”火を囲み、家族や仲間たちと語り合う、“焚火”はキャンプに不可欠なコミュニケションツールです。そんな“焚火体験”を真冬でも幕内で楽しむことができる、スノーピーク史上初となる薪ストーブが付属した完全二重構造シェルター「リゲル Pro. ストーブプラス」が誕生しました。”
という一文からプレスリリース場で紹介が始まったのがスノーピーク史上初となる薪ストーブを付属した二重構造シェルター「リゲルPro. ストーブプラス」。
本体は設営しやすく風に強いフレームワークに加え、既存のPro.ラインとは異なる、より薄く丈夫なポリエステルのリップストック生地を採用しています。さらに綿を混紡した火の粉に強いTCフルフライシートを上から重ねる二重構造で、外気温の影響を受けにくく、空気の循環を促進させる仕様となっています。また本体とフルフライシートはそれぞれ4か所に大型のベンチレーションを備え、換気機能にも優れているというこだわりのシェルターに、さらに専用の4面ガラス窓を備えるストーブも加わり、期待が高まるリゲルPro.。
早速公開された特設サイトを見て、その値段に腰が抜けてしまったぷくおですが、値段は最後にしてリゲルPro.の特徴からご紹介。
リゲル Pro. ストーブプラスの特徴
特徴その1 安心のセット
シェルター内での焚き火は火事や一酸化炭素中毒といった危険と隣り合わせですが、リゲル Pro.ストーブプラスには麺を混紡した火の粉に強いTCフルフライシート、専用のリゲルストーブ、一酸化炭素チェッカーがセットになっていて、初めて購入される方でも安心してスタートすることが可能。もちろん本体とフルフライシートにはそれぞれ4カ所にベンチレーションを備える設計が施されているため、換気もしっかりと行うことが可能となっています。
特徴その2 焚き火のように囲める広い空間
グループでも窮屈さを感じない、スノーピークのシェルターでは最大クラスのサイジング。ストーブを中央に配置することで、360度どの角度からも暖を取りながら炎を眺めることができます。
特徴その3 室内で煙突を固定可能
「リゲルストーブ」の煙突は、室内に配された4本のベルトで固定する設計。適切なテンションをかけることで倒れにくくなるうえ、煙突と幕の間の隙間がなくなり、雨の侵入を軽減します。またシェルターの外側には煙突を固定するロープがないので、誤って足を引っかける心配がありません。
通常のシェルター/テントですと、煙突を固定するためにテントの外に倒壊防止のためのロープが必要となりますが、シェルターのフレームと一体化して固定できるのはリゲル Pro. ストーブプラスならではですね。
特徴その4 セットの専用薪ストーブがおしゃれ
焚火を囲む感覚を追求して生み出されたのが「リゲル Pro. ストーブプラス」専用薪ストーブ。
ガラス窓を4面に備え、美しい炎をどの角度からも眺めることができるほか、両サイドに扉を設け、焚火と同じように複数人で薪をくべやすいのも特長。
内部の2か所に二次燃焼パネルを有した高火力でありながら、安全性には十分に配慮し、火の粉が飛散しにくい設計となっています。また、テーブルがあることで不用意にストーブ本体と接触するリスクも軽減されています。
しかも、テーブルの脚部にはアジャスターも備わっているので、不整地でもぐらつきにくく安心して使用することができるようになっていたり、不用意に足がテーブル下に入って火傷することがないよう脚の構造はX字になっているなど細かいところまで配慮が行き届いています。
はっきりいってこのストーブ&テーブルだけでも欲しい!のですが、残念ながら単体販売はないとのこと。
特徴その5 シェルターとしての基本性能もバッチリ
実績のあるロングセラーシェルター「リビングシェル」のフレームワークをベースに、フレームをさらに太くした構造を採用していルため、風に強く、頑丈で、建てやすいのが特徴。
シェルターは前述の通り、本体とTCフルフライシートの完全二重構造によって、室内の温度を保ちながら中の空気がしっかりと循環する仕組みになっており、循環によってストーブ周辺の暖かな空気が空間に行き渡たり、室内のすみずみまで暖まります。
また、シェルターにはメッシュ窓が多く通気性に優れているほか、本体上部を覆い、雨や日光の影響を軽減するシールドルーフも装備されているため、1年を通して快適に使用することが可能となっています。
そんなリゲルPro.には大人4人を収容可能なインナールームを備えています。インナールームには小物収納に便利なポケットを複数備えているほか、電気毛布などを利用するときに備え電源コードを引き込めるファスナーも備わっています。
肝心のお値段は
ここまでで読んでいただいた方の多くが、1年中快適に使用できるなら欲しい!と思ったのではないでしょうか。
では肝心のお値段ですが、、、
1,485,000円(税込)
となります!!!
