かに響く低音域から伸びのある高音域まで広帯域を再生できる様になったとのこと。

さらに、前述のプロセッサーと組み合わせることで、24bitの信号処理と高品質なアナログ変換を可能にし、歪みの少ないクリアな音質を実現。

また、従来のBluetooth接続の最大約3倍の情報量を伝送できる高音質コーデックLDACに対応したほか、高音質技術DSEE Extreme™もAI技術を活用するように進化しています。

AI技術とノイズ低減設計による高品質な通話性能とマルチポイント接続による高い利便性

装着者の声と環境ノイズを分離する高精度ボイスピックアップテクノロジーにもAIによる機械学習がされていたり、通話用のマイク周辺の構造を最適化することで風ノイズを低減しているそう。

現行モデルでも途中のバージョンアップで可能になったマルチポイント接続にももちろん対応。ただ接続可能台数については現行同様2台までとなっています。

快適で安定した装着性を実現する曲線形状の小型軽量デザイン

本体を耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」により、耳の内側にフィットする曲線形状を採用。

さらに、新ドライバーユニットの薄型化、SiP(半導体の小型モジュール化)の採用などによってヘッドホン本体の体積を従来機種より約25%小型化。

重量では片耳あたりの装着部が7.3gが5.9に減少することで、快適な装着性を実現しています。

感想

順当なバージョンアップとなったWF-1000XM5。

WF-1000XM4で感じる本体サイズの大きさが減少し、屋外で利用している時に気になる風切り音も減少。そして、今以上に電車や飛行機に乗った時のノイズ除去力が増しているのは魅力的ですね。もちろん高音質になったのも魅力的ですが、それは現行モデルでもかなり良いので直接比較しなければ分からなそう(笑)

反面、高音質に繋がるLDACをiPhoneで使うには対応する外部レシーバーを使用する必要があるのでまず利用しないこと、マルチポイント接続が2台止まりのままであったこと、価格が42,000円前後と、現行モデルの登場時価格(33,000円前後)より1万円近く高くなってしまったのは、仕方ないのでしょうが残念。

これから購入する方は現行モデルと新型モデルを聴き比べてからでも遅くなさそうですね。

そんな魅力と残念なポイントが残るWF-1000XM5は本日より各ソニーストアで展示・先行体験が可能で、発売日は2023年9月1日を予定しているそうです。

主な仕様

ヘッドホン部(その他)
電源Li-ion
充電方法USB充電 / ワイヤレス充電 (ケース使用)
電池持続時間(連続音声再生時間)最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ)
電池持続時間(連続通話時間)最大6時間 (NCオン) / 最大7時間 (NCオフ)
Bluetooth
通信方式Bluetooth標準規格 Ver.5.3
出力Bluetooth標準規格 Power Class 1
最大通信距離10 m
使用周波数帯域2.4 GHz帯 (2.4000 GHz – 2.4835 GHz)
対応BluetoothプロファイルA2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP
対応コーデックSBC, AAC, LDAC, LC3
対応コンテンツ保護SCMS-T
伝送帯域(A2DP)20 Hz – 20,000 Hz (44.1 kHz sampling), 20 Hz – 40,000 Hz (LDAC 96 kHz sampling 990 kbps)

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