高品質なシェルター&ストーブですが、なかなか手が出せないお値段でした。ちなみに、TCフルフライシート、リゲルストーブが付属しないリゲル Pro.単体モデルもありますが、こちらですら605,000円(税込)となかなかのお値段。
お金に糸目はつけないからとにかく1年中快適で、高品質なシェルターが欲しい!という方は迷わず購入して良いかと思います(あとは保管と移動の際のスペースの確認だけはお忘れなく)。買える人が羨ましいです!
なお、発売日は2023年11月25日(土)からですが、リゲル Pro. ストーブプラス」は、スノーピーク正規取扱店のみ(オンラインストアは取扱無し)。シェルター単体製品の「リゲル Pro.」は全国のスノーピーク製品の取扱店および、オンラインストアにて販売とのことですのでご注意ください。
スペック
- セット内容
- シェルター
シェルター本体、TCフルフライシート、リッジポール×2、Aフレーム①×2、Aフレーム②×4、Cフレーム×2、テントフレーム×2、インナーリッジポール×2、アップライトポール×2、シールドルーフ、インナールーム、インナーマット、グランドシート、自在付ロープ(3m×10、3.5m×4、二又用7m×2)、フライシートキャリーバッグ、フレームキャリーバッグ、TCフルフライシートキャリーバッグ、マットシートキャリーバッグ、ペグケースリゲルストーブ
ストーブ本体、ストーブベーススタンド、ストーブブリッジA×2/B×2、テーブルトップ×4、ハンドル×2、灰かき、窓ガラス(大)x2、窓ガラス(小)×2、煙突セット、煙突固定ベルト×4、遮熱シート、ストーブ収納ケース、ストーブベースフレーム収納ケース、テーブルトップ収納ケース、煙突収納ケース一酸化炭素チェッカー
一酸化炭素チェッカー本体×2、ハンギングベルト×2、単四型アルカリ乾電池×4 - 材質
- シェルター
本体/75Dシリコンポリエステルリップストップ、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧1,500mmミニマム、シールドルーフ/75Dシリコンポリエステルリップストップ、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧1,500mmミニマム、フレーム/A6061、TCフルフライシート/ポリエステルコットン混紡生地(ポリエステル約65%、コットン約35%)、インナールーム/20Dポリエステルミニリップストップ(ウォール)40Dナイロンリップストップ、PUコーティング耐水圧1,500mmミニマム(ボトム)、フレーム/A6061、インナーマット/68DポリエステルタフタPUコーティング(表生地)、PVC(裏生地)、ポリエチレン(中芯)、グランドシート/210DポリエステルオックスPUコーティング耐水圧2,000mmリゲルストーブ
ストーブ本体/ステンレス、ストーブベーススタンド/ステンレス、ストーブブリッジ/ステンレス、テーブルトップ/ステンレス、ハンドル/ステンレス、灰かき/ステンレス、窓ガラス/耐熱ガラス、煙突/ステンレス、煙突固定ベルト/ナイロン、綿、ステンレス、遮熱シート/ポリエステル(シリコーンコーティング)、ストーブ収納ケース/PVC、ポリエチレン、ストーブベースフレーム収納ケース/PVC、ポリエチレン、テーブルトップ収納ケース/PVC、ポリエチレン、煙突収納ケース/PVC、ポリエチレン一酸化炭素チェッカー
本体/ABS樹脂、レンズカバー/PMMA樹脂、ハンギングベルト/ナイロン - 収納ケースサイズ
- シェルター
シェルター本体収納ケース/88×34×39(h)cm、フレーム収納ケース/75×19×24(h)cm、マット・シート収納ケース/83×68×9(h)cm、TCフルフライシート収納ケース/77×26×30(h)cmリゲルストーブ
ストーブ収納ケース/72×47×64(h)cm、ストーブベース収納ケース/92×32×17(h)cm、テーブルトップ収納ケース/122×33×13(h)cm、煙突収納ケース/148×50×20(h)cm、一酸化炭素チェッカー(一つあたり)/Φ82×60(h)mm - 重量
- シェルター
シェルター本体・フレーム一式/30kg、マットシートセット/5.4kg、TCフルフライシート/13.4kgリゲルストーブ
ストーブ本体(収納ケースを含む)/42kg、ストーブベース(収納ケースを含む)/19kg、テーブルトップ一式(収納ケースを含む)/19kg、煙突(収納ケースを含む)/10.5kg一酸化炭素チェッカー
本体(一つあたり)/105g(電池を除く) - 価格
- リゲル Pro. ストーブプラス:1,485,000円(税込)
- リゲル Pro. 単体:605,000円(税込)
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